1つ目は羽紗が親の付添いなしのスイミングスクールに通い始めたこと。そしてもう1つは羽紗と2人で映画を見に行けたこと。どちらも日常の1コマに過ぎないような非常に一般的な出来事なのだけど、僕にとっては極めて意味の大きい出来事となった。
これまではトレッサ横浜にあるセントラルスポーツのスイミングスクールに羽紗を通わせていた。そこでは3歳になるまでは親の付添が必須であり、人数も20名以上は参加しているので結構多く、主眼は水泳のトレーニングというよりは、水に慣れるというところに置かれているので、大したことは出来ないし、毎週毎週同じことをひたすら繰り返すので何となくマンネリ化していた(羽紗もおそらくそうだと思う)。で、近所にある別のスイミングスクールでも土曜日に教室が開かれていると妻が聞いて、見学をしに行ったら、かなりアドバンスドな内容をやっているということが分かり、3歳未満でも特別に受け入れてくれるというスクール側の好意に好感を持って、今月からスイミングスクールをスイッチしたのであった。
しかし、これまでのスイミングスクールでのプール内での僕への「べったり」ぶりから、流石に1人は厳しいのではないかと不安はあった。ただ、いざ始まってみると、最初は口に指くわえてじっと警戒している様子だったけど、一度ギャラリーに僕らの姿を見つけると、それからはまさに水を得た魚のように元気よくインストラクターの支持に従いながら、教室を楽しんでいた。「親の心、子知らず」とはうまく言ったもので、子どもは親の心配を余所に着実に成長していくんだなと思った。隣に座る妻とも、「何か羽紗大きくなっちゃったね・・」とかなり感慨に浸ってしまった。
プール後は、今日から公開のアンパンマンを見に、グリーンラインに乗って109シネマズ港北へ。この映画館には初めて行ったけど、日吉からも20分程度で着いてしまうので、大分アクセシビリティ的には高いと感心。グリーンラインなんて、最初に出来た時は「また無駄なもん作ったなぁ」と思ったけど、たまには役に立つもんですね(笑)羽紗は映画館に入るのは初めてだったし、夜寝る時はいつも「まっくらにしないで!!」と言うので、シアター内の暗さに耐えられるか不安だったけど、これも杞憂に終わり、全く動じないし、むしろ初映画館でテンションがあがったようでした。羽紗が生まれてから2年半が経って、ようやくこうやって2人で映画館にもいけるようになったのかぁと思うと、父親と映画館に行った記憶が全く無いので何か一人で熱くなってしまった。
埋まっていない自分のパズルを自分の都合で埋めようとしていることについては、羽紗本位では無いところが少し申し訳ない気はするけど、こうやって1つずつ自分のパズルを埋めていくと、何か心が少しずつ開かれていくような気がします。本当にいい休日だった。
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