2009年12月31日木曜日

British accent


最近、Podcastのレパートリーを増やそうと思って、BBC Global NewsというBBCのラジオニュースのサマリ版を聞くようになった。だけどBritish accentってやっぱり聞き取りずらい、、

あのスタッカートのような喋り方がどうにもなじめない。2006年~2007年にかけて上司と同僚にイギリス人、スペイン人、アメリカ人、インド人、オランダ人などなどがいて、色んなアクセントの英語を聞いたけど、その時もイギリス英語が一番苦手だった。。
世間的にはインド人の英語が聞き取りずらいとか言われるけど、それは単に彼らが早口なだけで、単語1つ1つの拾い易さは断然インド人の方が上でした。
そして、今はフランス人と仕事しているけど、彼らのアクセントは気にならない。
アメリカ英語は、僕の英語教材がアメリカ英語なので言うに及ばず、聞き取りやすい。

ということでイギリス英語は僕にとっては最も苦手とするアクセントなのです。

このPodcastも繰り返し聞いてBritish accentにもなれることが出来ればいいのですが。

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

1つ前のポストで書いた通り寂しく年越しそばを頂きました。

密かに期待していた四日市からの年越し電話はかかってくることはありませんでしたが(このブログを妻が見ているは承知であえて書きますが、、)、そんな寂しさを吹き飛ばすくらい手作りの蕎麦つゆは絶品でしたよ!!(泣)

とろろも、納豆も、長ネギも、刻みのりも薬味にしちゃったもんね!!

ふぅ、、

明日は祖父の墓参りに行ってきます。寒いだろうな、、

1年の目標はまた後ほど。
本年も宜しくお願いします。

Windows7にアップグレードと年越そば

最近、家のPC(Dell XPS M1330)の調子が悪く、たまにOSが予期せぬエラーに遭遇していた。前にVistaのデスクトップをMac OS風にしてみるという愚行をした時に、エクスプローラのウィンドウの表示がおかしくなる(進む、戻るの矢印画像の周りが黒く縁取られる等)ことはあったが、システムの復元できれいさっぱり元に戻してからはおかしいところはなかったし、その後レジストリをいじるようなことはやっていないので原因は分からずじまい。ただ何となくWindowsに何か不具合がありそうなことは確かなので、この際Windows7にアップグレードしちゃおうか、と妻に提案し、承諾を得(たと記憶してますが)、先日Amazonでアップグレード版を購入しました。そして昨日時間があったので夜なべしてアップグレードしちゃいました。
アップグレードなんて余裕綽々と思っていたら、いきなりBIOSのバージョンが古いというエラーメッセージが。若干右往左往してDellのサポートセンターに問い合わせ、最新バージョンのパッチ当てについて教えて貰い、何とかクリア。オペレータが何度も「BIOSバージョンを最新化して、万が一PCが起動しない等の問題が発生した場合は、保証期間が切れているので自己負担になりますよ。」ということを念押しされた。BIOSのバージョンはWindows UpdateのようなOSパッチとは異なり、必ずしも最新化しなければならないものではなく、Dellでユーザーに対して最新化を誘導するようなことは一切していないらしい。だから万が一のための責任回避のつもりなのだろうが、ちょっとくどかった。
これでアップグレードも余裕、と思っていたら今度はドライバの互換性の問題がATAのドライバに見つかったということ。昔、そのまた昔、前の会社の新入社員研修で、ATAだ、Ultra-ATAだ、SCSIとかUSBとかの接続形式について勉強し、実際にPCを組み立てる時に一応そこらへんの知識を念頭に置きながら実施したので、何となく覚えてはいたが、自分のPCの内部構造がどうなっているかなどは与り知らず、先ほどDellに電話した時にはWindows 7へのアップグレードに関してはMSに対して本来は問い合わせるべき、といった主旨のことを何度も言われていたので、Dellに電話してもどうせ駄目だろうと思って、これまた困った事態にぶち当たる。
こういう時はGoogleに頼るしかないので、検索してみたら、同じ問題にぶち当たった人はそこそこいたらしく、いくつか検索結果が出てきた。でも困ったのが意見が二通りに分かれていたこと。ある人は、そんなの無視しちゃいなさい、と言えば、ある人は基本的にはやらないほうがいい、という。ただ、前者の方が多そうだったので、必要なファイルを外付けのHDにバックアップして、続行してみた。

以後は特に問題もなくアップグレードプロセスが自動で流れていき、約2時間くらいでVistaがWindows7にアップグレード完了。Vista時代にIEを起動すると起こっていた不具合などは解消されているようだし、懸念していたiTunesも動いているみたいなので、とりあえず正常終了したみたい。ただ、DaemonツールがWindows 7で動かないという問題があることが後から判明。イメージファイルで残しておいたBarron'sのTOEFLシュミレータを使おうとしたらDaemonがいつもあるはずのタスクトレイに見当たらず、Windows7に対応しているという最新版のDaemonツールをダウンロードしてインストールしてみたが、どうやら前述のドライバのところですっ飛ばした大容量記憶域関連で問題が発生しているらしいということろまでは判明。解決策はレジストリの書き換えらしいのだが、せっかくOS関連エラーがなくなったのに、自分から墓穴掘るようなことはしたくないと思って、Daemonツールのインストールは諦めました。Windows 7に本当に対応しているバージョンが登場することを願ってやみません。

OS系のエラーが解消された以外はWindows 7にアップグレードしたメリットってあんまり感じられず、MS-DOS
からWindows 3.1に、Windows 3.1からWindows 95にとバージョンアップを繰り返すたびにパラダイムシフトを起こしてきた過去のバージョンアップに比べると若干寂しいものがありますね。もうOSなんてパーソナルコンピュータの世界では臨界点に達したのかもしれませんね(まぁVistaの問題点を解消するために「迅速」に開発したOSだから、そんな余裕がなかっただけかもしれないけど)。

話は変わって、今日は大晦日ということで、1人ではありますが、年越そばを食べようと思って先ほど東急に買出しに行ってきました。で、「今ならお蕎麦半額!!」という声に引かれて食料品売り場入り口すぐそばにある特設ブースに並んでいる蕎麦に飛びついてみたのですが、成分表示を見てびっくり。生蕎麦だから、保存料が入っているのは分かるのだけど、なぜか卵白の文字・・・。添加物も沢山だし、これは食べられないと思って、結局そば粉、つなぎと食塩しか使っていない乾燥蕎麦を買うことにしました。そばつゆは前から家で作っているので、かつお節を購入し、これからそばつゆを作ります。

今年も色々なことがありましたが、最後はおいしい蕎麦で締めくくれればと思います。

2009年12月30日水曜日

Lonely New Year Holiday?

お義父さんの十七回忌で一緒に四日市に帰省した妻と羽紗は四日市にそのまま残り年越しまで過ごす予定だったので、彼女達が2日夜に帰ってくるまで1人暮らし状態。去年はGMATの予備校に通っていたため、ほぼ自分で志願して1人だったのですが、今年は別に志願したわけでもなく、、、流れで僕だけ横浜に帰ることになってました(笑)ちょっとこの状況が習慣化するのはどうかと思いますが(何も家族バラバラになるのを年越しという一応1年を振り返り、そしてこの先1年の幸福を祈願するタイミングですからね)、たまには個々人がそれぞれ思い思いに過ごすという時間はあってもいいかと思っているのでもう寂しさに打ちひしがれて絶望の淵というわけではないのでご心配なく。
とりあえず昨日から昼間にジョギングを始めました。先日の帰省の際にもおいしいものを沢山頂いたので、増えた体重を落とすためにゆっくり長く走るようにしてます。昨日は自宅から綱島、大倉山まで行き、綱島街道を日吉駅の方に向かって戻るというコースで1時間20分くらい走りました。

これからまた走ってきます。今日の夜は年越しそばを頂こうと思います。冷蔵庫に山芋があったので、とろろにして、薬味のねぎを沢山刻んでいただくつもり。

寂しそうですかね?(笑)

2009年12月29日火曜日

忘年会、そして3年ぶりの四日市



先週末の土曜日は毎年恒例の仲の良い同期でした。飽きっぽい僕らの癖に、この忘年会だけは入社1年目から続いている行事。一昨年までは普通に飲み屋で開催していたのですが、去年から築地市場の傍に住む同期の家に集まって、市場で買い付けた超豪華な海の幸を頂くというホームパーティ式の忘年会になりました。去年はMEISTERの冬季講習真っ最中だったので、朝の買出しにはいけず、夜の部だけの参加でしたが、今年は朝7時30分に築地で同期と待ち合わせて市場で初めて食材を買いに行ってきました。
どの仲卸業者の店先にも見ているだけで涎が出そうな新鮮な海の幸が並んでいて、目移りするばかり。そして冷凍マグロが転がっている様は何だか自然と小躍りしたくなるような気分にさせてくれました。そんな食材を前に、童心に帰ってわくわくしながら物色し、同期が持ってきてくれた玄人っぽい竹籠に、マグロの中トロや牡蠣(800グラム)、生いくら(500グラム)などなどをこれでもかと「大人買い」して籠はあっという間に食材で埋め尽くされました。それでも近所の東急百貨店の生鮮食料品売り場の価格の20%~25%くらいの価格でかなりお買い得。そしてスーパーで自分で選んでレジに並んで会計を済ませるだけの無味乾燥な行為とは異なる、仲卸業者のおじさんたちと会話しながらの買い物は新鮮で楽しかった。
一通り買い出しを終えてから10時頃にちょっと遅めの朝食を場外にある「きつねや」で頂く。ちなみにきつねやの名物はホルモン丼。本当はせっかく市場に来たので大和寿司か寿司大で寿司でも食べたいなと思っていたのですが、年末ということで観光客が多かったのか店の前には長蛇の列。で、同期から「ホルモン丼」を食べようと誘われたというわけ。でも最初ホルモン丼と言われた時は、朝からそんなこってりしたもの食べられない、と若干不承不承という感じで店に向かったのですが、狭い厨房に据えられた大きな鍋でおばちゃんが美味しそうなホルモン煮をぐつぐつ煮ているのを見つけて、食べる前から涎が出そうになりました。煮込みの味噌だれとホルモンが絶妙にマッチして、本当に美味しかったです。

一度日吉に戻り、妻と羽紗と一緒に同期の家に向かい、僕ら含めて合計10人で美味しく海の幸を頂きました。おいしいご飯を囲みながら同期と過ごす年の瀬の夜は非常に楽しかったです。そして、今年は羽紗が場を盛り上げてくれて、みんなに構ってもらい羽紗も非常に楽しそうでした。こうやって僕ら家族とは違う大人との付き合いも彼女にとっては色々なことを学ぶ機会になると思うので、リラックスして付き合える場には今後も積極的に連れて行こうと思いました。

ちなみに過去2年連続で忘年会の時に誰かが婚約宣言するというジンクスがあったのですが、今年は婚約宣言は無く残念。でも、結婚の一歩手前まで来ている同期がいるので、来年の忘年会では吉報が聞けるのではないかと思います。

忘年会を終えて、翌日には慌しくお義父さんの十七回忌に出席するため家族で四日市に向かいました。四日市は羽紗が生まれた時の年末年始に遊びに行って以来なので3年ぶり。義兄夫婦と姪も集まり、こちらも賑やかなひと時になりました。四日市は横浜と比べるとやはりのんびりしていて、時間の流れがゆっくり。羽紗は妻の実家のチワワの首輪の紐を持って田圃の中をおばあちゃんとお散歩したりと楽しそうでした。羽紗にとってはこういうのどかな環境の方が負担は少ないのかなぁと今後住む環境について色々と考えさせられました。彼女が痙攣を起こすのも回りの環境に脳が過敏に反応しているからだし、痙攣が出ないようになるまでは、彼女の脳が成熟するまでは田舎暮らしの方がいいのかもしれない、と。
十七回忌を終えて四日市にもう一泊し、年明けまで四日市に残る妻と羽紗と別れて横浜に帰って来ました。名古屋駅で赤福を買い、新幹線に乗っている間の暇つぶしに買ったAERAに上村愛子の記事を読んで何てタイミングなんだろうと思うことがありました。知らなかったのですが、上村愛子は元々は白馬生まれではなく、兵庫県伊丹市の出身で、幼い時に心臓に欠陥(穴)があることが判明して、両親が彼女の体にとっていい環境を求めて白馬村に引っ越してきたそうです。驚くことに白馬村に引っ越してから、彼女の心臓の穴は小さくなっていったそうです。そういえば、外科医の義兄は末期がんの患者さんが田舎に引っ越してからがんが治ったのを目の当たりにしたことがあると言っていて、西洋医学的には証明は難しいけど、環境で病気が治るというのはあながち嘘ではないと言っていたし、この記事を読んでますます考えさせられてしまった。

さて、この年末年始は1人なので1月半ばに受けるTOEFLに向けて再度ポイントの確認をしようと思います。出来れば110点は取りたいと思います(そのためにはスピーキングで25点は必要で5点アップ、スピーキング以外が現状維持というのが至上命題ですが)。

2009年12月21日月曜日

将来について。

ここ最近、僕ら家族の直近の将来を決めるような大きなイベントがあり、数日間妻とこの先の計画について話をしてきました。その中で資金繰りの問題がクリアされるのであれば、再来年1月から留学するという案について考えてきました。出来る限り無収入の期間をミニマイズするとなると、1年プログラムか1年半のプログラムが理想的ということで、1月入学可能な大学院を探すことにしました。1月から始まるビジネススクールは僕のターゲットの中には以下の2つ。

・INSEAD
・Columbia Business School
・London Business School(※1月開始じゃないけど15か月で卒業可能)

INSEADは1年プログラムながら、夏休みがあるためインターンが出来るという魅力がある。CBSは思い描いていたアメリカのビジネススクールであり、世界的な評価も申し分無い憧れの大学院。ただし、JTermは夏休みがないため、インターンの機会が無いらしい。今後の就職のことを考えると若干不利かなとは思う。でもマーケティングでも評価は高い大学院なので、そんなディスアドバンテージは払拭できるかなと思う。LBSはまったくリサーチしていない。これから情報を集めないと。
とりあえずTOEFLの試験を1月に受ける予定。出来れば一発パスしたいところ。去年GMAT頑張っておいてよかった。ほんと。
去年の年末はGMAT漬けでしたが今年の年末年始はTOEFLの勉強で終わるかな、、

2009年12月13日日曜日

町のお医者さん

今日は新型インフルエンザの予防接種を受けにかかりつけの小児科に羽紗と2人で行ってきました。

以前にもこのブログで書いたかもしれませんが、この病院は若干奇妙。建物の概観はレンガ造りで蔦がいたるところに張っていて、何となく古びた洋館の様。そして中はどんより薄暗く、普通の病院であればあるはずの受付に事務員も誰もおらず、あるのはインターホンが壁に取り付けられているだけ。診察室は散らかっている、という表現では適当かどうか微妙なくらい物で溢れている。そして何故かTeraStationが数台置いてあり、Acerの大画面液晶ディスプレイが陣取っているというかなりミスマッチな空間を作っている。初めて伺った時は正直言ってお化け屋敷に入るような感じだった。そして先生も先生でかなり変わっている。恐らくこの病院には電子カルテなどは無い。領収証も手書き。受付にはレセプト電子化反対、なんていうパンフすら置いてある。そして広告とか一切出してないので、診る患者もあまり増やしたくないらしい。彼女が初めて病院に電話した時は、「どこで知ったの?」みたいなことを聞かれたらしい。

だけど、この病院共働き夫婦にはとっても有り難い。というのも診察時間は一応あるけど、電話すれば土日だろうが早朝だろうが夜だろうが診てくれる。院内処方をしてくれるので、薬局が閉まっている時もお薬を出してくれる。若干どんな調剤室で薬を調合しているのだろう、と不安になる時はあるけど、確実に薬をもらえるので助かる。そして先生はとっても気さくで話が好き。予防接種の話になると「OECD加盟国で日本だけ・・・」とか「この時期の子供の風邪には3種類あって・・・」とまるであの散らかりというのは一番効率的に医学書や資料を引っ張り出せるように意図的に作り出された空間なのでは?と思ってしまうほど、さっと、資料を見せながら話をしてくれる。

普段は殆ど院内で他の患者さんに顔を合わせることは無いのですが、今日は予防接種を受けに来た親子連れでいつも閑散としている院内は大混雑。実はこの病院の目の前にはとっても綺麗でWeb予約システムまで備える小児科があり、明らかに清潔度と設備の充実度で行ったら月とすっぽんほどの差があります。でも、僕と同じような理由で先生を選ぶ家族が沢山あるんだなぁと認識しました。

ニーズを的確に捉えれば周辺部はまぁまぁ(お世辞にも綺麗さはまぁまぁとは言えませんが、、)でもこうやって多くの患者さんから支持されることも可能なんですね。病院も商売と一緒でサービスだから当たり前といえば当たり前か。

2009年12月12日土曜日

Bloomberg Businessweek

先日、お気に入りのPodcastのMCが降板するということを書きましたが、何となく理由が分かりました。BloombergがBusinessweekを買収したからなんじゃないかと。そこから先の経緯は読み取れないけど、タイミング的におかしくないかな。だとすると何となく悲しい響きを感じます。

羽紗3歳の誕生日

昨日12月11日で羽紗は無事に3歳になりました。予定していた通り僕も彼女も会社を休んでディズニーランドに行ってきました。しかし、誕生日前々日の9日夕方、保育園からの帰宅途中に無熱性の痙攣を起こし、日吉駅の医務室から救急車で横浜労災病院に運ばれるということが起こり、一時は予定をキャンセルすることも考えていました。また昨日は生憎の大雨だったのですが、次いつ休みが取れるかも分からないし、せっかく羽紗も元気になり、楽しみにしていたみたいなので、家族で出かけて来ました。
舞浜に到着後、ディズニーランドホテルでランチを食べ、いざディズニーランド内へ。案の定、園内の混雑ぶりはそこまででなく、大体のアトラクションは待ち時間なしから最大60分待ちでした。何故か羽紗は屋外アトラクションを乗りたがり、どしゃぶりの中、スペースシャトルに2回、ダンボに1回付き合わされ、ずぶぬれ(泣)また、プーさんのハニーハントは待ち時間が殆どなく2回も乗れてしまいました。ミートザミッキーも1年半前に行った時は炎天下の中1時間30分近く待たされたのに、40分くらいでミッキーまでたどり着けました。混んでないって素晴らしいです。

でも雨だったせいで園内はレインコートを着た羽紗をほぼ1日中抱っこ状態。そのため今日はひどい筋肉痛です。体中が痛い。でもやはり子供があんなに楽しんでいる姿を見れたというのは何にも代え難く、行ってよかったと思います。

こないだの七五三の時にも感じたけど、3歳までは本当にあっという間だったなと思います。最近は言葉もたくさん覚え、判断もできるようになり、コミュニケーションが楽しいです。ただ逆に、ごまかしがきかなくなってきたので、「パパさっき~って言ったでしょ」とカウンターを食らわせてきます。まったくその場凌ぎが通用しないので辛い時もありますが、本当に成長しているんだなと感じます。

自分も親としてどれだけ成長しているのだろう。そうやって考える機会を与えてくれる子供の存在というのは本当に自分にとって大きいものです。

2009年12月8日火曜日

NHKオンデマンド

NHKのコンテンツ配信事業、NHKオンデマンドが1億円の赤字らしい。そもそもクライアントプラットフォームがウィンドウズとIEの組み合わせに限定してサービスインしたというのには、このご時勢に一体全体誰がそんなことを考えたのだろうと甚だ不思議。Youtubeなどの動画配信サイトがRIAをベースにしたプラットフォームフリーをほぼ当たり前にしている状況で、そこまでの投資判断にはならなかったのではないかと思うけど、血迷ってしまったのだろうか。また高画質を訴求していくということだけど、画質が本当にユーザに対して響く要素になるのか微妙。それに1コンテンツ315円は高すぎる。そこまでの付加価値があるのか、かなり疑問である。確かに課金制にすれば限界利益は上げられるかもしれないが、取らぬ狸の皮算用である。多分来年も赤字でしょう、、

2009年12月7日月曜日

John Byrne


John Byrneと言っても全く馴染みの無い人ばかりだと思う(というか知っている人を探す方が難しいと思う)けど、僕にとってはかなり特別な人物である。彼は、Business Weekという雑誌のExecutive Editorで毎週金曜日夜に配信されるBehind the cover storyというPodcastのMCを務めていた。僕はこのPodcastを2006年4月から毎週かかさず聞き続けて、かれこれもう3年半リスニングの練習に使っている。時にはiPodの倍速再生機能を使って速聴の練習をしたり、時には彼やゲストとして招かれる記者のコメントをシャドウィングして教材として使ってきた。
しかし先週のPodcastで彼から重大発表があり、2005年9月から続けてきたMCを降板するというのだ。彼が冒頭で言うコメント"Hi, I'm John Byrne, an executive editor of Businessweek. Welcome to our podcast, "Behind this week's cover story". Our series get inside making this issue major story.." を空で言える程繰り返してきた自分にとっては結構衝撃的な発表だった。来週以降Podcastが続くのかどうかについては特に言及はなかったけど、最新のトピックを扱ってくれる貴重な情報源かつ英語教材だったので是非彼抜きでも続けてもらいたいとは思うけど、何となく寂しい感じがする。

2009年12月3日木曜日

帰国後の方が忙しい

パリ出張から帰国してからパリ滞在中の緩やかな時の流れが幻だったかのように、ここ連日は毎日帰りが2時、3時。とにかくまだ木曜日?という感じで、今週はとてつもなく長く感じられる。ブログの更新なんてままならないくらい忙しかった。

この落差は何でだろう、と考えてみたところ、ありきたりな原因が2つ。1つ目は環境的な側面。海外(特に欧州)オフィスの人間と仕事で絡むことは結構あったが、比較すると日本人の方がよく働く。フランスは雇用制度が厳しく、社員に対する長時間労働が厳しく規制されているため、法律上長く働けないということはあるけど、圧倒的に日本人の方が労働時間が長い。そして僕は日本に帰ってきてからその環境に引きずられてしまっているため、何となく気づいたら深夜ということに。
2つ目はやはり時差。フランスが仕事を始めるのは日本時間夕方5時。僕らが仕事を片付けようとするころに問い合わせやら連絡やらがどんどん舞い込んでくる。さすがに無碍に扱うのも申し訳ないと思って対応しているとあっという間に夜中。また米仏間の電話会議にオブザーバー的な立場で参加しないといけない場合があり、この場合はもう最悪。米仏が都合のいい時間帯は日本の夜中しかないので、電車で帰ることは諦めないといけない。

両原因ともに割り切って仕事が出来ればなんら問題ないんだろうけどね。なかなか難しいものです。

こんな忙しさなので、現在開催中のバドミントンの全日本総合には全く顔を出せていなくて残念。こまめにニュースだけはチェックしているのだけど、イケシオがアディダスと契約したと聞いて、拝見しに行きたいのにさすがに平日は無理そうです。最終日くらいは羽紗を連れて顔を出しに行こうと思います。しかし、アディダスとは思い切ったことをしたものです。アディダスは数年前にバドミントンに参入し、その時僕はバドミントンの用具市場の競争が激しくなることを期待したのですが、用具メーカーがしのぎを削っているというところまでは至っていないのが悲しいところ。海外では、Li NingやVictorがそれぞれ中国、韓国のナショナルチームと契約を結ぶなど、ここのところ動きが激しく、マーケットウォッチをしていても楽しいのですが、今回のアディダスとの契約でまた注目を浴びて少しでもマーケットで競争原理が働いて活性化すればバドミントン全体にとっては非常によいことだと思います。

そういえばバドミントンと離れますが、先日の事業仕訳でJOCに対する強化費が「縮減」対象とされたのは非常に残念なニュース。せっかくNTCなどナショナルレベルでのハードや、エリートアカデミーなど強化育成の流れが出来てきたのに、多額の資金を必要とするこれらのインフラ維持が立ちいかなくなることだけは避けないと日本のスポーツ競争力がどんどん凋落していってしまう。JOCからの強化費に対する経済的依存度が強いマイナースポーツは割を食うと思う。

2009年11月27日金曜日

帰国

本日2週間のパリ出張から帰国しました。長いことを家を空けている間、家のことを任せきりにしてしまった妻に感謝です。さて、成田に着いたのは19時頃で、家に到着した頃には22時を回っていたのですが、羽紗はちょうど布団に入る前だったらしく、玄関を開けると、にんまりとした笑顔が飛び込んできました。「あれ、帰ってきたんですか~?パパ、飛行機乗ってたんですか?」と出迎えてくれました。それから寝るまで色々とお話をしてくれました。フランスにいる間に一度だけ電話で話をしたのですが、その時「メイシーちゃんのピンクのお財布を買ったよ」と言ったことを覚えていて、「ピンクのメイシーちゃんは?」との質問に何だかもうごまかしがきかないくらい記憶力がよくなってきているなと思ってしまいました。

明日はゼミの同窓会です。若干時差ボケですが、羽紗を連れて出かけてこようと思います。

2009年11月23日月曜日

EXKi


弊社パリオフィスがある同じ建物の1階に入っているEXKi(エスキー)というオーガニックレストランがおいしいので気に入って使っている。ベルギー発祥のお店らしいのだけど、店名は同僚のVincent曰くバスクとかそっちの方の言葉の発音を連想させるものがあるらしい。出張に来ると気をつけないと栄養バランスが崩れるし、野菜が不足しがちになるのだけど、このレストランはヘルシー志向なので、サラダ類、野菜スープ類が非常に充実しており、値段もリーズナブル(スープとパンのセットで5ユーロしないくらい)なので経済的にも非常に有り難い存在。同じく同僚のCharlotteはかなり気に入っているみたいだけど、彼女の旦那からしてみるとかなり物足りない(≒野菜だらけで肉が無い)という評価らしい。
フランスでは社員に対してResturant Ticketという食事手当てが1日5ユーロほど支払われることになっていて、パリオフィスの建物にはカフェテリアがあり外で食べた場合の価格よりも7、8ユーロくらい安い価格でかなりボリュームのある定食が食べられるのでVincentは殆どカフェテリアで食べるらしく、EXKiなんて殆ど使わないとのこと。ただ、僕らのように海外オフィスから出張で来ている人間がカフェテリアで同じ料理を頼むと5ユーロのアドミッションを取られてしまう(僕らにはRestaurant Ticketは支払われないため)。だから、カフェテリアは全然お得じゃないので、あんまり使うモチベーションが湧かない。だから、どちらかというとEXKiを多用したいのだが、Vincentにちょっと申し訳ないので、たまにはカフェテリアに付き合ったりしている。本当は明日もEXKiに行きたいくらいだけど。

Vélib'


Vélib' (ベリブ)というのは、パリ市内で登録さえすれば誰でも使えるレンタルサイクルのこと。パリに来てからどうしても試してみたかったのだが、昨日初めてベリブでパリでのチャリンコライフをスタートしてみた。

2007年6月13日から、運用に向けたデモンストレーションが行われ、同年7月15日から正式に運用が開始された。ヴェリブとは、フランス語の「vélo」(ヴェロ・自転車)と「libre」(リーブル・自由な)という単語のかばん語である。導入の主目的はパリ市民の日常の移動手段としてであるが、1日単位の短期利用により、観光客がサイクリングに活用することもできる。24時間・年中無休の利用が可能で、路上にあるステーションにて、利用者自身の手で貸出・返却を行う「セルフレンタル」となっている。パリ市当局は、ヴェリブの普及により、地球環境に優しい自転車の利用促進を目指している。
※Wikipediaより引用

まずは登録が必要なのだが、いざ試してみようとは思ったものの、登録方法などよく分からず、Borneという登録用端末の前で思わぬ苦戦。というのも、デポジットで150ユーロかかるとは露知らず、チャージ金額に150ユーロと表示されて「え?登録料って1日1ユーロじゃないの?150ユーロって何だ?」と若干混乱。余程困っているように見えたのか、気のいいパリジャンのおじさんがデポジットだと教えてくれて晴れて登録完了。

ただ、パリ市内では自転車は自動車の交通ルールに従わないといけないので、乗りこなすのは結構難易度が高い。というのもフランスは右側車線だし、一方通行が多いのですぐそこまで行きたいのに進入禁止で遠回りになったりする。でも、交通ルールに慣れて、道も覚えればかなり重宝する交通手段だと思う。どうしてもバスや地下鉄など公共交通機関の駅・停留所周辺に行動範囲が集中してしまうけど、これさえあれば活動範囲がぐっと広がりますしね。昨日は乗っている途中で雨に振られたのでちょっと乗って返してしまったので、今度はじっくり試してみようと思います。

2009年11月21日土曜日

Handball

Handballと言ってもハンドボールのことではなく、サッカーの「ハンド」の話。先日行われたW杯欧州予選プレーオフ、フランス対アイルランド戦でアンリが叩き込んだ決勝点に関する物議は当然のことながらフランスでは新聞やテレビで何度も取り上げられている。

これでW杯出場を逃したアイルランドからしてみるとやりきれないだろうな。でも人間の誤謬を前提としたジャッジシステムなんだから仕方ない面もあると思うけどね。

2009年11月20日金曜日

暖冬?

現在午前5時ちょっと前。相変わらず時差ボケが直らない。少しずつアジャストされているのでマシになっているけど。

フランスも今年は暖冬みたい。もう12月も目前に迫っているというのに、今日の予報では最高気温は15度。地球の歩き方によれば、パリの11月の平均最高気温は約10度。「地球温暖化のせい?」と短絡的に考えたくなるくらい暖かい。寒さ対策でパタゴニアのフリースやスウェットを持ち込んだけど、スーツケースの肥やしになっている。意味無かったです(泣)

さて、道行くパリの人たちは老若男女問わず結構お洒落です。暖冬とは言え朝晩はそれなりに冷え込むので、コートやダウンをさっと着こなし、ストールでアクセントしたりして、結構格好いい。体型のせいでスタイリッシュに見えるのかもしれないけど(やはりロングコートは背が高い方が似合う、等)丸の内で見かけるビジネスマンに比べれば100倍お洒落。でも、パリオフィスのシニアマネージャーに言わせると「イタリアの方が断然格上。フランス人は別にお洒落じゃないと思うわ。」とのこと。

LEONとかOCEANSとかに出てくるファッションウォッチ特集は確かにミラノが多い。いかほどかこの目で確かめてみたい。

Institutional marketing


フランスに来る前にiTunes UでダウンロードしたMichael KaiserのMIT Sloanでの講演を聞いた。iTunes Uでビデオを物色していた時に初めて彼の存在を知ったのだけど、バレエや演劇などのどちらかというと古典的なエンターテインメントビジネスを次々に立て直した実績があるらしい。彼はSloanの卒業生で、
当初は自分で立ち上げたコンサルティング会社でGMなどの大手企業に戦略コンサルティングサービスを提供していたが、1985年にその会社を売却し、Art managementsの世界に足を踏み入れたらしい。現在はKennedey Centerというアメリカ国立の芸術センターの館長を務め、バレエ、音楽、演劇など多くの芸術の発展に尽力しているだけではなく、Art Businessの経営者の育成も行っており、研修プログラムを開発し、10ヶ月間のトレーニングを提供している。

無形サービスの提供という観点からすれば、芸術もスポーツも共通している。だから、彼が数々の劇場や芸術家集団の経営を立て直してきたマーケティングノウハウというのはきっとスポーツにも通じるものがあるだろうと思って興味をそそられてダウンロードしてしまった。

彼曰く、芸術のマーケティングには2種類の方法がある。1つ目は、Pragmatic Marketingでいかにしてチケットを売るかを目的としてマーケティング活動をすること。もう1つはInstitutional Marketingで、これはそもそも芸術の魅力を最大限に引き出すようなマーケティング活動をすることにより、価値を高め、成功に結びつけるというもの。要するに小手先の技でチケット収入を上げるのではなく、本質的な価値向上、訴求を通じて収益に結びつけるということ。で、そのInstitutional Marketingが最も重要と主張していた。

確かに、いくらチケット収入を上げようとして、広告打ったり、プロモーションをかけたりしても、提供するサービス自体の魅力がひどければ、リピート率も下がるし、そもそも投資に見合ったリターン(チケット収入)は得られない。その上、長期的な顧客を作り上げることもできないし、毎回毎回投資が発生してしまう。サービス自体の本質的な価値を向上させて、ファンを作り、リピートさせる方が余程効率的だし、長期持続的な効果を生み出し続けることが出来る。

なかなか勉強になる講演でした。

2009年11月18日水曜日

Pickpocket

昨日、Pyramides駅からパリオフィスの最寄駅に向かうMetroに乗り込もうとした時のこと。3人組の女の子が一緒に乗り込んできたのですが、僕と同僚を囲んで不自然に体を寄せてきて全く身動きが取れない状況になりました。僕はポケットに手を突っ込んでいたのですが、何と女の子のうちの1人が僕のポケットに手を突っ込み財布を取ろうとしてきました。ただ財布をしっかり掴んでいたので、無理だと判断したのか、3人組はさっといなくなりました。「あれ、スリだよね?」と同僚に話したら、同僚はハンドバックを開けられて手まで突っ込まれたようです。彼女も咄嗟にスリだと気づいて財布をガードしたから何も奪われなかったのですが、3人組が去った後はちょっと放心状態。スリ被害については地球の歩き方などで報告されているので、認識はあったのですが、まさか自分にふりかかってくるとは思わずちょっとショックでした。

気をつけねば。。

2009年11月14日土曜日

Telepresence


グローバルでのコミュニケーション促進ツールの1つとして、僕の会社はTelepresenceというCiscoのツールを導入している。これまで使う機会は無かったのだけど、先週金曜日初めてTelepresenceを使ったミーティングをフランスのチームと行った。


これが結構凄い。相手はフランスにいるのに、あたかも実際に目の前に座っているように見えるし、非常にリアル。テレカンではなかなか汲み取れない表情なんかも分かるし、かなり便利なツールだと思う。なんかSF映画の世界のようでした。

2009年11月7日土曜日

谷保天満宮で七五三

本日(正確には昨日)、地元・国立にある谷保天満宮にて羽紗3歳の七五三を済ませてきました。木金と39度の高熱にうなされ、もはや参加も難しいと思ってましたが、何とか出席できるほどに体調も回復しました。マスク着用と制限事項付きではありますが、さすがに娘の晴れ姿を拝めないのは絶対に後悔が残ると思っていたので本当に回復してよかったです。
自画自賛的かつ典型的親バカ気味になってしまいますが、いつも生意気な羽紗もヘアメイクをしてもらい(何かスプレーとか使われて髪を巻かれていた(笑))、赤い着物を羽織ると3歳ではありますが何とも大人っぽく見えました。普段は嫌々と全く言うことを聞かずにそこらじゅうを走り回る羽紗ですが、今日は何となく雰囲気が違うことを感じとったようで、少し緊張気味。しかしそこは羽紗、馬子にも衣装でも羽紗。着付け完了後の写真撮影では、舌を出して得意の「あかんべー」のポーズ。国立の父母、四日市のお母さんも来てくれていましたが、写真撮影序盤はなかなか笑顔の出ない羽紗に一家総出で笑顔を引き出そうと頑張りましたが、それも羽紗らしくていいね、と何となく納得。結局、羽紗のペースに振り回される状態はいつもと変わらずでした。
写真撮影後は車で谷保天満宮に移動。ご祈祷を済ませた後、神主さんから七五三の意味について子供たちに説明がありました。

「3歳さんは立派なお着物着ているでしょう。これはね、もう私は赤ちゃんではないですよ、という意味なんだよ。
5歳さんはね立派な羽織袴来ているでしょう。これはね、もう僕は大人の仲間入りをしたんですよ、という意味なんだよ。
7歳さんはね立派な帯をしめているでしょう。これはね、もう私は大人の女性の仲間入りをしたんですよ、という意味なんだよ。」と。

非常にありがたいお言葉。

でも、当の羽紗は、
「買い物に行った時に買って買ってってだだこねたりしてないかな?」「してなーい」
「パパとママの言うことを聞かずに『いやいや』って言ってないかな」「つんちゃんね、言ってないよ」
と・・。ほんとか?(笑)でもまぁ羽紗らしいあっけらかんさと言えばそれはそれで納得。

しかしながら、確かに昔は10代で元服したんだよなぁ、と思いながら、最近の子供たちってませているだけで責任が伴ってないななんてことを思ってしまった。社会的に子供に甘くなっていってるんだろうな。いかんね。

ご祈祷後、なんと幼馴染に遭遇。ほぼ家族のように育った間柄だったんだけど、色々とあり長らく顔を合わせてなかったのでかなり偶然の遭遇に驚きました。彼女は僕より2歳年上ですが、第一子が3歳の七五三だったらしく、同じ時間帯に祈祷に来ていたみたいです。
その後、谷保駅近くの「うさぎ屋」という豆腐料理屋で遅めの昼食をとりました。羽紗は着物を脱ぎたくてしかたがなかったようで、さっそくオムツ一枚で座敷を走り回ってました。確かに今日は暑かったしね、はじめての着物で慣れないのに、よく頑張ったね。しかし国立にもこんな趣ある店あったんだなとちょっと感心。今度、豆腐なら羽紗も安心して食べられるし、今後も使わせてもらおうと思います。滅多なことでは国立に行かないけど。

しかし、まだ頭痛と肋骨近辺の痛みが残っている・・。もう嫌です。

2009年11月6日金曜日

またもや?

昨日、会社に出社してから物凄い寒気を感じるようになり、昼過ぎくらいから逆に体が滅茶苦茶熱くなって、明らかに熱がありそうな感じになった。もしかしてまたインフルエンザ?いやいや10月頭に季節性のインフルエンザの予防接種は打ったし、10月下旬には恐らく新型インフルエンザにもかかっているから抗体は出来上がっているはずで、再度インフルエンザにかかることはないだろう、と自問自答しながら何とか耐え忍んで仕事をしていた。ただ、隣の同僚からも「大丈夫?顔赤いよ?」と心配されるくらい、傍目から見ても体調悪そうに見えたようなので、潔く撤退し、家への帰りがけにあるアークヒルズの病院で診察してもらった。

意識は朦朧としながらも何とか病院に到着。病院で熱を計った時には何と39度5分。そりゃ意識も朦朧とするわけです。インフルエンザにかかっていることから、医者からもいわゆる風邪の可能性が高いと言われたけど、もしかしたら再度かかるという不幸な人間もいるかもしれないと思って一応検査してもらった。結果は陰性だったけど、インフルエンザの検査は発症から12時間経過しないと正しい結果が出ないということを知っていたので疑念は払拭されないまま、更にふらふらの状態で何とか家に到着。

家に帰ってからの方が状況は悪化。咳、鼻水などの風邪の代表的な症状はなかったけど、体中の関節が痛く、とにかく体がしんどくて、重い。台所に水を飲みに行くのもやっと。あまりに苦しくて夜中にうなされて「助けて、助けて」と言っていたらしく、妻から物凄く心配される始末。結局朝7時頃まで39度台の熱が下がらず、そして体のしんどさも解消されず11時頃まで布団を出られない状況でした。

熱が引かなければインフルエンザの可能性もあるし、検査した方がいいと思って家の近くの内科に行ってみた。ただそこの医者からは「絶対にインフルエンザの可能性は無い」と押し切られ、こちらがどんなに検査してくれとお願いしても、「うちは検査キットの数が少なくなってきているから、かかっている可能性が高そうな人に使いたい」と全然理由にならない理由を並べられ、結局検査してもらえず。全然納得がいかないし、この状況では会社側にも検査しろと言われかねない。ということで、いつも羽紗を見てもらっている前回のインフルエンザ検査でもお世話になった小児科の先生に電話してみた。「診てあげるよ」ということで病院をはしごする羽目に。最初からそうしておけばよかった。

検査結果は陰性。今回はA型にもB型にも陽性反応は出ませんでした。とりあえず一安心。熱も36度台まで下がり、食欲も少しずつ出始めました。

実は明日、羽紗の七五三をする予定だったので、昨日、意識が朦朧とする中で「七五三は無理かも・・」と思ったのですが、何とか支障なく執り行えそう。四日市からお義母さんも上京予定だし、僕もパリ出張が今後も入る予定で、スケジュール変更は難しいと思っていたからよかった。。

インフルエンザだろうが、風邪だろうが、辛いものは辛い。インフルエンザにかかったからと言って油断は禁物ということを学びました。

2009年11月2日月曜日

ベビーシッターサービス

社内で育児支援の充実が叫ばれだしてから、ベビーシッターの費用補助制度が施行され、ベビーシッター利用の際の入会金、年会費は全額、月額利用料金の半額(最大2万円まで)を会社が負担してくれるようになった。制度立ち上げから1年ほど長らく利用登録をしていなかったのですが、この度初めてシッター登録会社と契約し、利用することにしてみました。妻と娘を残して、今後は頻繁に出張が発生する可能性が高く、娘が保育園で
急な発熱をした時や逆に妻の体調が悪くなり娘を見ることが出来なくなった場合など、緊急時の対応を想定して契約してみることにしてみました。
僕が契約したポピンズコーポレーションは入会金52500円、年会費10500円、利用料金2300円(時間)と会社が紹介してくれた他のシッターサービス会社に比べるとかなり高めの価格設定ですが、大事な子供を預けるとなると「安かろう悪かろう」では困るし、会社がイニシャルコストを負担してくれるならと思って、契約することにしました。
これまでは保育園から電話がかかってくると、僕か妻のいずれかが仕事を切り上げて保育園に迎えに行く(大抵は妻に行ってもらっていますが)しかなく、またちょっと体調が悪くて保育園に行けない場合は病児保育を利用するのではなく、どちらかが休みを取って家で子供を見るという状況でした。値段は張りますがベビーシッターサービスを利用すれば、少しは仕事に対するインパクトを回避できそうで、今後助かりそうです。
近所には病児保育が無く、大倉山にある病児保育の先生は僕も妻も苦手なタイプなので預けるくらいなら休みをとった方がましと考えていました。しかし、こうすると子供が熱を出す毎に有給を消化しなければならなくなり、いざという時のために休みを使えなくなるという悩みがありました。共働きは保育園に預けられればOKというものでもなく、難しいなぁと感じていたのでシッターサービスは大分助かります。

会社が半額負担してくれるとは言え、なかなか贅沢には使えない費用ですが、ここぞという時には活用していきたいと思います。

2009年11月1日日曜日

フランス語

これから半年くらいは仕事でフランスに行く機会が多くなりそうです。やはり、フランス語でコミュニケーション取れるようになった方が現地での生活も楽だし、単純に新しい言語を勉強するのも面白いだろうと思ってフランス語の勉強を始めました。とりあえず本屋においてあった文法入門書を読み、フランス語の骨組みがどうなっているのかを勉強中。
フランス語は全くの初心者ですが、文法的には大学時代に第2外国語で履修したドイツ語に近いし、単語は慣れている英語に近いので、読み書きはそんなにハードル高くないんじゃないかなというのが少し進めてみての感想。ちょいと構造を頭に入れて、単語は大体憶測で意味を判断しながらなら、ホテルの案内も何となく読めたし。難しいと感じたのは発音。アンシェヌマンやリエゾンなどフランス語特有の発音ルールに慣れて聞き取れるようにするのは結構ハードルが高そうです。ドイツ語ではウムラウトとか特有の発音があったけど、単語と単語を繋げて発音したり、前の単語の子音を後ろの単語の母音にくっつけるなんていう特性はなかったですから。

当面の目標はちょっとアンビシャスなゴールを設定してみました。先日滞在していた時に朝食用のパンを買いに行ったパン屋がホテルの直ぐそばにあるのですが、今後もそのホテルに滞在することになりそうなので、まずはそこのおばちゃんと軽い会話が朝出来るようになることです。

飽きっぽく、新しいことを勉強することが好きな性格なので、脳みそが刺激される感じがして楽しいです。

2009年10月31日土曜日

帰国

先ほどパリから帰国し、日吉の自宅に帰ってきました。帰りのフライトは結構疲れました。かなりの数のフランス人男性の団体が同じ飛行機に搭乗していて大分むさ苦しかった。行きは隣の席が空いていたのでエコノミーだったけど足は伸ばせたしそれなりに快適に過ごせたのでかなりの差でした。
帰国して、フランスに比べると東京は非常に暖かくて驚きました。もう11月なのにこの暖かさは何となく異常な感じですね。フンラスは朝晩冷え込むようになりました。最低気温が7-8度くらい。帰国の日はセーターを着ていたくらいです。何か体調を崩しそう。

今回の帰国は一時帰国みたいなもので、1週間ほど日本にいて再度フランスに旅立ちます。今度は2週間くらい滞在予定。荷物が多くなりそうだ。。

2009年10月28日水曜日

French Open

パリに来てから3日が経ちました。まだ時差ボケが解消していません。夜10時くらいになると眠気に襲われ、深夜2時くらいに目が覚めるという状況です。目が覚めてからも布団に入り続けてますが、火曜日朝は1時間くらいしか眠れず、水曜日朝は2時間程度と、1時間ずつ体が適応しているようです。

さて、滞在中にスーパーシリーズの1つであるFrench Openがパリで開催されていることをRaphaelに教えてもらい、仕事を終えてから体育館に行ってきました。同じくスーパーシリーズの1つであるYonex Open Japanを毎年開催している東京体育館に比べると明らかに古いし、暗い。タイムテーブルを見たとき、昨日の最終試合が21時50分開始で、「ナイトゲームが多いなぁ」と思っていたのですが、体育館に行って納得。というのも、コートは4面しかないので多くの試合を同時並行で進められない。
それでも平日夜だというにもかかわらずお客さんが結構入っていてびっくりしました。

プレス席に前述のRaphaelを発見し挨拶しました。「先月Yonex Openで日本で会ったばっかりで、まさか君とフランスで会うとは思わなかった!」とのこと。彼は、フランスでバドミントンの情報サイトを立ち上げたり、BWFの契約カメラマンとして世界を飛び回っています。毎年9月にYonex Open Japanで顔を会わせる仲です。彼は全トーナメントにカメラマンとして参加しているので、非常に忙しい男。再来週以降も香港オープンやチャイナオープンに旅立つとのこと。9日にまた訪仏の予定なので会えると思ったのですが、パリで彼に会うのは当分先になりそうです。ですが、「是非、バドミントンしなきゃね。」というなので、彼に会う時にはコンタクトレンズを持参しようと思います。

Yonexという冠がついている大会にも関わらず、エントランスには他メーカーのブースもありました。その中にLi Ningのブースを発見。初めてラケットやウェアを触ってみました。また、中国で放送されているCMなんでしょうか、リン・ダンやワン・イーハンなどの中国代表選手を使ったプロモーション映像が流されていました。Li Ningも大分力を入れているようです。

French Open後はOpera Avenueの裏通りで母親の同級生の旦那さん経営する「松田」という日本食料理屋に行ってきました。突然の訪問だったので、生憎奥様には会えませんでした。旦那さんに、小学校4年生の時に初めてパリに行った時、ラ・デファンスのお家に遊びに行って、和食をご馳走してもらい、帰りは車でシャンゼリゼ通りまで送ってもらったことをお話したのですが、ご記憶されていないようでした(20年くらい前の話でたった1日のことなので忘れていて当然ですが)。でもサービスでお味噌汁を出してもらったり、デザートを出してもらったりとよくしてもらいました。今後もパリ出張が続きそうなのでちょくちょく利用させてもらおうと思います。

2009年10月23日金曜日

まさかのインフルエンザ感染

火曜日のこと。朝出社する前に喉に痛みを感じ、咳が出始めました。ただその時点では異常はその程度で、別に熱も無いし、とりあえずオフィスに常備されているマスクをつけながら普通に仕事をしていたのですが、咳がかなりひどくなってきて、挙句の果てに寒気もしてきました。体温計がなかったので実際に計ってはいないものの、確実に熱があるときと同じ感覚がしたので、仕事を早めに切り上げて自宅近くの病院に向かいました。

病院で熱を計ってみると、何と38.5度。これはインフルエンザの疑いありだろうと思い、先生に検査をお願いしてみました。ただ、先生からの答えは今やっても検査結果に出てこないから意味ないということで結局やらずに風邪薬だけ処方されて家に帰りました。インフルエンザだったらフランス出張は微妙だなと内心不安になりながらも、とりあえずまだインフルエンザと分かったわけではないので「ただの風邪」と信じて処方された風邪薬で何とか症状が治まることを根拠なく祈りつつ家に帰りました。

処方された解熱剤と着込んだヒートテックの相乗効果で十分すぎるくらいの汗をかき、翌朝には36.5度まで下がりました。この時点でインフルエンザ疑惑は医学的根拠も何もなく僕の中では晴れました。「捨てる神あれば、拾う神ありだなぁ」と。ただ、頭痛がちょっと残っていたので出社はせずに自宅で作業していたのですが、午後くらいから体調が何となく怪しくなってきて、夜にはまた38度台まで熱が上がってしまいました。鼻水が出てなかったし、これまでも高熱が続いてもインフルエンザでなかった時もあったので、ただの風邪と信じたい気持ちもありましたが、ネットで調べた症状がドンピシャリ(38度以上の高熱、関節の痛み、倦怠感、頭痛、喉の痛み、咳、そして鼻水を伴わないことがあること)だったので、インフルエンザなんだろうと思いました。

翌日の木曜日はかかりつけの病院が休診でした。そのため、羽紗がいつもかかっている小児科の先生に相談して、インフルエンザの検査をしてもらうことになりました。検査結果は予想通りのA型陽性。最近は新型か季節性のものかの判定はしないらしいのですが、とりあえずインフルエンザということが判明。

ここから先が大変でした。既に出社していた妻に連絡。妻の職場では身内にインフル感染者がいる場合は自宅待機などのルールがあるからです。その後、羽紗を保育園でピックアップしてから自宅に帰ってきた妻も何となく頭痛がするとのこと。僕は39度近い熱が出ていて意識が朦朧としていたので、もしも妻も同じく感染していて同じ症状が出てしまい、2人とも床に伏してしまったら羽紗を見れなくなるし、羽紗にインフルエンザがうつってしまうかもしれない、と不安だったので緊急協議し、国立に住む僕の母に連絡し、羽紗を預かってもらえるようにお願いし、羽紗は緊急避難。
昨日から服薬を始めたリレンザという抗インフルエンザウィルス薬が効いたのか解熱剤を飲まずに(というか先生には解熱剤はインフルエンザの時には飲んでは駄目と言われたのだけど)熱も下がり、大分体調も良くなりました。妻もリレンザを予防用に服薬してもらったからか、元々感染していなかったからか特に風邪の症状も出てこなかったみたいで、取り越し苦労にはなりましたが、昨日の時点では最悪のケースも想定されたわけで緊急避難はやむなしだったかなぁと思います。

しかし、インフルエンザがこんなに辛いとは思いませんでした。羽紗が保育園に通い始めた時は、彼女が保育園で貰ってくるウィルスに僕がやられて高熱を2、3日連続で出したこともありましたが、ここまでは辛くなかったような。最近免疫学を学んでいる妻曰く、なかなか治りにくいから性質が悪いのがインフルエンザの特徴ということなので、薬が効いてよかったです。またフランス行きも何とかなりそうでよかった。。

上司からは一応医者の了解をとってね、と言われるので明日先生に確認してこようと思います。

皆さんもお気をつけ下さい。

2009年10月20日火曜日

フランス行き

今週日曜日の夜にフランスに発ちます。1週間ほどパリに滞在して帰国する予定です。9月半ばからアメリカ、ヨーロッパなどにグローバル展開しているアパレルのお客さんのプロジェクトにアサインされており、業務改革をやることになり、フランス担当になりました。今後は、パリオフィスのチームが立ち上がる予定で、最終的には現地のチームがフランスの事業を担当することになる予定。ということで当面のミッションはフランスチームの立ち上げということになります。
社会人になってからずっと国際的な仕事がしてみたいと考えてました。最初に入った会社は完全に国内に事業が閉じていたので、違和感を感じ、海外にフィールドを広げられる可能性にかけて今の会社に1年で転職しました。今の会社に入ってからもなかなか希望が実現されない時期が3年くらい続きましたが、3年目に携わったSCMのプロジェクトで初めてグローバル企業をお客さんにして仕事をすることが出来ました。そしてその後イギリスのアルコール飲料メーカーのプロジェクトで、本格的なグローバル混成チームでの仕事を経験しました。そこで今度は日系企業の海外進出をやってみたいと思うようになりました。それまで日本人であるというアイデンティティを強く感じたことはなかったのですが、多国籍チーム、しかも日本人は僕1人という状態だと否応なしに自分が何者であるのかということを考えるようになり、いきついた答えは「日本人」であるということでした。今回、このプロジェクトに来るまで紆余曲折があり、また海外に行くとなると妻への負担が増えるという懸念などジレンマになることが沢山ありました。でも、ずっと周りに遠慮した状態だと、自分も辛いし、辛そうにしているとそれが周りに波及してよくないのではと思って、今回このプロジェクトに行きたいと手を挙げました。
久しぶりの英語での仕事、未経験のアパレル業界、そして要求水準の高いお客さんと等など不安な点はあるけど、今回は失敗を恐れずに頑張ってみようと思います。精一杯やりきることが、応援してくれている人たちへの恩返しになるんだと思います。

1991年に母と妹3人でパリを訪れて依頼の訪仏に仕事とは関係なく興奮もしています。タクシーがBMWだったとか、オペラ座が物凄く大きくて感動したこと、ルーブル美術館のガラス張りのピラミッドが綺麗だったこと、2週間のヨーロッパ周遊終盤でフランスを訪れたので現地で日本料理屋をしている母の友人の家で食べたお味噌汁がすごくおいしかったこと、メトロの駅で改札を次々と飛び越えていく10代の若者を見て驚いたこと、エッフェル塔の公衆トイレでぼったくられたこと、エッフェル塔で観光バスにおいていかれたこと、など等当時の思い出が走馬灯のように甦ってきます。

僕の中で重要なプロジェクトになることは間違いないです。頑張ります。

2009年10月9日金曜日

Obama awarded Nobel Peace Prize...Why?

Obama, the United States president, has been awarded one of the most prestigious honors in the world, Nobel Peace Prize of 2009 by Norwegian Academy, stunning many people who didn't expect that the president who succeeded former president just nine months ago not only had been nominated by the academy for the prize but also was awarded the prize exactly with less tangible results achieved despite lots of efforts going on currently...

The person who got involved in the process to pick up the laureate maintained that Obama was awarded the prize not because of his future but because of his footprint left for past nine months.

Looking back at the prize given in the past, the laureates no doubt deserve the prize with long and tremendous efforts put to solve difficult social issues and with tangible results consummated by the laureates. So the awarding this year a little bit deteriorates the authenticity of the prize for some people. But this news should be following wind to Obama facing many issues in the country and disappointed at the result of 2016 Olympic games city selection.

2009年10月7日水曜日

MelorとKindle

昨日上陸した台風18号のせいで今日はとんでも無い目にあった。家を出た時は雨は止み、風だけが凄い勢いで吹いていたので、案外大したことないと甘く見たら、やっぱり東横線はかろうじて本数を減らして動いている程度で久しぶりにあんな満員電車を経験した。しんどかった。話は変わるけど最近台風を諸外国同様、名前で呼ぶようになってきたみたい。まぁ何号って呼ぶよりも、記憶に残るかな。どうでもいいけど。
あと、さっきAmazonにアクセスしたら、電子書籍端末のKindleが日本からでも購入できるようになったという広告が出ていた。メカモノ好きの好奇心をかなりの勢いで刺激された。Kindleの売りは何といっても3G通信費用はAmazonが肩代わりするという太っ腹ぶり、そして明るさや文字の精細さなど、極限まで見易さを追求した液晶画面。ただ、今回日本から購入できるようになったとは言うものの、ダウンロードできるのは洋書限定なので、日本人にはなかなか浸透しづらいかな。International Herald TribuneもKindleを通じて購入可能みたなので、新聞はスペースとるし、Kindle上で読むように切り替えようかな。。

2009年10月4日日曜日

旭山動物園、そして札幌

以前から行きたいと思っていた旭山動物園に、念願叶って、この週末を使い遊びに行くことができました。1泊2日とスケジュールがタイトだったので体力的にはしんどかったですが、北の大地で充実した時間を過ごすことができました。
土曜日は朝5時30分頃に家を出て、日吉駅から羽田までの直行バスで空港入りしました。前日、ミラコスタから帰ってきたのが22時過ぎと遅く、寝ぼけ眼の羽紗には少々しんどいスタートだったと思います。7時30分の旭川空港行きに乗り、10時近くに旭川に到着。空港からはバスで旭山動物園に向いました。
旭山動物園は行動展示という展示法が売りらしく、園の紹介と言ったら必ず出てくるアザラシが通るチューブ型の水槽やペンギンが水中を優雅に泳ぐ様が見れる水中トンネルなど、趣向を凝らした建物が多かったのが印象的でした。白熊が目の前の水槽に飛び込む姿が見れたのが迫力もあって個人的には一番楽しかったです。また、エゾシカやオオカミなど寒冷地に生息する動物が展示されていたのは、日本最北の動物園ならではと感じました。朝早かったにも関わらず、羽紗は終始楽しそうにはしゃいでいたので、来れて本当によかったと思います。
ただ、残念なこともいくつか。1つ目はレストランのアレルギー対応が十分でなかったこと。というのも、MOGMOGカフェというレストランで昼食を取ろうと決めていて、事前にレストランに確認して卵にも牛乳にもアレルギーがあっても食べられるものがあるか確認していたにも関わらず、殆どのメニューは卵・牛乳使用。これでは、アレルギー表示をする意味が全くありません。しかも、卵・牛乳を使っていない唯一のメニューがカレーでした。いくら卵・牛乳が入ってなくても、刺激が強すぎて食べさせられるわけもなく、結局羽紗には白ご飯とちょっと心配でしたが牛乳が入ったコーンスープ、持ってきた干し芋を与えなんとか凌ぎました。アレルギー表示って誰のためにするの?何のためにするの?って考えればこんなことは無いと思うのですが・・。それに、行動展示されているペンギンやアザラシに比べるとライオンやキリンなどのサバンナを連想させる動物の元気がなかったのも気になりました。明らかに多摩動物園の動物達の方がもっと元気で活発だったと思います。そもそも野生とは環境が違うので仕方がないのかもしれませんが。寒冷地の動物に特化してもいいのでは?と思ったり。

旭山動物園堪能後は、旭山動物園号という特急列車に乗って宿がある札幌に向かいました。旭山動物園号なんて名前が付いてますが、旧式の特急列車の外装と内装を動物のイラストでデコレーションしただけの電車というのが実態。ただ、最後尾に座敷のようなスペースはよかった。ずっと椅子に座るのもつらかったので。札幌についたのが18時頃で、歩いて京王プラザホテルに向かい、疲れていたので夕ごはんはホテル内で取りました(1人で来ているなら海の幸を思い切り楽しみたいところですが、子どもがいるとそういう訳にも行かなくて少々寂しかったりはしますが、家族だから仕方がない)。

今朝は札幌に住む中学の同級生がホテルまで2か月の子供を連れて遊びに来てくれて感動。スケジュールが詰まっていたし、まだ子供が小さいので会えないかと思っていたのですが、来てくれて本当に感謝。で、羽紗はずっと「羽紗お姉ちゃんになった」と言っていた。そろそろ妹か弟が欲しいのかな。

大学4年時に東日本で北海道に行って以来、7年ぶりの北海道は旭山動物園との出会い有り、友人との再会有りと非常に楽しかったです。次の旅行はどこになるやら。プランニングを始めないと・・。

ローマは1日にしてならず

2016年オリンピックの開催地がブラジル・リオデジャネイロに決まった。BRICsでは中国に続き2カ国目。ロシアはソチでの冬季五輪開催が決まっているので、取り残されたのはインド。ということで、彼らが五輪開催を目指すのもそう遠い将来ではないのでは?と思ったりする。もしかしたら2020年の招致レースに名乗りを上げるかもしれない。
さて、今回の招致レースでは、マドリード、シカゴ、東京、そして開催地となったリオによる争いとなった。大陸別の開催実績と世界の祭典という特性から同一地域での連続(または限りなく連続に近い開催)の回避ということを考えると圧倒的にリオ優位だと思っていた。ヨーロッパ、北米、東アジアではオリンピックの開催経験が既にある。これまでは経済的事情を理由に南半球での開催を回避する動きがあったかもしれないが、ブラジルの経済力はBRICsとして世界経済の牽引役と評されるほどで、特に問題は無いのだろう。文句無しだと思う。
今回、誠実に開催地が決まったのは評価できるのではないかと個人的には考えている。というのも、シカゴや東京などは直前になって大統領や首相をIOC総会に送り込み国としての意気込みを見せることで招致を呼び込もうとし、そのことに対してかなりの期待が寄せられたらしい。ただ、ブラジルのルラ大統領は招致活動を始めた当時から熱心に開催地視察やIOCへの対応を行っており、地道さが全然違う。真実はどうかは分からないが、そういった点が蔑にされなくてよかったと感じている。

勿論、治安の悪さは不安要素です。UNDOCの公表している殺人事件に関する統計データでは、人口10万人当たりの殺人事件発生数は30.8と非常に高いのが現実です。アメリカでも5.9、そして我々日本では0.5です。つまり、殺人事件発生率は日本の60倍です。ちょっと想像がつきません。地域にバラつきはあるかもしれないので、リオはそんなに高くないのかもしれませんが、外務省のホームページにもリオは要注意都市として邦人が遭遇した犯罪ケースが掲載されていたりと危機意識の低い日本人が今の状況で大挙して乗り込んでいったら、と思うと何となく危険な気がします。来年W杯が開催される南アフリカが69.0とブラジルの2倍なので、治安対策が成功を収めるか、は注視したいところです。開催側も参加側も参考になると思います。

とはいえ、日本の民主党政権同様、民主的なプロセスを経て決まったのだから、今度はリオ五輪が成功するように国際的なサポートを提供していくべきだと思います。僕も応援したいと思います。

2009年10月2日金曜日

ミラコスタ

今日は、シニアマネージャーやマネージャーなどのマネジメントポジションに今年昇進した社員が会社からディズニーリゾート・ホテルミラコスタに招待され、お祝のパーティがあった。パーティには家族や婚約者も同伴可能なので、僕も妻と娘と一緒に出席しました。
コンサルタントに昇進した時は、会社からこんなパーティはなかったので、同じ昇進でもやはりマネージャーへの昇進は大分色合いが違う。そして今年は不況の影響で、会社もかなり昇進者を絞ったので、こうやって祝われる分、プレッシャーもかなり感じる。リラックスできればいいんだろうけど、これは性格だから仕方がないか。真面目だな、自分(笑

羽紗はミッキーやミニーなどディズニーキャラクターがパーティ会場に登場してかなり興奮していた。ホテルに来る前に立ち寄ったディズニーストアで、何故かグーフィーのぬいぐるみを買ったんだけど、僕らのテーブルに実際にグーフィーが来てくれて、買ったぬいぐるみを持ってグーフィーに必死にアピールしていた(笑)もしかして、こんな展開を予想して、グーフィーを買ったのだろうか。確かに、ミッキーもミニーもテーブルには来てくれなかったので、もしかしたらそうなのかもしれない。

途中から会社が用意してくれたベビーシッターに預けて、妻と2人で食事を堪能。先月も同期の結婚披露宴で豪華な食事を頂いたばかりなのに、2か月続けてこんな食事にありつけるなんて最高!!しかし毎回思うのは料理の中で一番おいしいのは何故かパンなんだよね。これは妻も僕には同感で、やはり庶民の舌ではおいしさが判別できないのだろうか。

マネージャーとして、今後自分が未経験だけどやりたいことよりも、やりたくなくても経験があることを中心に仕事のポートフォリオを組んでいくべきなんだろうか。明晰な判断というのは、情報を論理的に構成すれば導き出されるものではなくて、やっぱり知っているか、知らないか、やったことがあるか、やったことがないか、でかなり質や筋が左右すると思う。ど素人のマネージャーの下に自分が付いたらやっぱり不安になるし、経験もあるマネージャーの下の方が働きやすいのは間違いない。戦場に出たことがない上官の下で戦地に赴くことほど心許ないことはないし。

もしかしたら、このタイミングでキャリアを変えてみることも考えるべき時に来ているのかもしれない。今年昇進できなかった仲間には申し訳ないが、このタイミングしかないのかも。。

2009年10月1日木曜日

Tony Hayward

I just watched one of videos posted in Stanford GSB website, the video that Tony Hayward, CEO of BP, the biggest oil and gas energy company in the world made a speech to students from Stanford GSB. In his speech, Tony said that there are three things to keep in the course of conducting business. The first is to be passionate. Citing words from Steve Job's speech at the commencement of Stanford GSB in 2005, "if you live each day as if the day is the end of your life", he said very strongly that being passionate is one of the most important factors for succeed in business as well as in personal development. Unfortunately, I forgot the other two points thanks to my bad memory, I've been realizing that many people including Steve Jobs and Tony Hayward etc always allude something about being passionate. So maybe, being passionate is a base to be successful.

I should be passionate. But first of all, I must find out what I cannot help but be passionate to...

2009年9月22日火曜日

バドミントンの発展について激論

今日はヨネックスオープン初日。シルバーウィーク中だからか、予選にも関わらず体育館前には開場を待つバドミントン愛好者が長い列を作り、予選にしては異例中の異例の2300人もの観客が入った。ただ、中国選手が軒並み棄権したため、予定していた20試合ほどの予選のうち4割ほどの試合がキャンセルになってしまった。中国はヨネックスからLi Ningに契約スポンサーをスイッチしたからか、大会に対するロイヤリティはかなり低くなったみたいで、本線もシード選手が棄権する始末。先週中国マスターズが行われたばかりなので、選手を休ませるためという配慮もあるのかもしれないが、これがスーパーシリーズなのか?と疑いたくなるような扱われ方で、個人的には何となく嫌な感じ。せっかく試合を見に来てくれたお客さんに日本人選手の対戦ばかりを見せることになってしまったのは申し訳なかったと思う。

予選を終え、赤坂プリンスでの記者会見に出席し、レセプションに少しだけ顔を出してから、いつもの面子で新宿駅西口近くの赤提灯でバドミントンの発展について議論を交わした。皆、バドミントンの発展のために色々と考えているから、どんどん議論がヒートアップ。僕はやっぱりバドミントンが好きなんだと思う。物凄く議論が楽しかった。

さて、明日はついにイケシオがヨネックスオープン初見参。韓国ペアとの対戦になるけど、是非勝って会場を盛り上げてもらいたいな。

2009年9月21日月曜日

少し興奮。

今日の結果次第で男女ともに入れ替え戦に回るかもしれないということで、青葉台にある日体大までリーグ戦最終日を迎える母校を応援に行ってきました。結果は男子が入れ替えを免れ、女子は不運にも取得ゲーム数で青山学院大学に僅かに及ばず1勝を挙げたものの最下位に沈んでしまいました。東日本から間髪入れずに迎えたリーグ戦は体力的に非常にきつかったと思いますし、実際に故障者も出ていたようなので、苦しい中での戦いを強いられたのかと思います。選手はよく頑張ったと思いますが、結果は結果として受け止めて、修正すべき点は修正し、女子は今週末の入れ替え戦に臨んでもらいたいと思います。また、10月にはインカレも控えており、これからペースを上げていくべき時なので、この結果を必要以上に引きずることなく過ごしてもらいたいと思います。他大学との戦力を比較しても、早稲田の戦力は非常に充実しているし、ここ数年層の厚さは常にキープされているので、決して引けは取っていないはず。特に女子の木村・伊藤のダブルスは底力を見せてくれたと思います。入れ替え戦はきっと勝利してくれると祈ってます。

母校の話からは逸れますが、男子メインコートで行われていた日体大対日大戦での日体大1年生の佐藤君は凄かった。相手は4年生の佐伯君だったのですが、ネット前には果敢に突っ込んでくるし、置きに行くことは殆ど無く、後ろに上がれば素早いフットワークで回り込んで角度のあるジャンピングスマッシュを叩き込んでいました。決まるたびに相手に向かってガッツポーズを繰り返し、威圧感も抜群。ファイナルゲームで佐伯君を下してました。今年の日体大1年生は粒ぞろいということですが、その通りのようです。

試合観戦中にバドミントン部の部長先生から早稲田でジュニアクラブを立ち上げるという話が出て、立ち上げに向けて今後準備をしていきたいということになりました。常々、バドミントンを教える機会があれば携わりたいと思っていたので手を挙げました。仕事が忙しくなるのは明白なのですが、こっちも頑張ってサポートしていきたいと思います。これからのことを思うとちょっと興奮します。。

2009年9月20日日曜日

Perfume

ここ数年ではまったアーティストと言えば、3年前にかなりのめり込んだASIAN KUNGFU GENERATIONくらいだったのだが、久しぶりにツボにはまるアーティストに出会った気がする。ここ最近、リラクゼーションのためにJazzを聞いたりしたが、色々と聞き漁ってみると自分の好みが何となく分かってきた。メローな曲よりも、アップテンポの曲、単なるJ-POPよりもニュージェネレーション的なテクノっぽいジャンルが好みらしい。大学時代にUNDER WORLDとかSONYのCMソングにも使われたフランスのテクノグループ(名前をド忘れした(泣))をよく聴いたけど、昔から実はそんなに音楽の趣味は変わってないのかもしれない。

今日、家から綱島までのジョギング帰りに立ち寄ったTSUTAYAでPerfumeの旧作アルバムを借りてみた。最新アルバムの『⊿』に収録されているDream Fighterのノリが気に入っているのだが、他にもいい曲があるかも。

しかし、28歳のオヤジがアイドルテクノグループにはまるってのは傍から見ると、「いい年こいて」という感じなんだろうか(笑)

2009年9月19日土曜日

今日から。

今日から妻と娘は妻の実家に帰ってしまい、シルバーウィーク中、僕は日吉の自宅で1人暮らしです。我が家では、基本的に妻が実家に帰る時は僕はついていかないことがほぼルールになっている。妻の主張としては、帰省の目的は休息なのに、僕がいると休まるどころか普段の生活と変わらなくて休めないから来ないでということ。僕はこれが普通だと感じているけど、上司や同僚にしてみると夫婦揃って帰らないのが奇妙らしい。正直言って、家に妻がいるとやはり気も使うし、娘がいると構ってあげないといけないので、僕にとっても妻の帰省というのは普段の緊張感を解く大事な時間だったりする。だから、置いていかれることに関して不安などを感じてはいない。でも、僕ら夫婦のスタンスは一般的な感覚からずれているんだろうな。

方向性というもの

キャリアを伸ばす上で考えなければいけないことは、得意分野をひたすら伸ばすのか?(スペシャリストになるか?)、色々な分野にチャレンジし様々な分野を経験するか?(ゼネラリストになるのか?)ということだと思う。入社から3年目くらいまでは、色々なことにチャレンジすべきだと思う。というのも、そもそも大学時代の専攻分野を生業としていない限り、入社してからすぐに自分の得意分野を任されるということはない。基本的には未経験分野の経験を積んでいくことになるから。そこから社歴を積んでいくと、少しずつ自分の中での方向性が見えてくる。そして社内の人間も自分のことを「彼は○○が得意」というような認知をするようになってくる。ここでどういう主張をするのかが、かなり自分のその後を左右すると思う。というのも、社歴が長くなれば自然と会社から自分に対する期待値は上がる。そしてお客さんからの期待値もフィーに比例して上がる。それだけの費用対効果を出せなければ社内からも社外からも期待外れのレッテルを張られることになる。だから、過去の延長線上で突き詰めていくというのは、リスクも低いし、何より楽。
ただ、若い時にあてがわれる仕事というのは、必ずしも自分が望むものとは限らない。いや、殆ど自分の望みとは全く関係の無い仕事を振られることの方が多いと思う。だから、自分の望む仕事をつかみとるのに最もいい方法というのはとにかく結果を出して、自分の意志を認めてもらうようにするしかない。どんなに望まない仕事であってもとにかく必死で頑張って結果を出して、上に認めて貰えるようになれば、自分の発言も重みをましてくる。でも、仮に認められたとしてもそれが5年目、6年目となってくると、簡単にキャリアをシフトするというのは難しくなってくる。期待値の問題が発生する。
今自分はそんな状況に直面している。自分の意思で今のプロジェクトに来た。色々な犠牲を払って来た。だから何としてもこのプロジェクトで結果を出さなければいけない。でも、自分がやりたいことは今の仕事ではない。もっと新しい領域に取り組んでいきたい。それはシステムではなくて、業務とか戦略とか。でもそれは全くの未知の領域。それにここを担当しているのは自分の親友。正直言って、彼から「こいつデキナイ」と思われるのは怖い。だから、なかなか踏み出せない。。

でも、どうなんだろう。やはり失敗してでもいいから乗り込んでいくべきなのかもしれない。親友は僕が仕事できないくらいで、縁を切るだろうか。むしろサポートしてくれるのではないだろうか。実は不安は思いこみでしかないのかもしれない。

一直線に向かっていくのは心地よいかもしれない。でも、今の僕にはそこをずらすだけの勇気が必要かもしれない。

2009年9月13日日曜日

いつのまにか

全日本社会人が金曜日にクローズし、混合ダブルスでイケシオが初優勝を飾った。楽な勝ち上がりではなかったにせよ、混合ダブルスは全日本社会人の結果が全日本総合を占うと言っても過言ではなく、日本代表としてのクレジットはとりあえずこのペアとしての実績として与えられたのでよかったのではないでしょうか。世界ランキングは178位とスーパーシリーズの本選シードに必要なランク32位(だったと思いますが)まで距離もあり、先日の台湾オープンからすると世界で伍することができる実力をつけるには時間が必要な気がしますが、2012年のロンドン五輪に向けて頑張ってもらいたいものです。五輪レースは来年、再来年が正念場になるので、ビッグポイントが獲得できるスーパーシリーズの本選シードを獲得できるように何とか今年はランク50位以内までは持っていっておければといったところでしょうか。

関東大学秋季リーグ戦もスタートしましたね。我が母校は初日黒星と幸先悪い出足でしたが、今日は男女ともに白星を収め、五分に戻したみたいです。10年前に比べれば明らかに戦力は充実しているのに、団体でなかなか結果を残せないでいる状況と、少ない戦力ながらも着実にAクラス入りを果たしていた1990年代の先輩達を比べて、バドミントンは個人競技ながら、個人の力だけではやはり勝てないのだろうなと思ってました。是非とも、こんな適当なOBの勝手な思い込みをかき消してくれるような快進撃を期待したいと思います。今回は健志台に遊びに行けるかは分かりませんが、ブログに応援コメントでも残しておこうと思います。

親友の披露宴

土曜日は親友でもある同期の披露宴でした。初めて友人代表スピーチを頼まれ、原稿を書いていきましたが、完全に頭に入れず、流れだけ叩き込んで臨んだ成果が出ました。噛んだり、止まったりすることもなく、またコンテンツ的にもそれなりに僕の親友に対するお祝いの気持ちを凝縮できたのではないかと思います。途中気持ちが昂ぶって、実は原稿の一部分を丸々すっ飛ばしてしまいました。すっ飛ばした部分は流れの根幹を左右するわけでもなかったので、とりあえず問題はなかったのでよかったです(笑
また結婚式後の2次会では、これまた初めて幹事を務めさせてもらいました。新郎新婦に秘密で準備してきたサプライズビデオメッセージは、驚いてくれてほっとしました。頼りない幹事で不安にさせたことも沢山あったと思うけど、暖かく権限委譲してくれた親友に感謝。

とにかく、披露宴でも2次会でも親友と奥様の固い絆を伺わせる素晴らしい式でした。本当におめでとう。末永くお幸せに。

2009年9月9日水曜日

既婚率上昇中

先日、大学のゼミの同期で、公認会計士をバイトでやりながら、本職は簿記講師という友人の家に遊びに行った時に、同期のSが来月結婚するから、お祝い兼同窓会でもやらないかという話になった。先生が
師事した古川先生の時代から40年ほど続いた伝統のゼミも、先生が講師を退任され、ゼミが途絶えてから毎年開催されていたOB・OG会も開かれなくなり、毎年1度は必ずあった再会の場が無くなってしまった。ということで、規模は異なれど自発的に集まって飲んだりしていたのだが、去年、数少ない女性ゼミ生の1人がアメリカに嫁ぐ(古い?)ということで、南麻布のANGOLOに同期ほぼ全員(19名中15人くらいは来たはず)を集め、悪乗りして先生まで呼んで盛大に送別会をやったのが、最後にまともに集まった同窓会じみたものだった。
久しく集まってなかったから、また集めるかな、とゼミ生名簿を引っ張り出し、電話をかけていくと、知らないうちに結婚している同期もいて、大分既婚率が高まった感じ。僕の計算だと、8割は既に結婚していて、女性に至っては100%の既婚率。持家率は1割強とそんなに高くないけど、ここ1年で0%から10%を超えており、今後、既婚率の高まりと社内の階段を順調に昇るに従い上昇するのではないかと思う。特に、30歳を超えてから、給与が一気に上昇する(と言われる)優良日系企業に勤める同期が結構多いので、何となく溝を開けられそな感じがして、ちょっと怖い(泣)
置いて行かれないように頑張らないと。

自立

マネージャーになってから個人的に物凄く考えていることがある。それは、自立するということ。マネージャーになって、今さら何を言い出すのかと思われるかもしれないが、これはかなり真面目に考えていること。ここ数年はちょっと上司に甘えていた、極論するとどんなに壁にぶち当たっても彼が導いてくれる、方向性を指し示してくれるだろうという気持ちがどこかにあったと思う。決して、表立って答えを求めたことはないし、極力自分で考えることを常としていたけど、課題にぶち当たって自分なりに答えを出しても、結局上司の指し示す方向に黙って従っていた気がする。上司も上司で意志が強く、ぶれない人で、結構一方的に考えを示してくるので、自分のアイディアが受け入れられることも余りなかった。彼がいるという安心感と、結局自分の意見は通らないという諦めの2つが、どちらかというととにかく自分で引っ張るという気持ちに対して消極的に働いていたと思う。
昨日、上司が仕事中に久しぶりにフィードバックするか、と言ってくれて、2人でコーヒーを飲みながら色々と話をしたのだけど、彼も同じことを心配していたらしい。これからは誰も頼れない、自分の力で道を切り開いていくしかない、と。過去2年くらいのプロジェクトの体制上、どうしてもリーダーは自分自身というポジションではなかったので、致し方ないとも言っていたが、マネージャーになると一気に立ち位置が変わって、基本的にはパートナーからはほぼ権限移譲されている、というか放っておかれるので、何でも自分で考えて、自分で行動していかないと苦しいよ、と彼の経験も踏まえてアドバイスをくれた。そして僕も同じことを考えていると打ち明けると、気づいているのはいいことだと言われた。

とにかく自分がチームを率いる時に、メンバーを不安にさせないようにすることが大事だと思う。これまで自分が心地よく仕事をすることができたのは、ひとえに意志が強く、ぶれないマネージャーの下で仕事してこれたからだと思う。彼らは皆、その時々でひたすらに考え抜き、外部の意見も取り入れながら、自分の意見をしっかりと打ち出していた。そして考えるのもスピード感があった。うー、とスタックすることは僕の前ではなかった。多くのフレームワークを持ち、臨機応変にフレームワークを用いてクイックに考えて、方向性を打ち出す様は本当にすごかった。そして彼らには何より自信があった。新しい領域でも果敢にチャレンジし、自分なりの答えに自信を持っていた。

ただの作業者から、文字通り管理者としてマインドチェンジを図らなければ。とにかく自立。それしかない。

2009年9月5日土曜日

一勝九敗

ファーストリテイリングの柳井正さんの『一勝九敗』という本を昔の上司に勧められたので、購入して読んでみた。「クビになるリスクはやっぱり怖いっす」というようなことを言ったから、元上司はこの本を薦めてきたのだが、読み終わってみて何となく彼が意図したことが分かったような気がする。

読みながら特に感じたのは、とにかくメッセージがシンプルだということ。それは文章の短さにも表れていて、節が何個もあるような文章は殆ど出てこない。主語、述語、以上、といった非常に簡潔な文体には本当に虚飾が全く感じられなかった。

とにかく自分の頭で考え、行動し、失敗を恐れずに失敗から学び、現状に甘んじることなく、目標は常に高く持つ、そして何よりも即断・即決・即実行、というメッセージは自分の胸に沁み入った。折しも、マネージャーに昇進したばかりで、気持ち的にも「自立しなければ」と思っていたところだったから、尚更だった。

これまでの人生、流れに任せる部分も多く、自分で考えて行動してきたか、と言われると反省すべき点は多くある。考えてこなかったわけではないが、不協和よりも調和を是としてしまい、自分を犠牲にすることも多分にあった。しかし最近とみに思うのは、そうやって不協和を回避しようとすることは、自分の精神状態を健康に保つことにはネガティブに作用するので、宜しくないということ。我慢、忍耐というのは生きるためには必要だけど、常に押さえつけるのはストレスがたまるだけで、時々「ガス抜き」しないと、鬱になったり、結果的に自分を痛めつけるだけ。

柳井さんの本を読んで叱咤された。やっぱり他人に甘えず、自分の足で立つ意思を強くしなければ。

2009年9月1日火曜日

マネージャーになりました

My company is American company so a fiscal year starts from September 1st. On this day, many important accouncments are made by company executives, the announcements for organization changes, leadership changes and results of promotion.

Working as a Consultant, the second level from below of career path , I was a candidate for manager promotion. Because of bad economic situation that has plagued my company, this year's promotion has been said to be the toughest for candidates for any level of promotion. So I was quite restless until I got an official notification that I got promoted to a manager from my career counselor just two weeks ago. Actually, those who could have been promoted to had been confied to people who had been evaluated as outstanding but some consultants who were evaluated as outstanding were not allowed to be promoted to higher level.

To be honest, I thought that promotion didn't matter to me. But finding that some of my colleagues couldn't make manager promotion and got hurt, I've been realized that I cannot say "the promotion doesn't matter to me". I must keep in mind the responsibility those who got promoted must accept.

Then, I would like to extend heartful thank you to everybody who supproted and is supporting me either directly or indirectly. If it had not been for you, I could not have been promoted.

2009年8月30日日曜日

Landslide change in Japanese Politics

昨日は総選挙でした。投票率は70%ほどの模様。きっと安易に民主党になびいた人達が大半だと思う。それでも、この数字の高さは国民も今回の選挙に対しては行動を取るほど関心を寄せたということが言えると思います。僕も投票に行きました。
政治は長期的に腰を据えてやらないと結果を出すのは難しいし、所属政党としてリベラルでも、年齢が高ければ保守的な考え方になると思うので、衆院小選挙区も横浜市長選挙も一番若い候補者に投票しました。結果的に2人とも落選してしまいました。残念です。
しかし、結果は予想通りの民主党圧勝、そして議席数は予想以上の大差がついてしまいました。ただ、これで参院・衆院の両院で名実ともに民主党は第1党に躍り出るため、今後政策立案プロセスは民主党の力押しで進められていくと思います。僕ら国民に出来ることは、今回民主党を信任したのですから、応援することだと思います。民主党もポピュリズムではなく、本質を見極めて政権運営に努力してもらいたいと思います。
母国がグローバル社会で取り残されるのは寂しい。正直言って、中国・インドに抜かれるのは歯がゆすぎます。是非、国家戦略を練り直し、僕らの子供達が大人になってからも胸を張って日本人だと言える国にしてもらいたいと思います。

短期政権はまっぴらです。もう5年、10年は続けるくらいの、そして支持されるくらいの政権にしてもらいたいです。

2009年8月23日日曜日

富士山登頂


この週末を使い、4年ぶりに富士登山にチャレンジしてきました。前回登頂したのは2005年8月20日で、その時に山頂で妻にプロポーズをしました。なので、日付は2日ほどずれてしまいましたが、婚約から4周年、結婚から3周年の記念登山のつもりで登ってきました。

富士山は相変わらず雄大で厳しく、1度登山経験がある程度では楽になるはずもなく、やっぱりきつかったです。そして、4年前と登山道の装いはあまり変わらず、「この山小屋で休憩した」とかの記憶がどんどん蘇ってきました。

前回は日帰り登山だったのですが、今回は山小屋で一泊し、念願のご来光を拝むことができました。風は強かったのですが、雲が少なくほぼ晴れていて天候条件は最高でした。燦然と輝く富士山のご来光は荘厳であり、それでいて温かかった。昔からご来光が神様の如く崇められていた理由が分かったような気がします。そして、山頂でも霧が晴れ、眼科に雲海が綺麗に一望できました。こういう素晴らしい景色を見ると、確かに山頂への道のりは相当厳しいけど全ての疲れが一気に吹き飛んでしまいますね。

また機会があれば登りたいと思います。

2009年8月16日日曜日

Li Ning

ハイデラバードで開催中のバドミントン世界選手権に関するロイターの記事に中国選手の写真が掲載されていた。ただ、Li Ningのロゴを見るまでヨネックスのウェアかと思うほど、去年まで来ていたウェアに似ているような。行き着くところは、ナショナルカラーである、赤・黒・黄のパターンなんだろうけど、あんまり創意工夫が見られない。しかし、用具進出したばかりなのに、中国選手がこれだけ活躍している様を見ると、技術力もそれなりにあるのかな、という評価をせざるを得ないかも。

2009年8月12日水曜日

Summer Vacation

It seems that most people of my company are taking summer vacation although, unfortunately, I won't be able to take it because of the project I am working on. Until yesterday, I saw many people working in the office. However, today, I don't see many empty workspaces, finding that the company sent the e-mail told employees to take summer vacation in this week.

I don't know whether it's common in consulting firms or not, my company and the company I previously worked for don't have scheduled summer vacation. So we can take summer vacation whenever we want instead of taking it in unpreferable timing when most Japanese take the vacation. I like it because I can avoid congestions that is the last thing I would like to run accross.

So I am feeling that my company is becoming "popular" and "typical" company, thinking that many people are encouraged to take the vaction on scheduled timing.

But, taking summer vacation on unscheduled timing sometimes has a risk that eventually we go without any vacation. So we should think about freedom and responsibility.

So the change is so insightful that it is likely that the company is not looking to our self decipline.

Anyway, I will take summer vacation later for sure.

2009年8月9日日曜日

Same feeling

Now I am reading a provocative memoir like book written by one of HBS alumni who used to be a journalist. The book has been quite famous for its very criticizing attutitude toward HBS even though the author of the book is no doubt a man who graduated from the school. Of course, it aggressiveness is one of its sales point. However, I've felt that many people with cutting edge careers and seeking far more better position in business world by getting MBA from such a established and unmatched business school do have trouble in their balancing between seeking careers and securing their private life with their family etc. I have a image that compared with students in other business schools such as Stanford, Kellogg etc, students in HBS are like manifestation of the capitalism, I mean, seeking better position in terms of money etc at any expense. And I also have believed that almost every students in the school has already set concrete and well planned goals in their career plans. But those two beliefs are not necessarily true even for students in this prestigious business school.

2009年8月7日金曜日

力の偏在

気づいたら高校総体のバドミントンも最終日。

しかし男子個人戦の決勝カードはシングルスもダブルスも埼玉栄対決。少なくともシングルスの決勝には別の選手が勝ちあがると予想していた。それは選抜優勝の宮崎・日章学園の渡邊選手。しかし、なぜかベスト4にすら名前が無い。結果を見てみたら1回戦で棄権していた。Smash-netの森田氏のブログで知ったのだが、インフルエンザらしい。彼も無念だろうが、僕も残念で仕方がない。やはり同校決勝というのは、高校生活の総決算の大会にしては余りにも味気ない気がする。

NTT東日本の佐藤選手が上水中から関東第一に入学し、同校が一気にTier1の強豪にのし上がってから、同校決勝や高校3冠が何となく安っぽいものになってきたような気がする。僕の世代では大束真也が高校3冠を成し遂げたけど、同校対決ではなかった(確か決勝は両方とも上尾の平山選手)。1つ上で3冠候補の筆頭と言われた中西洋介(現ユニシス男子ヘッドコーチ)ですら3冠は阻まれた(ダブルスは常総学院の坂本・小島組が優勝)。2つ上の代では舛田圭太(現ナショナルチームコーチ)と大束忠司(現日体大男子チームコーチ)という圧倒的存在を誇るライバルが存在し、ナショナルチームではペアを組むも所属はお互い別々。そして、個人タイトルはお互いに分け合っている。その上の代はずっと全盛期の常総学院が席巻した時代が続いたが、3冠だっていけると言われた矢部・樋渡組ですら、シングルスはベスト4どまり(これは小島監督から「シングルスは勝たなくていいと言われたから」という説もあるけど)。そのまた昔を紐説けば、草津東・松浦進二と日川高校・松野修二なんていう伝説的なライバル関係だってあった。

要するに何が言いたいかというと、バドミントンに関わるものとして勢力の偏在は競技としての魅力を損なうのではないかということ。伝統校同士のライバル関係、ナショナルチームではペアを組むが、所属する学校はバラバラというコンテクストは、決勝カードをよりストーリーのある魅力あるものにしてくれる気がする。埼玉栄や関東第一のような強豪校が全国から優秀な選手を集め、地方で育った選手がなかなか地元に残らないという状況は、福島・富岡高校のエリート教育で一層その傾向を強めそうな気がする。おそらく今までの強豪校もより一層スカウティングに力を入れていくことになるだろうから。

だから、バドミントンで決して伝統的強豪とは言えない宮崎県から出てきた渡邊選手には期待していたので非常に残念。まだ選手生活は長いので、是非その後のキャリアで見返してもらいたいものである。そして、来年のインターハイでは渡邊選手に続く、エマージングな選手が出てくることを祈ってやまない。

Solar Energy

As Obama administration pledged to prop up the economy by investing in renewable energy such as solar and wind energy, many people are turning to those energy not only as clean energy but also as cash generating machine. Many companies of semiconductor industry pleagued by the financial crisis and ever worstly sugging demand in consumer markets are now trying to see a hope in renewable energy technologies. But it seems to take some time, even long time until the industry can be fledged...

2009年7月26日日曜日

そんなに喧嘩してるかなぁ。

今日、布団に入ってからのこと。妻と話をしていたら、横に寝ていた羽紗がいきなり「けんかをやめて~♪ふたりをとめて~♪」と、竹内まりやの「けんかをやめて」を口ずさみ出した。しかも、イントロの部分は歌詞をはっきりと覚えているらしく、音程までマスターしていた。歌の内容が内容なだけに僕も妻もびっくり。ここまで覚えさせているのだから、きっと何回も何回も誰かが歌っているのを聞いたことがあるはず。最初は祖母があまりに僕らの仲が悪いので、僕らが喧嘩したらこの歌を歌いなさい、と教えこんだのではないかとも考えました。ただ、祖母は頻繁に羽紗に会っている訳ではないので、恐らく保育園で覚えたんだと思います。
確かに仲はよくありませんが、羽紗にこういう歌を歌われてしまうと、何となく申し訳ない気分になってきます。今は訳がわからずに歌っているのだと思いますが、心からこの歌を歌われることが無いようになるといいなと思います。

2009年7月21日火曜日

帰国

昨日、研修先のシカゴから帰国しました。

1週間の研修は本当に充実していて、あっという間でした。多くの仲間と出会うことが出来て、目的としていたネットワークも作ることができました。「いっせいのせ」で集まって、即興でチーム内の信頼関係を構築し、協力しあって仕事を進めるのは日本人同士でも難しいものですが、逆に国籍が違ったとしても各自が献身的に建設的に役割を果たす意欲を見せることが出来れば、出身や文化が違ってもチームワークを作るのはそう難しい話ではないのだなと感じました。逆に、相手に対する先入観が無い分、受け入れる時は100%受け入れることが可能なわけで、日本人同士でチームを組む時よりも楽かも、と感じた。ワークショップでの立ち回り方は、2年前の経験が生かされたのかもしれない。これを実際のプロジェクトでも経験してみたい、という思いはますます強くなった。多様性が結晶化した時の輝きというのは計り知れないから。

研修後に滞在したダウンタウンで食べたディープディッシュピザは筆舌に尽くす美味しさだった。シカゴオフィスのコンサルタントとトレーニングセンターのパブで飲んだくれてなかったら、こんなに美味しいピザを出してくれるお店にありつくことは出来なかっただろう。店内も活気に溢れていて、オールスターを見ながら、ビール片手に大盛り上がりしている。14インチのピザはとにかく巨大で、「これが本当に4人サイズ?」と思わず自分のリスニングがミスっていたのではないか?と疑いたくなるような大きさ。トッピングも大胆なんだが、これがこれがおいしいおいしい。シカゴで食べているという、その場のムードがまた味を引き立てているのかもしれないけど、こんなに美味しいと思わなかった。

シカゴ大学とノースウェスタン大学のキャンパスも訪問し、ビジネススクールの建物も見学してきた。ノースウェスタン大学のビジネススクールの校舎には部外者は週末入ることが出来ないのだが、日本人在校生のご好意で仲を案内して頂いた。実際のキャンパスライフは垣間見ることができなかったが、クラスルームなどを見せて頂き、ここで教授が身振り手振りを加えながら、学生とインタラクティブな授業を行っているのかと想像すると非常にテンションがあがった。自分もこんなところで勉強が出来たら、と留学への思いを強くするだけだった。

ネットワーキングもディープディッシュピザもキャンパス訪問も、会社が研修という機会を与えてくれなかったらこのタイミングで実現できなかったと思う。なんだかんだ言って、いいタイミングでこういう研修を入れている会社は人材マネジメントが上手いのかもしれない。

2009年7月14日火曜日

先入観

職種や肩書きからその人の知能レベルを判断するのは、万国共通の思考の罠みたい。

「MBAは知能レベルが高い」
「戦略コンサルタントは知能レベルが高い」
「投資銀行のバンカーは知能レベルが高い」
「バックオフィスは知能レベルが低い」
「プログラマーは知能レベルが低い」

などと言ったステレオタイプな見方を人は誤っておかしがちらしい。社内にも結構そういう見方をする人間はいる。例えば戦略の社員がシステムの社員を卑下するような発言をしたり。でも、よくよく考えてみれば(というかよく考えなくても)、その人の知性は職種や肩書きによって定義されるわけではない。
初めて接する人には先入観を持ってはいけないし、自分に対しても先入観を持って序列をつけてはいけない。公平に取り扱えばいいし、堂々と渡り合えばいいのである。
個人主義の強そうな欧米でもこういう罠にはまる人がいるというのは結構意外だった。

2009年7月13日月曜日

シカゴ到着

Illinois州St.Charlesにある研修所に到着しました。成田からは13時間弱のフライトでしたが、あんまり長いと感じませんでした。ただ、これまでANAやSQのサービスとCAの若さ(笑)に慣れきっていたので、やはりUAのサービス品質はどれだけ良く言っても「庶民的」という形容詞くらいしか連想できず、最後に乗ったのは5年前ですが相変わらずサービス品質はイマイチでした。搭乗した飛行機はボーイング747のため、座席にモニターが無く、オンデマンドの映画等が全く楽しめなかったのも想定外。お陰様で、TOEFLのリーディング問題集が予想以上に捗りました(笑)

シカゴに来るのはこれが初めてだったので、気候については感覚があるはずもなく、函館とほぼ同緯度程度の割には暑いと聞いていたので、割と薄着軽装で乗り込みました。確かに空港に到着すると思った以上に暑かったので、外してはなかったみたい。湿度はあまり高くなく快適に過ごせそうです。ただ、建物内はかなり強めに冷房が効いているので、外と屋内で体をアジャストするほうが辛いです。この冷房を4度くらい上げてもそんなに快適さは変わらないだろうし、それに二酸化炭素排出量も削減できるのに、何でこういう身近なところからトライせずに排出量取引だとか、削減目標だとかトップダウンの話ばかりするんでしょうね。そういやG-8サミットは中国・ウルムチの暴動を受けて中国首脳が急遽帰国してしまったため、二酸化炭素排出の削減目標に関する踏み込んだ議論は出来ないまま終わったとか。International Herald TribuneでもG-8サミットの形骸化についてはかなり的確な問題提起がされていました。BRICsや中東、アフリカ諸国の台頭で求心力を失ったG-8は、会議に集まる首脳・各国関係者の渡航費や滞在費などで莫大な散財をしているだけで、機能していない、対象国の定義を拡大するか、国連のような第三者機関に委ねる方法を模索してもいいのかもしれません。地球環境問題は喫緊の問題でありながら、リーダーを失している状態は好ましくないですね。本当に。

さて、話がそれましたが、O'Hareからは会社指定のリムジンに1時間ほど揺られて、研修所に到着。その昔、大学のキャンパスだった(らしい)研修所は一時期、会社所有の資産となっていましたが、僕が入社したときには既に第三者に売却され、現在は一般にも公開されています。しかし、この研修所はかつて新入社員が入社後の研修を受けていた地であり、国内だけではなく世界中のオフィスの社員にとっては共通因子のような働きをしているのは先輩達と接していて強く感じていました。残念なことに、僕が入社した後にすぐ、アナリストクラスの研修はここIllinois州ではなく、アジアで行われることになってしまったため、この研修所を訪れることが長らく出来ず、何となく先輩達の話についていけない「置いてけぼり感」がありました。しかし今回この地を訪れることが出来て、何となくピースの1つが埋まったかなという感じです。
ただ、Chicagoのダウンタウンからは車で1時間強と離れているため、研修が終わる18時頃から遊びに行くのは時間的に現実的ではなさそう。金曜日午後と土曜日がダウンタウン観光の残された時間となりそうですが、土曜日はEvanstonに向かうことに決めているので、今回はなかなか観光の時間は期待できそうにないみたいです。センター内には、テニスコートやサッカーグラウンドなどの運動施設も充実しているので、体を動かすアクティビティと近くにあるアウトレットモールでトレーニング後の時間を楽しもうと思います。また研修所は森の中にあり、沢山の自然に囲まれているので散歩も清清しそう。そうそう、今日は夜に蛍を生まれて初めて見ました。蛍がいるのは特に水が綺麗な場所しかないと聞いたことがあるので、ここの自然の綺麗さもお分かりいただけるかと思います。

時差は14時間ですが、思ったより簡単に順応できそう。普段の生活も羽紗を寝かしてから24時ごろ起きて明け方までPCに向かったり勉強するという生活をしていたので、そもそも逆転していたのが効いているのかも。さて、明日からトレーニングです。久しぶりに英語漬けかー。

2009年7月10日金曜日

ミラーニューロン?

昨年末にMEISTERに通っていた時に知り合った某PEファンドに勤める知り合いと丸の内で昼食を食べてきました。待ち合わせたのはOYSTER BARだったのですが、明治安田生命ビルの地下1階にこんな店があるなんて知りませんでした。丸の内にいたこともありながら不覚な感じでした。
今のファンドに転職する前は米系投資銀行に勤めていた彼は、投資銀行からPEというまるで華のような経歴もさることながら、他にも色々な才能を持ち合わせており、本当にHigh Caliberな人間。それなのに、そんなことを鼻にかけることもなく、非常に礼儀正しく、逆にこちらが恐縮してしまうような謙虚さも持っていて、大凡彼の経歴からは予想できないソフトな人間性を兼ね備えていて、本当にバランスがとれているなと会うたびに関心させられる。
彼は、唯一無二のPEに勤める僕の知り合いなので、彼から聞く話はとっても新鮮。まぁ仕事に生かされるのかというと、その可能性は極めて低いので本質的ではないけど、知的好奇心は満たされ、精神的な充足感が得られるという点ではかなり価値のある時間を過ごせたと思います。
(物凄く抽象的なことを書いてしまってますが、ブログの公共性を考慮してあまり突っ込んだことは書きません)

そしてこういう素晴らしい人材と一緒に時間を過ごしていると、あたかも自分も優秀なように感じられるから怖い。バドミントンをやっていた時も、ヨネックスオープンの帰りは物凄くイメージが高くなっていて、自分もやればできるんじゃないか?という無謀で無意味な錯覚を何回も覚え、体育館に戻って愕然とするわけですが、そんな感じですかね。

人間の脳は目の前で起きている事象を刷り込むように出来ているらしい。この刷り込み現象を発生させているのがミラーニューロンで、これに従えばより有能で、才能あふれる人間やより情熱的でやる気にあふれる人間と触れ合っている方が、自己の潜在能力を高く引き出せる可能性が高いということになる。あながち僕の行動は脳神経学の見地からしてみると非合理的なことでもないらしい。

2009年7月6日月曜日

お昼を食べようキャンペーン実施中

この長期休暇を利用して、普段はなかなか会えない人たちに会いに行くキャンペーンを勝手に開催中。休暇初日の7月1日には日本バドミントン協会の知り合いに会いに、渋谷まで行ったことはこのブログにも書いたが、今日は第2弾として某商社に勤める同期を訪ねて丸の内まで行ってきた。アナリスト1年目~2年目の駆け出しコンサルタントの頃にアサインされていたプロジェクトは、丸の内・大手町エリアが主な戦場だった(笑)ので、何だかタイムスリップしたような気分だった。ただ、あの時は忙しくさで目が回りそうな状態だったので、こうやって平日の昼間にポロシャツにジーパンというラフな出で立ちでお仕事中のサラリーマンの方々に紛れると非常に優越感を感じて気持ち良かった。それにしても、新丸ビルが建ち、三菱商事ビルが建ちと、新しいビルが次々にオープンし、地上も様変わりしたけど、それ以上に地下も大分変って驚きでした。丸ビルも新丸ビルも三菱商事ビルも地下道で繋がっていて、丸の内エリアの開発が三菱以外も含めた複数社での開発になっていたら、統一感の取れた開発も出来なかったんでしょうね。
それはさておき、今日会ったゼミ同期はゼミの中でも特に仲のいいゼミ生仲間の1人なのですが、去年の10月まで1年半ほどNYに駐在になっており大分疎遠になっていたのと、3月のパーティにも来てもらったのですが、その時は大勢の出席者のホストでじっくり話込むことも出来なかったので、今日は色々と話が出来てよかったです。NYから帰国後に、現地で知り合った女性と結婚しているのだけど、まだ式を挙げていないので「早く挙げようよ」と無駄にプッシュ。おいしいものが食べたい、と言ったらちょっと納得してもらいましたが、流石に巨大商社の台所を預かる部署にいるだけあって、「じゃあ会費は10万円」というとんでもないカウンターパンチを食らってしまった(泣)にしても、2人で新丸ビルの昼食単価の高さを嘆きました。とろろそばを普通に頼んだだら、1200円ですよ。。いくら素材がいいものを使っていても僕の感覚を遥かに超えておりました。
暫く丸の内ランチは勘弁かなと思っていた矢先、昨年末のMEISTER集中コースで同窓となった某PEに勤める知り合いからランチ快諾の返事があり、再び木曜日に丸ノ内に舞い戻ることになりました。今週は豪華な昼食が続くようで、財布が悲鳴を上げそうです。

2009年7月5日日曜日

配当金の小切手が再発行できた!!

先ほど、SmithBarneyのコールセンターに電話して、去年の11月の配当金の小切手を再発行依頼をしました。正直、再発行できませんと言われたら悲しいなぁと思っていたので、密かに嬉しいのとほっとしてます。早く小切手とシティバンクのキャッシュカードが届かないかな。

2009年7月4日土曜日

パズルを埋める

今日は感動的な出来事が2つあった。
1つ目は羽紗が親の付添いなしのスイミングスクールに通い始めたこと。そしてもう1つは羽紗と2人で映画を見に行けたこと。どちらも日常の1コマに過ぎないような非常に一般的な出来事なのだけど、僕にとっては極めて意味の大きい出来事となった。

これまではトレッサ横浜にあるセントラルスポーツのスイミングスクールに羽紗を通わせていた。そこでは3歳になるまでは親の付添が必須であり、人数も20名以上は参加しているので結構多く、主眼は水泳のトレーニングというよりは、水に慣れるというところに置かれているので、大したことは出来ないし、毎週毎週同じことをひたすら繰り返すので何となくマンネリ化していた(羽紗もおそらくそうだと思う)。で、近所にある別のスイミングスクールでも土曜日に教室が開かれていると妻が聞いて、見学をしに行ったら、かなりアドバンスドな内容をやっているということが分かり、3歳未満でも特別に受け入れてくれるというスクール側の好意に好感を持って、今月からスイミングスクールをスイッチしたのであった。

しかし、これまでのスイミングスクールでのプール内での僕への「べったり」ぶりから、流石に1人は厳しいのではないかと不安はあった。ただ、いざ始まってみると、最初は口に指くわえてじっと警戒している様子だったけど、一度ギャラリーに僕らの姿を見つけると、それからはまさに水を得た魚のように元気よくインストラクターの支持に従いながら、教室を楽しんでいた。「親の心、子知らず」とはうまく言ったもので、子どもは親の心配を余所に着実に成長していくんだなと思った。隣に座る妻とも、「何か羽紗大きくなっちゃったね・・」とかなり感慨に浸ってしまった。

プール後は、今日から公開のアンパンマンを見に、グリーンラインに乗って109シネマズ港北へ。この映画館には初めて行ったけど、日吉からも20分程度で着いてしまうので、大分アクセシビリティ的には高いと感心。グリーンラインなんて、最初に出来た時は「また無駄なもん作ったなぁ」と思ったけど、たまには役に立つもんですね(笑)羽紗は映画館に入るのは初めてだったし、夜寝る時はいつも「まっくらにしないで!!」と言うので、シアター内の暗さに耐えられるか不安だったけど、これも杞憂に終わり、全く動じないし、むしろ初映画館でテンションがあがったようでした。羽紗が生まれてから2年半が経って、ようやくこうやって2人で映画館にもいけるようになったのかぁと思うと、父親と映画館に行った記憶が全く無いので何か一人で熱くなってしまった。

埋まっていない自分のパズルを自分の都合で埋めようとしていることについては、羽紗本位では無いところが少し申し訳ない気はするけど、こうやって1つずつ自分のパズルを埋めていくと、何か心が少しずつ開かれていくような気がします。本当にいい休日だった。

2009年7月3日金曜日

三鷹のFW

一昨年の全国高校サッカー選手権で母校・三鷹高校がベスト8に進出した時に5得点を挙げて、大躍進の原動力となった白井豪くんというFWがいる。どうやらこれまた母校・早稲田大学に1年間の浪人生活を経て入学を決め、しかもア式のトップチームで既に試合にも出場しているというかなり嬉しいニュースを目にした。各Jリーグクラブの下部組織が育成機関として成熟する前の選手権全盛時代に比べればレベルは落ちているのであろう。しかし、選手権で5得点というのは大変立派な成績。大学トップレベルでも十分に通用するとは思っていた。だけど白井くんが出てくるまで、当時のチームからは関東1部でプレーしている選手が出ていないのは何となく悲しかった。だから、大学でもトップレベルで通用することを証明してくれそうで嬉しい。応援していこうと思う。

1人の映画は寂しいけど・・

休暇中は普段では出来ないことをやろう、と決めている。まず1つは、色々な人に会いに行きお昼御飯を食べること、そしてもう1つは映画を見に行くこと。早速7月1日には、日本バドミントン協会の姉御と渋谷でランチした後に岸記念体育館の事務所に顔を出してきた。途中、日本オリンピック協会の知り合いの人にも挨拶出来たし、バドミントン協会の事務所では事務局長である大学時代の監督にも久しぶりに会えたので大満足。事務所では9月のジャパンオープンのヘルプについてコミットしてしまったので、何とか休暇を確保せねば。そして昨日は以前から見てみたいと思っていた「ハゲタカ」を見に六本木ヒルズまで行ってきた。実は羽紗が生まれてから映画を見に行くのは初めて。ということで、映画自体に対する期待と久しぶりに映画館に足を運ぶという興奮で、見る前から胸が一杯になっていた。

妻と付き合っている頃、結婚する大分前は2人で六本木ヒルズの映画館によく行った。夜中に仕事を終えてレイトショーで「ハウルの動く城」を鑑賞したりした。で、映画館では決まってキャラメルポップコーンを頬張り「あ、キャラメルついているところばかり選んで食べてるでしょ!!」「えー、だってキャラメルポップコーンなんだもん、キャラメルついてないところ食べても意味ないじゃん」ていう火に油を注ぐような会話もしたっけ、と、売店でキャラメルポップコーンを買いながらノスタルジックな気分に浸ってしまった。まぁあまりにテンションが高すぎてMサイズを買ったんだけど、そこは抑えてSサイズにしておけばよかった。ちょっと大きすぎて結局食べきれなかったから。

肝心の映画について。『ハゲタカ』『ハゲタカ2』は原作を読んだことがあるので、話の伏線は何となく理解していたのですが、原作『レッドゾーン』は読んだことがないまま映画を見たので、映画と原作とどっちが面白いのかということについては全くジャッジできません。また、投資銀行やファンドなどキャピタルマーケットでの経験が無いので、企業買収の現場では本当にWar Roomや鷲津ファンドで行われていたような1分1秒を争うようなバリュエーションの算定や資金調達の交渉が行われているのか、そのリアリティについてもジャッジできません。ただ1つ映画というか、これまでの作品を通して思うのは、企業買収や事業再生という、経営層や資本家による「さじ加減」で全てが決定されてしまいそうなテーマを扱いつつも、ラインやスタッフの人間性も取材し、偏りの少ない人間味ある作品になっているのは評価できるポイントではないかと思います。特に今回も、自分は経営側の視点か、労働者側の視点か、どちらの人間なんだろうと映画を見ながらつくづく考えされられました。正直、金融業の人間は好きではありません。それは、自分で汗を流してお金を得ているわけではなく、結局他人の頑張りを横取りしているからです。もちろん、金融業は華やかで、経済的な魅力度は相当高いですが、コンサルティングで一緒にお客さんと現場で仕事をしていると、バリュエーションとか単純なフレームワークとかエクセルでの数値計算で論理的に物事が決まるというようなことは殆どなく、最終的にはどれだけ汗を流して頑張ったかによって業績が左右されると思います。勿論、投資して、リターンを回収する方がよっぽど胃も痛くなりませんし、よっぽど楽かもしれませんが。投資するなら、企業ではなく、コモディティにしてくれと思います。そこは単純に需要と供給の世界の話でしかないので。

しかし、映画の鷲津さんはあんまり格好よくなかった(笑)まぁそれくらいの愛嬌も必要ですかね。

2009年7月1日水曜日

ドル建て配当金

会社経由で購入していた自社株の配当金のドル建て小切手が、去年の11月に届いていたのだけど、換金が面倒で放置していた。ドル建て小切手のお得な換金方法に詳しい先輩から、手数料が一番安いのはシティバンクの外貨口座にそのまま振り出された小切手をドル建てで入金することと聞いてたので、2006年にも既に口座は作ってあった。シティバンク以外だと小切手の換金に3000円から5000円ほどの手数料を取られるらしく、手元にあるドル建て小切手には20ドル弱と、40ドル弱の小切手もあるので、換金するとマイナスになる場合もあってバカバカしかったので、シティバンクは店舗が少なくて利便性は低いし、口座維持手数料が毎月2100円もかかるので、日本の都銀では口座維持手数料に年間20000円も取られるようなこともなく、そういうコストに関しては若干ネガティブだったが、手数料を考えるとシティバンクで口座を作る以外は選択肢として考えられなかったので面倒だったが、自由が丘のシティバンクに足を運んだのだった。でも、実際は口座作成から一度も入金することがなかったので、口座を強制的に解約されてしまっていたようで(確かに2年くらい前にそんな通知を貰った気がする)、昨日渋谷のシティバンクで新たに口座開設をすることになった。ショッキングなことに小切手の発行日から6か月以上が経過していたため、昨日口座開設の手続きをした際には受け取って貰えなかったのだが、担当者の「Smithbarneyに電話して新たな発行日で小切手を発行してもらえれば大丈夫ですよ」という言葉を信じ口座開設手続きをした。

口座開設は思った以上に時間がかかってしまった。前回、口座開設した時に求められた記憶はないのだけど、今回は外貨預金口座を開設するには為替リスクに関する理解の自己申告をする必要があるとのことで、簡単なアンケートに答えさせられたりして、なんだかんだで1時間ほどかかってしまった。これで小切手の再発行が出来なかったら、昨日担当してくれた行員にクレームをつけようかな、というのは冗談ですが、自己申告用のアンケートは各種金融商品の運用経歴(国内債券/株式(投信含む)、海外債権/株式(投信含む)、仕組み商品、信用取引)を問う簡単なものから、「長期運用するとして、リターン小で投資期間中元本割れの期間は極小/リターン中で投資期間10年中3年は元本割れのリスク有/リターン大で投資期間10年中5年は元本割れのリスク有、のいずれの投資スタンスを選びますか?」みたいな若干考えさせられるようなアンケートもあって面白かった。ただ、後者みたいなアンケートは本当に為替リスクについて理解しているかどうかの指標になるのか疑問だったけど。
また、一度も入金せずに強制解約になった口座があったことが手続きに時間がかかった原因になったらしい。そんなケースいくらでもあるだろうし、何か納得いかなかったけど。

口座維持手数料の2100円は日本円50万円以上、外貨建てだと20万円以上相当が月間平均残高として口座に入金されていればいいらしいので、キャッシュカードがきたら50万円入れておこうと思う。流石に小切手1枚1000円というお安い手数料を享受するために年間25200円も支払うのはばからしいからね。

さて、シティバンクに口座作った後は手元にある200ポンドと40ユーロを円に換金してきた。ポンドはサ来週行く研修後に、イギリスによって友達の結婚式に出るつもりだったので、ポンドが140円くらいだった5月初旬に購入していたのだが、諸々の事情により出席できなくなり、不要になっていた。ラッキーなことに最近、ポンド高傾向にあったので逆ザヤは回避できたつもりだったのだが、シティバンクのすぐそばにあった三井住友で換金したのが間抜けで、1ポンドあたり11円も手数料を取られてしまった。後から気付いたのだが、三菱東京UFJでは手数料が7円くらい安かったので1400円も損をかましてしまい、さらに逆ザヤになってしまった。まあいいやと思わずに三菱東京UFJに行くことにすればよかった。

さてさて、11月にもさらに配当が出るはずなので、ちょっと楽しみです。インカムゲインで何しようかな。

2009年6月29日月曜日

一区切り

2007年10月から参画していたプロジェクトが明日終わる。運用まっただ中では、障害連絡に怯え「早くプロジェクトから解放されたい・・」と思っていたが、いざ終わるとなるとそれなりに寂しさはある。自分で要件定義して、設計もして、開発・テスト管理をして、リリース後の運用までやって、利用動向の調査までしてと、子育てをするような感覚でシステムに向き合ってきたのだから、当然と言えば当然なのかもしれない。これで思い入れがないという方が不思議なくらいだろう。それに、お客さんが極めて良かった。やはりエクセレントカンパニーの方々だけあって、考え方が合理的。マーケティングについても、平均値、バラつき等など、マーケティングにおけるデータ分析の考え方について、色々と学ばせて頂いた。その道のプロだけに、毎月の分析結果報告の準備は胃が痛くなるような思いをしていたけど、本当にいい訓練になったと思う。

明日で終わってしまうという実感はまだ無い。明後日お客さんのオフィスに行かなくていいんだ、って気づいた時に実感するのかなぁ。

2009年6月28日日曜日

期待はずれ

先日、受験したTOEFL iBTの結果がWebサイトに公開になっていたので、早速確認してみた。結果は惨敗。初めて衝立のあるテストセンターで受験できたので環境的には申し分なかったはずなのだが、準備不足は否めず、Reading、Listening、Writingで前回100点を取ったころよりも各セクション平均2.5点ほどダウンしてしまった。しかし解せないのはSpeakingの点数が前回から何の改善も見られずに19点どまりだったこと。この4月からオンライン英会話でほぼ毎日30分は英語をしゃべるようにしていたのに、何の成果も見られなかった。TOEFL iBTのSpeakingでは、流暢かつ綺麗な発音で喋り続けることが、話す内容よりも大事と聞いていた。6月の試験前には大分言いよどむことが無くなったと感じていたし、講師にも適宜発音のチェックを入れてもらっていて、会話能力については大分改善したと思い込んでいた。試験当日も、過去2回のテストに比べれば、Task1~6を通じて話せたボリュームは多かったし、明瞭な英語で回答出来た。正直、これなら22点くらいはいくだろう、とそこそこの期待はしていたので、それなりにショックな結果ではある。ボリュームについては客観的にも増えているはずなので、考えられるポイントとしては発音と内容なのかなと思う。次回は8月に受験予定なので、もう一度Barron'sの参考書とテイエス企画のTOEFL iBT問題集でテスト戦略の確認と弱点補強に努めたいと思う。

しかし、何でSpeaking上がらなかったんだろう。悔しい。

2009年6月25日木曜日

Approaching the end....

プロジェクトが終わりに近づいている。正直言って、アサインされた当初は2年もいないだろうと思っていた。(今の会社にも5年勤めているが、元々は3年で辞めるつもりだった。というところから、帰納的推論からすると、僕はどうやら流れに逆らうのが苦手らしい。)

Healthcareのしかも超ニッチなビジネスに関しては、当初は全くアイディアが無く、システム開発が始まってからはマーケットトレンドや制度に関する省庁からの最新情報などにキャッチアップする余裕が無くなってしまったので、あまり今後に役立ちそうな知見は養うことが出来なかったかもしれないが、高齢化社会においては医療や介護ビジネスは今後も成長が見込める領域なので、経験としては大きなものを得たのかもしれない。ただ、最後までこのビジネスに関しては何か、Coolさが感じられなくて、のめり込むほどの興味を持てなかったのは個人的には残念だけど(仕方がないが)。

本当は、この景気ではジョブについているのが雇用確保という面では得策なのだが、そろそろ出てもいいかなと思っていたので、何となく清清しい。でもこれで、他部署に強制異動になったら元の木阿弥なので、何とか不幸な結末を避けるための準備をしておかないとと思っている。とりあえず7月半ばまではバケーションとトレーニングの予定で、Availableでもチャージャビリティには響かないので、じっくりゆっくり考えようと思います。

2009年6月22日月曜日

Black Swan

遅ればせながらNicolas TalebのBlack Swanの原書を読んだ。本書は2007年に刊行されているのだが
、現代社会においては正規表現を前提とした確率論では到底予測不可能な事態が発生することを強く主張しており、2008年9月のリーマンショックに端を発する未曾有の金融危機を予言していたかのような内容となっている。そのため、金融危機以降、New York Timesで大きく取り上げられるなど、話題を集めていた。

彼が指摘するように、統計解析を行っていると、当初の目的を逸れてしまうことがある。いつの間にか美しいモデルを作り上げることに没頭してしまったり、相関度の高い変数を血眼で捜してしまっていることがある。洗練されたモデルは多くの前提を排除しなければならない可能性が高く(確率は正規表現に従うというのは最たるもの)、相関度の高い2変数間には実は他の変数が介在している可能性がある。包括的で実用的な統計解析は本来であればあらゆる変数を考慮しなければならないのに、全ての変数を盛り込むことはできないという理由から、あるべき前提を排除してしまうのは本末転倒である。学問は真理を追究することにあり、何も云えないことには何らの価値も見出されない。だから、学者達はモデルの美しさに固執し、本質を見誤ってしまうのかもしれない。Talebがもしも根っからの象牙の塔の人間であれば、このような学術界に対する批判的な主張をすることはなかったのだろう。Wall StreetのTraderとして、実際に資本市場と向き合い、正規分布では語り得ない多くのUp and Downを見届けてきた経験が彼に相当強い口調のアカデミア批判をさせているに違いないと思う。

とはいえ、全てを本能に従うままに処理するというのは人間にとってどうにも心地の良いものではないのではないかと思う。確かに、彼の主張には一理あるが、じゃあ一体全体どうすればいいのさ、というもどかしさというのが正直な読後の感想。

しかし、正規分布では発生確率が極めて稀な事象が起こるのがこの世の中である、という説明は論理的でわかりやすかった。美辞麗句に騙されない心構えは持とうと思った。

2009年6月19日金曜日

ギンザ舌呑にて。

東銀座の舌呑で、シニアマネージャ3名(うち1人はすでに別会社に転職済み)に囲まれて飲む、という何とも緊張感のある飲み会に参加してきた。彼らはもう経営層に大分近いところで仕事しているし、自分のアカウントを持っているので、どうやったら売れるのか、ビジネスで成功するにはどういう行動をすべきかを真剣に考えている。自分の視点はまだまだ低い、そしてまだまだ甘いと痛感させられた。

得意分野を持っているからと言って、自分が売れるわけではない。いくら基礎技術に優れた会社でも、適切なマーケティングを怠れば宝の持ち腐れとなるように、自分の牙を磨きつつ、自分を如何に売っていくのかを考えていかないと、生き残っていくのは厳しいだろうなと思った。

ITと国際性に関しては自分の長所ではあるけど、どちらかというと流れに乗って結果身に付いたことだと思う。その長所を活かしながら、そして自分に足りない事業戦略立案だったり、新規事業立ち上げなどの戦略立案・遂行能力を磨いて行かねば。

2009年6月18日木曜日

Go Krugman?

オバマ政権発足前から、アメリカ経済が立ち直るには財政政策による景気下支えしなかいとクルーグマンは主張してきた。政権発足から5か月を経た今も、彼の主張は首尾一貫しており、先日のInternational Herald TribuneのOp-Edでも、「手綱を緩めてはいけない」と景気が回復の兆しを見せ始めているとかすかな希望を抱き始めた連邦議会の議員に向けて警鐘を鳴らしていた。

100兆円規模の財政出動で、アメリカ政府の財務状況が悪化するのは確実で、各方面から財政悪化に対する懸念が広まりつつある。自由主義経済を信奉する米国においては、政府が公的資金の活用による企業救済を行うことに対しては当初から抵抗があったが、景気が底打ちを見せ、上向きつつあるという期待感から、これ以上の財政出動は適当ではないという声が更に大きくなりつつある。このような声は連邦議会内だけではなく、アメリカ国民内でも聞かれるようになっており、New York Timesが実施した世論調査では、オバマ大統領の経済運営は「景気を全く立ち直らせていないか、逆に悪化させている」との回答が過半数を超えるという事態になっている。

もう何度もOp-Edで同じ論調を繰り返してきたクルーグマンが一貫して引き合いに出すのは1930年代のルーズベルト大統領のNew Deal政策から緊縮財政への180度の方針転換である。クルーグマン曰く、アメリカ経済が恐慌後に真の立ち直りを遂げたのは第2次世界大戦以後のことで、そこまで待たなければならなかったのは景気回復の幻想の元、金利引き上げと公共投資の削減に急に舵を切ったルーズベルト大統領の経済運営にあるとのこと。また日本がバブル崩壊から立ち直るのに10年を要したのも、中途半端な財政政策によるものと指摘している。オバマ政権がここで怖気づいて、景気刺激の手綱を緩めることになれば1930年代のアメリカ、1990年代の日本と同じ轍を踏みかねないと主張している。

しかし、これ以上の財政出動によりアメリカ政府の債務が肥大化すれば、ドルの信用が低下し、中国など主要債権国の財政にも悪影響を及ぼし兼ねない。更に言うと、ドルの相対的価値が下落すれば、債券の価格が下がり、金利の押し上げ要因ともなる。金融機関の不良債権を買い取り、公的資金の注入によりある程度、信用創造のプロセスは正常に回帰しつつあるのかもしれないが、依然として企業の資金調達は厳しい状況が続いているわけで、企業にとってはこの景気悪化局面での金利上昇は死活的な問題となる。金融市場からの資金調達が難しくなれば、政府への救済を仰がざるを得ず、更に財政出動が膨らむ要因となってしまう。この流れを断ち切るには、ドルの信用を保持する、つまり緊縮財政に舵を取るのも1つの手段ではある。

マクロ経済学の常識であるが、緊縮財政に舵を取るべきタイミングは景気が回復し、ブームに向かうときである。だから、まだその時ではないというクルーグマンの主張には僕は賛同できる。ただ、かなり同じ論調が続いているので、何となく新しいことを言ってよ、という気もするけど。

2009年6月16日火曜日

難しい判断

羽紗の痙攣について、小児神経科の専門医の意見を聞くために、横浜労災病院に行ってきました。2007年に熱性痙攣を起こして入院したのを皮切りに、今年に入ってからも2月に痙攣を起こして入院し、4月にも高熱を出して救急にかかり、と、かなりお世話になっている。なので、全く喜ばしいことではないが、相当行きなれた感じがする。

さて、今日はこれまでの診察結果にプラスして、5月の脳波検査の結果も加味して、痙攣について診察をしてもらいました。結論からすると、今回も脳波には全く異常が無く、原因不明とのこと。但し、いわゆる熱性痙攣が引き起こす体を突っ張るような痙攣と、体を脱力させる羽紗の痙攣はどうにも同じとは言えないので、脳波検査で異常が見られなかったからと言って、「てんかん」の可能性が完全に否定されたわけではないとのこと。むしろ、痙攣のタイプ、最近の痙攣発生間隔の短さ、等から判断すると限りなくグレーに近いということで、「てんかん」かどうかは分からないが、投薬を始めてもいいのではないかということでした。最近は、インフォームドコンセントと言って、医師から治療に関する説明を患者やその親に行い、最終的に治療を受けるかについて患者本人や親が決定するということが医療の現場では普通になっているらしく、僕らのケースでも投薬を始めるかについては僕らで決めてくださいということになった。

親として、羽紗には健康な毎日を送ってもらいたいし、実際に痙攣を目の当たりにして怖い思いもしてきたので、「てんかん」と診断された訳ではないけど、薬で抑えることができるのであれば、抑えてあげたい気持ちはあります。ただし、脳波検査で異常が見られないということと、てんかん予防の投薬による肝臓や腎臓、また血液への副作用の可能性があること、そして一度投薬を始めてしまうと5年間は薬を飲み続けることになるということ、などを考えると本当に今すぐ投薬を始めることが得策なのかについては僕も妻も疑問を感じています。診察の終わりに、意志決定に1か月くらいの猶予を貰うことにしましたが、帰りのタクシーの中では僕と妻の結論は出ていて、とりあえず投薬は見送ることにしました。

勿論、ここから先また痙攣を起こすようなことがあれば、考え直さなければなりませんし、もしかしたら次の脳波検査で脳波の波形に異常が見られるかもしれないので、投薬という選択肢が完全に無くなったわけではありません。痙攣は脳に対する負担も大きく、痙攣を重ねることで言語や運動などの発達に悪影響を及ぼす可能性もあるので、手遅れだけは避けなければならないので、今すぐ投薬を始めて痙攣を抑えるという方法もあるにはあります。でも、もしも投薬を始めるとすれば、羽紗にも、そして僕らにも様々な影響が出てくるのは避けられません。

健康な生活を送ってもらいたい、でも、本当の原因が分からないまま投薬を始めることへのリスクも大いに感じており、非常に難しい判断を迫られています。

2009年6月15日月曜日

刺激

何気なくMSNニュースのヘッドラインを見ていたら、千葉市長に31歳の市議が当選したとのニュース。当選したのは熊谷俊人氏。31歳で当選とは一体どんな経歴の持ち主なんだろうと気になった。それで、彼のサイトでプロフィールを拝見してびっくり。早稲田大学政治経済学部経済学科の2つ先輩で、趣味はバドミントン、卒業後はIT企業(NTTコミュニケーションズ)に勤務とある。自分とかなり共通点が多い。

同じようなバックグラウンドを持つ人間が、政治という未知の領域に踏み出し、着実に足跡を残しているということを知り、非常に励みになった。頑張ろうっと。

2009年6月14日日曜日

地球の歩き方ゲット

昨日、ブログへの投稿を書いている最中にAmazonで衝動買いした地球の歩き方-シカゴ編が早速家に届いた。

しかし、Amazonのプレミアムサービスには恐れ入る。本当に翌日に到着してしまうのだからすごい。提携する物流会社も日通やヤマト運輸、佐川など複数社存在するので、とにかく翌日に届くように最適な手段を決めるようにしているんだろう。通常、荷物の流れはメインのハブ拠点→エリアの物流拠点→消費者となり、ハブ拠点を数多く設置すれば設置するほど消費者との距離が近くなり、荷物を届けるスピードが速くなる。ただし、拠点毎に在庫を充実させねばならないし、倉庫の固定運用コストが嵩むことになるため、とにかく拠点の稼働率を上げて、最適な在庫配置を行うことが大きな課題になるはず。一体全体、Amazonの物流網はどうなっているのだろうか。興味があるので今度調べてみよう。

ちょっと話が逸れてしまいましたが、ということでシカゴについて地球の歩き方を元に下調べ。交通網が充実していて、あまりタクシーを使わなくても色々と回れそう。Evanstonへも電車で行けるみたいなので、ケチケチ旅行ができそうでよかった。トレーニング後は賞味1日半くらいしか自由時間がないので、効率的に目的地を回れるように、プランニングしておかないと。

2009年6月13日土曜日

Chicagoへ

7月にChicagoに行く予定。振り返ってみると最後にアメリカ本土を訪れたのが2004年11月なので、実に5年ぶり。そして、Chicagoに行くのは初めて。僕らが入社する前はChicagoで新入社員研修が行われていたのに、入社後にポリシーが変更になってしまったために行けず、入社6年目にして初めて歴史のあるトレーニングセンターを訪れることになる。ということで、自然と気持ちが高揚している。まだ出発までに1か月もあるのに、ちょっとそわそわしてしまっている。

本当は、Chicagoでの研修後にゼミ同期の結婚式に出席するためにLondonに寄る予定だった。以前、同じ会社に勤める妻がKLでの研修後にPragueにStop Overで遊びに行った時に、確か2万か3万円でチケットを手配できたと聞いていたので、ChicagoからLondonの距離を考えるとそれ以上の金額になることはないだろうと踏んでいた。しかし予想は見事に外れた。ChicagoへのフライトはUAの割引運賃を使わなければならないのだが、その割引運賃を適用するとLondonへはStop Over出来ないとのこと。Star Allianceの世界一周チケットを購入し、割引運賃との差額を自腹で払うか、ChicagoとLondonの格安往復航空券を自分で見つけて購入することが代替手段として考えられるのだが、いずれも10万前後の出費を伴うために同期には申し訳ないが今回の渡英は断念することにした。せっかく、ポンドが140円台だった時に200ポンドくらい両替しておいたのに、使わずに終わってしまった(最近の円安基調でポンドが150円を超えているのが唯一の救いか?(笑))。

アメリカ国内であれば、ほぼ追加料金無く、Chicago以外の都市にも寄れるということだったので、いくつか他のプランを考えてみた。

案①:Sanfrancisco経由で帰国し、StanfordとUCをビジット
案②:Philadelphia経由で帰国し、Wharton Schoolにビジット
案③:Chicagoにそのまま滞在し、Chicago Booth SchoolとKellogg Schoolをビジット

20日は日本に到着しなければならない(21日から保育園が始まるので火曜日朝までには戻らないと妻のヘルプが出来ない)という事情があり、時間的な制約が厳しいということと、あまりお金はかけられないということで、今回は案③を取ろうと考えている。研修所はDowntownから離れているので、研修期間中ではゆったり観光もできないだろうし、適当かなぁと思ってる。ただ、Stanfordは一度見に行こうと思っているので、次にアメリカに行く時までお預けかな。

ということで、早速Amazonで地球の歩き方を購入。届いたら早速プランニングにかかろうと思う。


2009年6月12日金曜日

Profit Margin Competitiveness

These days, I've seen a training material that explains cosumer goods and services industry overview. The material is quite useful because information over main players, past and expected growth rate, sub-category market share and trends and key terms of each market segment.
Looking at the training material, I was astonished to find that despite their sizieable sales volume that can match that of American and European competitors, the profit margins of Japanese, even leading, companies are by far lower than those of American and European rivals; around 10% for Japanese, whereas Americans and Europeans reap more than 20% profit from their sales.

If this situation can be applied to one of every sub markets of consumer goods and services industry, I can consider what I found "coincidental". I could find relatively same things when I was taking a look at each market profile...

Why those Japanese companies cannot match their American and European rivals in terms of operation profit margin...

2009年6月11日木曜日

プロフェッショナルとしての定義

Dellが今後、M&Aを積極的にしかけていくために、IBMでM&Aに従事していた人間を引き抜いた。だが、IBMがその人間がDellでM&Aに関わることに対して難色を示し、訴訟まで発展。結局、IBMが認めるまでDellでM&Aに関わることはないという誓約書を裁判所に提出するまでになった。
かたや、AppleでiPod事業担当者として活躍した社員が、今度は競合にあたるPalmのCEOに就任。こちらについては内部での揉め事はあったのだろうが、訴訟になるような表立っての牽制は無い。

プロ野球やプロサッカーで、移籍後のチームでのプレーを制限されることは無い。DellとIBMの問題は、「君は次のチームでFWのポジションについてはいけない」「君は次のチームで4番バッターになってはいけない」と言われるようなもの。AppleからPalmへの転職のように、問題にならないこともあるけど、社員というのはあくまで会社あってのプロフェッショナルで、サラリーマンっていうのは会社の縛りは受けざるをえなくて、セミプロなんだろうなと思う。

2009年6月10日水曜日

Wisdom of Crowds has gone?

Yesterday, Dow Jones Industiral Average shot up, reflecting the speech Paul Krugman, one of the most prestigious and hot topic Nobel Prize laureates nowadays, made saying that the recession may end around the end of this September. 
Today, Nikkei 225 went up to this year's high, being about to break 10,000 yen, the price that will give much dose of tranquilizers  to quite a few people. 

Having looked at the movement since Lehman shock, I cannot help saying that wisdom of crowds has gone...


2009年5月28日木曜日

姿勢矯正

気がつくと猫背になっている自分の姿勢とか、眠そうと言われるメリハリのない顔立ちにはそれなりにコンプレックスを持っている。別に背中を丸めたいわけでもないし、半眼の状態に好んでしているわけではない。だけど、体が自然にルーズになってしまうらしい。姿勢に関しては整体に通うことも考えたけど、頻繁に通うと月1万円以上かかってしまうので、経済的ではなく躊躇していた。

たまたま、今日乗った丸の内線の社内に姿勢矯正下着の広告を見つけた。その製品の名前は忘れてしまったのだが、姿勢矯正下着で検索すると結構ヒットするもので、同じ悩みで悩んでいる人も結構いるんだなぁと安心した。有名メーカーから無名メーカーまで様々な企業が矯正下着を販売しているようだ。ただ自分は素人ということで、アシックスの肩バランスアップアンダーを早速予約購入してみた。

道具に頼るのはよくないけど、ここまで染み込んでしまうと道具に頼らざるを得ない。どんな効果があるんだろうか。

2009年5月26日火曜日

コックさんになりたい、レベルの目標を決めよう

留学について悶々と悩み続けて早いもので3年以上。3年も準備に費やすほど時間もお金もかけてきたのに、妻を説得しきれなかった最たる原因は1つ。それは僕の中に明確なキャリアプランがなかったこと。つまり「僕はこんな人間になりたい!!」という夢。

小学生の時、コックさんになりたかった。おいしい料理を沢山作って、家族に食べてもらい喜んで貰いたいという純粋な気持ちから、そんな風に考えた。いつからか、コックになりたいとは考えないようになったが。中学生の時は特にこれになりたいという夢はなかった気がする。しかし、高校生になってバドミントンに対する情熱が強くなってからまた夢を持つようになった。真剣にヨネックスに入社することを考えた。バドミントンが強い国はどこだ?インドネシアだ。じゃあインドネシア語を勉強すればきっとバドミントン関係の仕事に就けるだろう、と真面目に考えていた。今から考えてみればかなり無謀。それに超短絡的。でも、あの時は純粋だった。別にバドミントンで食べていけるかなんてこれっぽっちも考えていなかった。だからその夢を実現させようと、東京外国語大学東南アジア課程インドネシア語学科を受験したし、夢からブレークダウンして考えだした実行プランを確実に実行しようとしていた。まだ目標→施策という流れは一貫性を持っていた。

しかし何故か受験では早稲田政経、慶應経済なども受験。このチョイスは明らかに夢とはかけ離れていた。何となく現実を考えてしまった。早稲田、慶應の方が、東京外国語大学よりも響きがいいし、将来就職するのに有利だろうと。就職は目標ではなく、手段の1つなのに。就職して何をするかは微塵も考えていなかった。本当に未熟だった。

あれから10年が経つが未だに自分の目標を明確に出来ていない。国際的な環境で仕事をしたいという気持ちはあるものの、じゃあどんな産業で、どんな職種で、どこの国の人たちと仕事したいのか、そもそも何を成し遂げたいのか?というのが全く明確になっていない。

何で昔は「コックさんになりたい」みたいに一言で夢を語れたのに、今は一言で言えなくなってしまったんだろう。コックさんレベルの夢を、もう一度考えてみたいと思う。

2009年5月25日月曜日

執念

柔道家・野村忠宏がロンドン五輪を目指して現役を続行するという。北京五輪の代表に選ばれなかったことが余程悔しかったらしい。五輪3連覇を達成した程のアスリートからしてみれば、その悔しさも当然か。オリンピックはアスリートにとって世界最高峰であり、その頂を3度も制しても現役を続けるモチベーションには感心させられる。

何がそこまで彼を突き動かすのか。執念なんだろうか、やはり。

2009年5月24日日曜日

熱海一泊温泉旅行@熱海石亭

この週末、家族と熱海に一泊温泉旅行に出かけた。妻のお母さんが定年退職前にリタイアされることになり、そのお祝いにと妻が妻のお兄さんと今回の温泉旅行を企画。大切なお母さんのお祝いなので、あたみ石亭という宿をお兄さんが選んでくれたのだが、全室離れになっていてかなり風情のある宿だった。

熱海と聞くと、何となく「海水浴場とひなびたホテル」というステレオタイプを連想してしまうが、この宿には確かに趣があり、熱海という地名から連想される旅館とは一線を隔する趣があった。

話は僕のことに移るが、実は密かにこの温泉旅行をかなり楽しみにしていた。というのも、家族で旅行に出かけるのは、昨年9月に仙台・秋保温泉に一泊旅行をして以来でかなり久し振り。それにこういった状況で今年の出願は断念したということもあり、ここ最近留学計画に関する議論で若干意見がぶつかることが多くなっていたし、ここはゆっくり家族と過ごしてもう一度リセットしたいと思っていた。

子供がいたので、ゆっくり、という訳にはいかなかったけど、しばし慌ただしい日常を離れてぼんやりと非日常の世界に浸ることが出来て、ちょっとはリセットになったかも。やっぱり一旦距離を取ってみるのも大事だわ。

2009年5月19日火曜日

Take a risk

基本的にリスクとリターンは自然の摂理と同じであると考えている。水素と酸素が結びついて水が生成される。葉緑体が太陽光と二酸化炭素を吸収し光合成することによって酸素が生成される。このように一見ありふれていて、原理を理解しなくても当然と受け止められるような自然界の事象にも必ず法則は存在している。水素と酸素以外から水は出来ないし、葉緑体が太陽光と二酸化炭素なしで光合成を行うことは出来ない。

リスクの無いリターンは存在しない。いや、リスクを取らなくてもリターンは得ることができるかもしれないが、リスクを取らずにリターンを得ようとすることは自然の摂理に逆らおうとすることと同義である。

ミーティングで当たりさわりの無いことを言っていればクライアントの反感を買うこともないかもしれない。但し、コンサルタントとしてクライアントから一目置かれる可能性も極めて低いだろう。しかし、リスクを恐れず堂々と第三者的な立場から堂々とクライアントに対して自分の意見を述べる場合はどうだろうか。確かに、読み違えればクライアントから大いに反発を受けることもあるだろう、もしかしたらコンサルタントとしての資質を疑われるかもしれない。しかし、クライアントの身になって考え、ソクラテス問答を何度も行い、出来る限りリスクを抑える努力をした状態で臨み、自分の意見がクライアントに刺さった場合は、それだけのリターンを享受できるようになることは間違いない。

ビジネススクールへの出願書類についても同じことが言えるのではないだろうか。一般的すぎるキャリアビジョンは当たりさわりの無いように見えるが、具体性が無く入学審査官には到底響かない。ディテールが細かい具体的なキャリアビジョンは、フィット感を明確に否定されることもあるかもしれないが、入学審査官の心に残る可能性は一般的なキャリアビジョンに比べて数倍も大きいことは明らかである。

自省すると、これまでは当たりさわりの無い「快適ゾーン」に逃げる癖が結構あったと思う。やっぱり、リスクを取っていかないと、実りのある豊かな人生は送れないよね。

2009年5月16日土曜日

エコポイント

エコポイントの付与がスタートした。

エコポイントは高環境性能の家電購入に際し、商品分類に応じて付与される。付与されたポイントは家電量販店独自のポイントのように、後で現金と一緒に使うことができる。

要するに景気刺激と一般家庭の低炭素化を狙った「二兎を追う」政策なのである。

しかしエコポイントは現在審議中の補正予算案に組み込まれている制度。本来は補正予算成立後にスタートする予定だった。ただ、メーカーや小売店から消費者の買い控えを招いているという指摘があり、成立前にポイント付与を開始することになってしまった。日経新聞にも一面広告が載っていたが、ご丁寧に「補正予算案が成立することが前提です」と書いてある。何ともお粗末な感じがする。

それにしてもこの制度は「どうやったらポイントが貰えるのか?」「ポイントは何に使えるのか?」「どうやって使うのか?」が直観的に分かりにくい。そもそも家電量販店の独自ポイント制度とは別ものだし、データとしてポイントが管理されるわけでもない。成立したら成立したで、運用上の問題は残っているような気がする。

市場の需給バランスがエコポイントの付与程度で均衡点に向かうのか、景気が刺激されるのか、については微妙だと思う。好景気の時であれば奏功したかもしれないが、不景気時には消費者は支出に対して保守的になるので、ポイント還元よりも現金値引きの方が効果が大きいのではないだろうか。

少なくとも補正予算案が成立しないことには効果も測れないので、まずは法案成立を祈っているが。

2009年5月13日水曜日

凄い返済額

アメリカ政府から1800億ドルの公的資金援助を受けたAIGのCEOが、公的資金返済には3年から5年を要するという発言をしたらしい。

2007年版のアニュアルレポートで確認できる限りでは、2006年通期で140億ドルの利益を上げている。1800億ドルのうち、いくらがDebtによる融資なのかは定かではないが、少なくとも9月の段階で850億ドルの融資を受けている。3年での返済ってのは現実的なのだろうか。

どういうロジックなんだろう。

2009年5月11日月曜日

TOEFL Speaking対策

TOEFL Speaking対策でレアジョブというオンライン英会話に入会した。Skypeを使って講師と会話する英会話スクールはかなり増えてきたが、レアジョブはパイオニアらしい。

何より価格が圧倒的に安いのが魅力的。毎日25分話しても5000円、50分でも8000円というコストパフォーマンスの高さ。以前、ベルリッツに自腹で通っていた時は週1回2時間のレッスンに6000円支払っていたので、単純計算しても1時間当たりのコストはベルリッツの1/13。
しかも最終レッスンは24時30分~25時なので、夜遅く帰ってもレッスンを受けることが出来るのはありがたい。低単価、高フレキシビリティはVoIP様様といったところか。

ただ、講師がフィリピン人なのでやはり独特のアクセントがあるのは否めない。先ほど初回のレッスンを終了したが、確かに滑らかな英語は話すが東南アジア系のイントネーションが残っていた。TOEFL Speakingセクションでは発音も採点基準に含まれているので、講師がどこまで私の発音ミスを正確に指摘してくれるかは少し不安。

あと個人的には単価が安すぎるので不当に安い賃金で講師を採用しているのではないかと心配になった。フィリピン大学の学生ということなので、アルバイト感覚なのかもしれないが、流石に1時間200円とか300円だと労働分配率を5割だとしても彼らに渡るのは1時間働いてたったの1ドルちょっとということになる。

確かに安いのはこちらとしては有難いんだけど、人権侵害には加担したくないですね。

2009年5月10日日曜日

Private Equity is coming back

This week's BusinessWeek's cover story is titled as "How Private Equity Could Revamp the U.S. Economy". Although PE enjoyed easy credit with low interest rates, the financial meltdown has given huge impact on PE. As financial institutions got afraid of lending money in financial market, PE struggled to secure money they needed to make a huge deal. Apparently, their source of finance was getting scarce and depleted.

However, pension funds, universities' funds etc that took PE as alternative investment, enjoying massive return on the investment, are still looking to PE and taking agressive position to their investment strategy.

PE was long blamed for reckless investment strategy, leveraging 10-20 times of their M&A targets' financial value to buy those target companies. But it is undeniable that PE was actually Catalyst for companies.

In fact, PE is now investing into utility and construction industries that are promised by Obama to get taxpayers' money to prop up the economy.

I would like to observe whether PE can revamp the U.S. economy.

留学を諦めて。

留学を諦めた。

非常に後悔が残る。でも、仕方がない。お金ほど手に入りにくいものは無いと人生を通じて学んでいたはず。だけど、甘くなっていた。正直恥ずかしい。

非は誰にも無い。責任は全て自分にある。だから、次に目指す目標を定めないといけない。でないとこの気持をどう対処していいのか。正直、発狂しそうになる。

あれだけ苦しんだGMATで710点を取った時、未来は開けたと思った。でも、現実はそこまで甘くない。

何か打ち込めるものを探そう。