2009年7月10日金曜日

ミラーニューロン?

昨年末にMEISTERに通っていた時に知り合った某PEファンドに勤める知り合いと丸の内で昼食を食べてきました。待ち合わせたのはOYSTER BARだったのですが、明治安田生命ビルの地下1階にこんな店があるなんて知りませんでした。丸の内にいたこともありながら不覚な感じでした。
今のファンドに転職する前は米系投資銀行に勤めていた彼は、投資銀行からPEというまるで華のような経歴もさることながら、他にも色々な才能を持ち合わせており、本当にHigh Caliberな人間。それなのに、そんなことを鼻にかけることもなく、非常に礼儀正しく、逆にこちらが恐縮してしまうような謙虚さも持っていて、大凡彼の経歴からは予想できないソフトな人間性を兼ね備えていて、本当にバランスがとれているなと会うたびに関心させられる。
彼は、唯一無二のPEに勤める僕の知り合いなので、彼から聞く話はとっても新鮮。まぁ仕事に生かされるのかというと、その可能性は極めて低いので本質的ではないけど、知的好奇心は満たされ、精神的な充足感が得られるという点ではかなり価値のある時間を過ごせたと思います。
(物凄く抽象的なことを書いてしまってますが、ブログの公共性を考慮してあまり突っ込んだことは書きません)

そしてこういう素晴らしい人材と一緒に時間を過ごしていると、あたかも自分も優秀なように感じられるから怖い。バドミントンをやっていた時も、ヨネックスオープンの帰りは物凄くイメージが高くなっていて、自分もやればできるんじゃないか?という無謀で無意味な錯覚を何回も覚え、体育館に戻って愕然とするわけですが、そんな感じですかね。

人間の脳は目の前で起きている事象を刷り込むように出来ているらしい。この刷り込み現象を発生させているのがミラーニューロンで、これに従えばより有能で、才能あふれる人間やより情熱的でやる気にあふれる人間と触れ合っている方が、自己の潜在能力を高く引き出せる可能性が高いということになる。あながち僕の行動は脳神経学の見地からしてみると非合理的なことでもないらしい。

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