2009年7月13日月曜日

シカゴ到着

Illinois州St.Charlesにある研修所に到着しました。成田からは13時間弱のフライトでしたが、あんまり長いと感じませんでした。ただ、これまでANAやSQのサービスとCAの若さ(笑)に慣れきっていたので、やはりUAのサービス品質はどれだけ良く言っても「庶民的」という形容詞くらいしか連想できず、最後に乗ったのは5年前ですが相変わらずサービス品質はイマイチでした。搭乗した飛行機はボーイング747のため、座席にモニターが無く、オンデマンドの映画等が全く楽しめなかったのも想定外。お陰様で、TOEFLのリーディング問題集が予想以上に捗りました(笑)

シカゴに来るのはこれが初めてだったので、気候については感覚があるはずもなく、函館とほぼ同緯度程度の割には暑いと聞いていたので、割と薄着軽装で乗り込みました。確かに空港に到着すると思った以上に暑かったので、外してはなかったみたい。湿度はあまり高くなく快適に過ごせそうです。ただ、建物内はかなり強めに冷房が効いているので、外と屋内で体をアジャストするほうが辛いです。この冷房を4度くらい上げてもそんなに快適さは変わらないだろうし、それに二酸化炭素排出量も削減できるのに、何でこういう身近なところからトライせずに排出量取引だとか、削減目標だとかトップダウンの話ばかりするんでしょうね。そういやG-8サミットは中国・ウルムチの暴動を受けて中国首脳が急遽帰国してしまったため、二酸化炭素排出の削減目標に関する踏み込んだ議論は出来ないまま終わったとか。International Herald TribuneでもG-8サミットの形骸化についてはかなり的確な問題提起がされていました。BRICsや中東、アフリカ諸国の台頭で求心力を失ったG-8は、会議に集まる首脳・各国関係者の渡航費や滞在費などで莫大な散財をしているだけで、機能していない、対象国の定義を拡大するか、国連のような第三者機関に委ねる方法を模索してもいいのかもしれません。地球環境問題は喫緊の問題でありながら、リーダーを失している状態は好ましくないですね。本当に。

さて、話がそれましたが、O'Hareからは会社指定のリムジンに1時間ほど揺られて、研修所に到着。その昔、大学のキャンパスだった(らしい)研修所は一時期、会社所有の資産となっていましたが、僕が入社したときには既に第三者に売却され、現在は一般にも公開されています。しかし、この研修所はかつて新入社員が入社後の研修を受けていた地であり、国内だけではなく世界中のオフィスの社員にとっては共通因子のような働きをしているのは先輩達と接していて強く感じていました。残念なことに、僕が入社した後にすぐ、アナリストクラスの研修はここIllinois州ではなく、アジアで行われることになってしまったため、この研修所を訪れることが長らく出来ず、何となく先輩達の話についていけない「置いてけぼり感」がありました。しかし今回この地を訪れることが出来て、何となくピースの1つが埋まったかなという感じです。
ただ、Chicagoのダウンタウンからは車で1時間強と離れているため、研修が終わる18時頃から遊びに行くのは時間的に現実的ではなさそう。金曜日午後と土曜日がダウンタウン観光の残された時間となりそうですが、土曜日はEvanstonに向かうことに決めているので、今回はなかなか観光の時間は期待できそうにないみたいです。センター内には、テニスコートやサッカーグラウンドなどの運動施設も充実しているので、体を動かすアクティビティと近くにあるアウトレットモールでトレーニング後の時間を楽しもうと思います。また研修所は森の中にあり、沢山の自然に囲まれているので散歩も清清しそう。そうそう、今日は夜に蛍を生まれて初めて見ました。蛍がいるのは特に水が綺麗な場所しかないと聞いたことがあるので、ここの自然の綺麗さもお分かりいただけるかと思います。

時差は14時間ですが、思ったより簡単に順応できそう。普段の生活も羽紗を寝かしてから24時ごろ起きて明け方までPCに向かったり勉強するという生活をしていたので、そもそも逆転していたのが効いているのかも。さて、明日からトレーニングです。久しぶりに英語漬けかー。

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