2009年10月23日金曜日

まさかのインフルエンザ感染

火曜日のこと。朝出社する前に喉に痛みを感じ、咳が出始めました。ただその時点では異常はその程度で、別に熱も無いし、とりあえずオフィスに常備されているマスクをつけながら普通に仕事をしていたのですが、咳がかなりひどくなってきて、挙句の果てに寒気もしてきました。体温計がなかったので実際に計ってはいないものの、確実に熱があるときと同じ感覚がしたので、仕事を早めに切り上げて自宅近くの病院に向かいました。

病院で熱を計ってみると、何と38.5度。これはインフルエンザの疑いありだろうと思い、先生に検査をお願いしてみました。ただ、先生からの答えは今やっても検査結果に出てこないから意味ないということで結局やらずに風邪薬だけ処方されて家に帰りました。インフルエンザだったらフランス出張は微妙だなと内心不安になりながらも、とりあえずまだインフルエンザと分かったわけではないので「ただの風邪」と信じて処方された風邪薬で何とか症状が治まることを根拠なく祈りつつ家に帰りました。

処方された解熱剤と着込んだヒートテックの相乗効果で十分すぎるくらいの汗をかき、翌朝には36.5度まで下がりました。この時点でインフルエンザ疑惑は医学的根拠も何もなく僕の中では晴れました。「捨てる神あれば、拾う神ありだなぁ」と。ただ、頭痛がちょっと残っていたので出社はせずに自宅で作業していたのですが、午後くらいから体調が何となく怪しくなってきて、夜にはまた38度台まで熱が上がってしまいました。鼻水が出てなかったし、これまでも高熱が続いてもインフルエンザでなかった時もあったので、ただの風邪と信じたい気持ちもありましたが、ネットで調べた症状がドンピシャリ(38度以上の高熱、関節の痛み、倦怠感、頭痛、喉の痛み、咳、そして鼻水を伴わないことがあること)だったので、インフルエンザなんだろうと思いました。

翌日の木曜日はかかりつけの病院が休診でした。そのため、羽紗がいつもかかっている小児科の先生に相談して、インフルエンザの検査をしてもらうことになりました。検査結果は予想通りのA型陽性。最近は新型か季節性のものかの判定はしないらしいのですが、とりあえずインフルエンザということが判明。

ここから先が大変でした。既に出社していた妻に連絡。妻の職場では身内にインフル感染者がいる場合は自宅待機などのルールがあるからです。その後、羽紗を保育園でピックアップしてから自宅に帰ってきた妻も何となく頭痛がするとのこと。僕は39度近い熱が出ていて意識が朦朧としていたので、もしも妻も同じく感染していて同じ症状が出てしまい、2人とも床に伏してしまったら羽紗を見れなくなるし、羽紗にインフルエンザがうつってしまうかもしれない、と不安だったので緊急協議し、国立に住む僕の母に連絡し、羽紗を預かってもらえるようにお願いし、羽紗は緊急避難。
昨日から服薬を始めたリレンザという抗インフルエンザウィルス薬が効いたのか解熱剤を飲まずに(というか先生には解熱剤はインフルエンザの時には飲んでは駄目と言われたのだけど)熱も下がり、大分体調も良くなりました。妻もリレンザを予防用に服薬してもらったからか、元々感染していなかったからか特に風邪の症状も出てこなかったみたいで、取り越し苦労にはなりましたが、昨日の時点では最悪のケースも想定されたわけで緊急避難はやむなしだったかなぁと思います。

しかし、インフルエンザがこんなに辛いとは思いませんでした。羽紗が保育園に通い始めた時は、彼女が保育園で貰ってくるウィルスに僕がやられて高熱を2、3日連続で出したこともありましたが、ここまでは辛くなかったような。最近免疫学を学んでいる妻曰く、なかなか治りにくいから性質が悪いのがインフルエンザの特徴ということなので、薬が効いてよかったです。またフランス行きも何とかなりそうでよかった。。

上司からは一応医者の了解をとってね、と言われるので明日先生に確認してこようと思います。

皆さんもお気をつけ下さい。

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