2011年6月13日月曜日

Personal Leadership

Over this past weekend, I was in a hotel, North of the Manhattan, with about 40 students for the class named "Personal Leadership and Success".  Finding the word "leadership", people would easily imagine leaderships for organizations but the class is different. 

The course is focusing on leading "yourself".

I took the class for several reasons. First, with full time recruiting process right around the corner, I need to ponder over my life, career, family etc. Of course, on the leave of absence, I will go back to the company. But, without seriously considering my future, it could be very costly and wasting great opportunities. Second, I am strongly feeling that I have some areas I need to improve. I wanted to find clues to overcome those weaknesses. Also, this class is one of classes many second year students recommended and some of them mentioned taking the class was a life changing experience. Lastly, I just wanted to add some "softness" to my classes I am taking this summer semester.

As is often the case with any of classes relating personal journey, self reflection, goal setting etc, this class doesn't tell me my goal or purpose of my life. And, to be honest, some tools introduced by the professor is by and large tactical rather than strategic such as meditation, inner/outer score cards. However, this class has been really valuable. For the class, we were encouraged to read biographies of great achievers such as Winston Churchill, Abraham Lincoln, Warren Buffet, Steve Jobs etc. I regret not reading biographies of great people when I was little since there are so many things I can learn. One of great things reading biographies is its multi-perspectives. What I mean by "multi-perspectives" is that biographies tell story of those people through regardless of good or bad stories. Especially impressing were Churchill and Lincoln. They struggled with depression - I didn't know the fact but after I finish reading them, I just felt encouraged, energized and inspired. And another great thing is group setting. Well, I could expand my network if I took the class not in the summer but in the fall since in the summer most of students are J-termers most of whom I already know. I found sharing the time with my friends created better environment to share thoughts, experience, visions, passions, griefs and joys. I really appreciate the professor for giving us such a great opportunity.

2011年5月27日金曜日

Longtitude

Security Analysisの第1回目の講義で、教授のBeggがLongitudeを知ることが大事だと何度も言っていた。Longitudeは文字通り経度の事だが、彼は企業の長期的な見通しのことを意味していた。特に長期的な投資を基本とするValue Investingにおいては投資先が長期的にValueを生み出すことができるかが非常に重要である。競争環境、技術力、市場の動向などなど総合的に加味して判断を下さなければならない。BeggはLatitudeについて詳しい投資家は多いが、Longitudeが見れている人間は本当に多くないと言う。Latitudeは売上、利益率、PEレシオやROICなどその時点での企業のパフォーマンスを意味するスナップショットの情報で、これらはデータをかき集めれば簡単だと。ただ、Longitudeは先の見通しであるため、帰納的に導きださなければならないから難しい。
正直、Investment Managementの領域に進むかどうかは分からないけど、Longitudeを理解するというのはビジネスに直接関わっても、コンサルタントとしての仕事を続けても、必要なこと。そのトレーニングが詰めるのであれば、Security Analysisで学ぶことはInvestment Management以外の領域にも応用が可能だわ。

Is Spring over?

前回の投稿からすっかり時間が空いてしまった。アレルギー性鼻炎でずたぼろになりながらも何とか最初のファイナルを乗り切り、1週間のお休みを経て今週から夏学期がスタート。キャンパスは春学期の喧噪が嘘だったかのように静かになっている。それもそのはず、人口密度が一気に1/7になったのだから。フルタイムのMBA学生は1、2年生合わせて1400人ほどだが、先日2年生700人が晴れて卒業。1年生のうち9月入学組は約500人は春学期の終了とともに長い長い夏休みに入り、インターンを始めたり、インターンが始まるまで旅行に出たり、国に帰ったりしている。キャンパスに残されたのは1年生J-Termer200人ほど。図書館も、Uris Deliもまるで学期中とは思えないほど静かだ。本来なら勉強にはもってこいの環境なのだが、New Yorkの陽気がそれを許さない。New Yorkは連日30度近くまで気温が上がり、すっかり夏のよう。春はあっという間に終わってしまったようだ。New Yorkってこんなに暑くなるなんて甘く見ていた。。
さて、今学期から選択科目が取れるようになった。 基本的に各学期15単位ずつ取れば、卒業単位を満たすことが出来るのだが、今学期は選択科目を多く取って18単位履修する事にした。21単位まで履修可能で、15単位でも18単位でも学費は変わらないため、多く取るに越したことは無いが、多く取ればそれだけ課題や予習/復習の量も多くなるので一概に最大まで取るのが得策とは言えないのだが。夏学期の科目は以下の9科目。
  • Core(必修)
    • Managing Marketing Programs
    • Decision Models
    • Global Economic Environment
  • Flex Core(選択必修)
    • Organization Change
    • Financial Planning & Analysis
    • Global Economic Environment 2
  • Elective(選択)
    • Security Analysis
    • Capital Markets
    • Personal Leadership & Success
CoreとFlex Coreは半期科目で、Electivesが通期科目。Electivesの中でもSecurity AnalysisはColumbiaが誇るValue Investingに関する科目であり、著名なInvestment Managerがゲストスピーカーで訪れるので相当楽しみだ。

2011年5月10日火曜日

デスパレートなルームメイト

僕のルームメイトは韓国人のSIPAの学生。食器を洗わないまま放置することについては文句を言いたくなることもあるけど、本当にいい奴でストレスを感じることが無く、ルームメイトに恵まれて本当によかったなと思っている。深夜のキッチンで韓国アイドルは何故かわいいのかという非常にたわいもない話をすることもあれば、日韓米の文化、教育、サービスクオリティに関する違い(まぁ大概はこっちのサービスがどれだけレベル低いかに関する文句や愚痴り合い)の議論で盛り上がる、そんな素晴らしい間柄である。

彼はSIPAの学生でありながら、EconでのPhd取得を目指しているため成績に関するケア度は正直ビジネススクールの学生の比ではない。成績の善し悪しがフェローシップのアプリケーションに影響してくるからだ。フェローシップが認められれば、学費は免除され、学校から給与も出るから、必死になるのも当然だ。だから、試験中の勉強ぶりも凄い。毎日深夜2時くらいまではSIPAの図書館に籠って勉強している。更に、5月から3ヶ月間アフリカのマラウィ共和国でのリサーチプロジェクトにほぼ自費で参加することになっている。それもこれも、リサーチプロジェクトに行くことがアプリケーションで考慮されるからということだ。既に数万ドルの学費を払っているのに更に数千ドルの自腹を切ってアフリカまで行くのだ。彼の必死ぶりというのは、一部のビジネススクールの学生に爪の垢でも煎じて飲ませてあげたいくらいである。ただあまりのプレッシャーからか、ちょっと心配な面もある。最近は毎週日曜に大学近くのキリスト教教会に通いだしたのだ。ちなみに、言っておくが彼はキリスト教徒では無い。教会に行くと心が落ち着くんだという。。僕も結構ストレス感じるらしく、今でもなかなか寝付けず夜中の4時頃に目が覚めたりするし、布団に「ごろん」としたいと思う時もあるけど、流石に教会に行くまで追いつめられてはいない。

彼も僕も木曜日でFinalは終了。彼は木曜日からパリに飛び立ち、家族と合流後に韓国で1週間ほど過ごす予定らしい。韓国からニューヨークに戻ってきてからは中1日でアフリカに旅立つという強行軍だが、きっと韓国でゆっくりすることでリフレッシュできるんじゃないかと思う。彼がアフリカに行ってしまうと恐らく3ヶ月はルームメイト無しの寂しい生活になるが、是非帰って来たら色々とアフリカの話を聞いてみたい。そして、何としてでもフェローシップが認められるといいなと思う。

2011年5月8日日曜日

コンディション最低

先週日曜日、Spring SemsterのFinalが目前にもかかわらず、毎年春になるとやってくるアレルギー性鼻炎の症状が出てしまった。例年であれば1日、2日我慢すれば症状も治まるのだが、今回は未だに引きずっている。水曜日のCorporate Financeも金曜日のOperations Managementの試験もコンディション最低の状態で受ける羽目になってしまった。しかもOperations Managementの試験の前日はにわかに起きているだけでもしんどく、殆どベッドで横になって過ごす羽目になってしまった。正直言って、成績はFinal一発勝負で殆ど決まるので準備不足は致命的。でもここまで体調が悪いとどうしようもないと思って半ば開き直っている。

何で長引いているのか原因はよく分からないが、色々と考えた結果食事の可能性が高いかなと思っている。

アパート内の埃が原因ならこれまで症状が出なかったのが不思議だし、花粉症が発症したのかとも考えたけどセントラルパークを歩いている時には全く出なかったのでその可能性は薄く、さすがにストレスでもなさそう。消去法で行くと、可能性としてあり得るのは食生活くらい。日本にいる時は殆ど肉を食べなかったがアメリカに来てから食べる頻度はかなり上がった。その蓄積がちょうどアレルギー性鼻炎発症のタイミングと重なって症状を重くしているのかもしれない。とりあえず当面お肉を食べずに、野菜と果物中心の食生活に戻し、症状が緩和されるかどうかを観察してつもり。また実家からアレルギー性鼻炎の薬を送って貰うことになったので、相当辛い時は薬で乗り切ろうと思う。

それにしてもこれがずっと続くと何にも集中出来ないし、起きているだけでも辛いので早くよくなってもらいたい。特に今週は3つも試験があるのに、まだまだ勉強が足りないのでお願いだから試験が終わるまでこの最悪の症状にはそっとしておいてもらいたいわ。

2011年5月5日木曜日

バランス

Corporate Financeの試験が終わった。試験時間は何と5時間。朝10時に始まって、午後3時までぶっ通しで試験。基本的な内容は企業のValuation。プロセスは大体決まっているので、Assumptionさえ間違っていなければ大丈夫だと思うが。必修科目の中でも、結構頑張って勉強した科目の1つなので報われるといいんだけどね。さて、Corporate Financeは実りがある授業であった一方、「こんなもんなのかなぁ」という若干の違和感も感じた授業の1つである。まずはその「あっさり」さ。「売上成長はXXXX年以降8%で・・」「Working Capitalは売上比率に一定で推移」「PP&EはXXXX年以降減価償却額のカバーのみ」など、バリュエーションをするためには様々な前提を置く。勿論、前提を置かないと将来予測など出来ないのだが、毎年8%成長するのって結構大変なんだけどな、と思う。日々の企業活動は決してコンピューターがシュミレーションをしている訳ではなく、人がビジネスを動かしている。だから何となく教室の中でエクセルに向かい、前提を色々と議論して「えいや」で前提を置いてバリュエーションを作っていくことに人間臭さを感じず、何となくもやもやした感じは拭えなかった。ただ回を重ねるごとに、ファイナンスの企業活動に対するインパクトも目の当たりにした。勿論、皮算用に尽きないものの、例えば資本構成を変えるだけで企業のバリュエーションは大きく変化する。どうだろう、この視点はコンサルタントには結構足りないのではないかと思う。というのも、コンサルタントはIncome Statementばかりに目を向けがちである。これはそもそものビジネスの性質上仕方のないことなのかもしれないとは思いつつも、企業価値向上のレバーに目を向けずに売上成長率とか利益率とかコスト削減がどれだけ実現出来たとかを「絶対値」として語るというのは決して必要十分ではないということを感じた。どれだけ高い売上成長を遂げても、どれだけコストを削減出来ても、それだけでは意味が無いし、キャッシュを生み出さなければ企業価値は向上しない。当初感じた人間臭さの無さに対する違和感というのは、実は相当にナイーブな考えだったんだなと感じた。

月並みだけど、企業というのが人で成り立っているということに対する認識と、総じて無機質な数字上の議論の両方に対してバランス感覚を持つことが大事なんだと思う。特に起業する人間、ジェネラルマネジメントやコンサルティングに進む人間は特にこのバランス感覚が重要ではなかろうか。ファイナンスに進む人間はきっと「あっさり」してないとやっていけないんだろうけどね(笑)

2011年5月3日火曜日

The first final and into the summer.

The first final exams are soon to start from tomorrow with Corporate Finance. But after this exam period, we can have a week break before the summer semester starts. J-termers used not to have even a break between the spring and summer semesters. But thanks to J-Term Class of 2011 who complained a lot to the school, they generously won the right for the one week break. In exchange for taking a week off, we are going to have classes on Friday during the summer semester to make up for a week delay caused by the break. But, actually some greedy students complained about taking classes on Friday. But I would like to tell those people, "we used to work more than 4 days!!". 

It is said that during the summer, J-termers are going to dominate the campus. That is, the population density in the campus is going to be decreased toward the summer. Beloved second year students are graduating shortly. The majority of first year students are going out of the campus for their summer internships. Only J-termers will stay in the campus to study. Senior J-termers emphasized how nice it is to study in the summer. It's more quiet and comfortable and less hectic.  Event activities get dormant and there is no Happy Hour. So we can concentrate on studying!! Wow :-) Anyway, although most of J-termers don't need to think about short term post MBA careers because unlike me, most of J-termers are sponsored students or from family businesses. However, the quiet summer period will definitely be good time to contemplate personal life and careers. Ever since I came to Columbia, my CPU hasn't yet been able to catch up with the pace to process all information I digest from exciting life.  I met a lot of attractive people from different backgrounds. I got exposed to areas and fileds I hadn't been to. 

So, after this first final and during the first but last summer in MBA, I want to spend time for my personal reflection so that I can set some trajectory ahead toward the second year to take firm steps forward for my post MBA career. 

ちなみに、明日のCorporate Financeの試験時間5時間。なが・・。さて、もう一踏ん張り。

2011年4月29日金曜日

最後の授業

春学期最後の授業が昨日終わった。
来週、再来週と期末試験があり、それが終われば1週間の休みを経て夏学期に突入する。

来週の期末試験に向けて勉強に本腰を入れたいところだが、NYは本当に「馬鹿」みたいに素晴らしい天気が続いていて、本当に学生の僕らをあざ笑うかのようだ。連日20度台後半にまで気温が上がって、外を散歩するだけでも相当に気持ちがいい。

2年生はあと2週間で卒業。要するに僕らもあと1年で卒業と思うと若干焦りが出てくる。夏はもう少し将来のことを考える時間を増やしたい。

アメリカの景気

アメリカの景気がなかなか回復軌道に乗らない。

先月発表された雇用統計が当初想定よりもかなり好調だったこともあり、WSJなどには「アメリカ経済復調の兆し」的な小躍りするような見出しの記事が踊った。最近、Dowも高値を更新し続けていてマーケットもそんな心理を反映しているかのようだった。そんな訳で、地震による日本経済に対する影響が不安視されており、そろそろ円安基調に乗るかなと思って手持ちの円を売って、ドルを買ったりしていた。S&Pが日本国債に対する見通しをネガティブに引き下げたことが象徴しているように日本経済に対する信頼感というのが揺らいでいる状況で、アメリカ経済が立ち直っているのであれば円安に振れない理由は無いと若干の確信もあった。
ただ、何故か円は81円〜82円で推移している。先日若干円安に振れたが、何故か円高に戻って行った。昨日発表の第一四半期GDP成長率が1.8%に鈍化したことにもあるようにまだまだ楽観視できない状況を抜け出せ切れていないからだろうか。失業者数も2月以来40万人を突破したということで、病み上がり状態はまだまだ続きそうな気配を感じさせるニュースもある。金利引き上げまではそれなりに時間がかかりそう。

にしても、バーナンキ。さすが不況研究の第一人者だけあって、常に渋い顔をしている。彼を見ているとなかなか景気が回復しそうな感じがしない(笑)アメリカの景気が戻ったら、今度は好景気の経済政策に強い議長が好まれるんだろうか。バーナンキどうなるんだろうね。

2011年4月21日木曜日

Country RiskとValuation

春学期も佳境にさしかかっている。再来週からFinalが始まるのでどの授業も「締め」に入りだした。未経験の領域だけにタフだが、最も学びが多いCorporate Financeの授業も同様に締めくくりに入り、先週から授業で毎回フルバリュエーションをやっているため準備がとにかく大変。今日のケースは初めてのアメリカ国外のケース。しかも舞台はアルゼンチン。2002年に実際に起こったFrance TelecomからのTelecom Argentinaの50%株式(持ち株会社経由)に対する125mUSDのEquity投資がテーマだった。これまではアメリカ企業のバリュエーションだったため、マクロ経済の動向(為替、金利、インフレなど)などのノイズは殆どなかったが、そもそもEquity投資のタイミングが2002年とアルゼンチンが国債の債務不履行を宣言したばかりという金融市場が混乱している状況という全く異なるシチュエーションだったのでこれまで以上に準備に時間がかかった。特に難しかったのが資本コスト(WACC)の計算。メキシコ、ブラジルなど近隣諸国の類似企業のベータを参考値にβeを算出することを試みたが、そもそも国を跨いでβeを参考値として使う場合、βe自体は派生元のCountry Riskだけを含むから、国を跨ぐ場合はAdjustしないといけないと思っていた。結局βeをそのまま使い、Equity Costを計算。今回のようにβeを補正しなかったり、その他にはMRPで補正するとか、Risk Free Rateで補正するとか複数のEquity Cost計算方法があるらしく、奥が深いと思った。学校でやっているのが超簡単なケースだと思うと、仕事になったら大変なんだろうなと思う。ただ、ここまで来ると実際の実務経験が無いとなかなか授業で深みのある発言が出来なくなるので、自分の貢献度は大分下がっている気がする。楽しいけど、難しい。。

2011年4月14日木曜日

Going forward + Relecting backward = Maximization of the school life

NYに来てから早いもので4ヶ月が経とうしている。ビジネススクールの素晴らしい友人達、てんこ盛りの宿題をプレゼントしてくれるファカルティ、そして幅広い分野で多様な機会を提供してくれる学校、また、本当にエキサイティングな街NYのお陰で何とか楽しく生き残っている。これだけの期間日本を離れて生活するのは初めてだが、ここまで来れたのも本当に色々な人に助けてもらったお陰だと思う。ここ最近はJBAの活動や、キャリア関連のイベントも増えてきたため、忙しさのギアが一段上がったため、どちらかというととにかく突っ走っているような状態。でもあと1ヶ月もしないうちに卒業していく2年生を見て、少し焦りがでてきた。突っ走っている時間というのはアドレナリンが出ているのかそれはそれで楽しいが、少し立ち止まって考えなければ、と。なぜなら、自分の学生生活は残り1年ほどしか無く、とにかくがむしゃらに突っ走って行くだけじゃなく、自分の軌跡を振り返りながら、ビジネススクールでの「気づき」を材料に、ある程度自分なりの戦略を立てて今後を見据えて行動していかないと、もしかしたら全然意図しないところに行ってしまうかもしれない。

楽しい(そう)と感じたこと、
つまらない(そう)と感じたこと、
嬉しいと感じたこと、
悲しいと感じたこと、
大したこと無い(さそう)と感じたこと、
やっぱり向いてない(さそう)と感じたこと、
意外に出来るじゃん(そう)と感じたこと、
成長出来たと感じたこと

リスクが無い分、仕事と比べるとかなり冒険的になれ、色々なことにチャレンジ出来るのはビジネススクールのいいところだと思う。その分気付きも多いし、4ヶ月という期間の体験を集積していけばとてつもない気づきになる。これら色んな気付きを纏めて、多少は振り返りながら軌道修正しつつ、その後のキャリアのことも真剣に考えて行こうと思う。

NYにも春が来たようで、連日、15度近くまで最高気温が上がる。レストランのテラス席で友人と食事を楽しむニューヨーカーが街角に活気をもたらしてくれている。まるで1ヶ月前とは全く別の街のような活気だ。寒さが厳しかった時は、NYが嫌いになりかけたが、最近はむしろ好きになってきた。ちょっと学校に疲れたら、少し街を歩いてみれば、何となく学校のことを忘れて気分転換出来る。これって本当にNYの強みだなと思う。

外の空気が心地よくて、気持ちいいわ。

2011年4月6日水曜日

Little Field

コア科目にOperations Management(OM)というオペレーションの授業がある。なかなかマーケティングの授業では日本企業が取り上げられることも少ないのだが、この授業では日本企業のケースが盛り沢山に出てくる。既に5回の授業を消化したが、東芝やトヨタなどがオペレーションのお手本として出てくるのだから、日本人としては心地良い。これからビジネススクールに行く方、是非トヨタ生産方式については勉強しておいた方がいいです。ただ僕の場合は必死こいて一夜漬けしたのに、あんまり話させて貰えなくて無駄骨に終わりましたが、オペレーション系は最も日本人が貢献出来る領域だと思う。

今そのOMの授業の一環で、シュミレーションゲームをやっている。

舞台設定は結構マニアックだが、シュミレーション自体は単純。

血液検査の受託業者。

病院から検査を委託し、サプライヤから検査キットを調達して、自社の検査プロセスを経て、病院に検査結果を通知するというのが大まかなオペレーション。
病院に対して提示する納期によって価格が異なり(1週間なら750ドル、1日なら1000ドル)、納期をミスると顧客からの支払いが逓減していく。
検査キットの基準在庫は設定を変えることが出来るが、調達しても、1週間在庫として滞留すると廃棄しないといけない。オーダーは週バッチ。
キャパシティは検査装置を増やすことで増強可能だが、そのためには結構な額の投資が必要。

ということで、チーム対抗で一番多く儲けたチームが勝ち、という単純明快なゲーム。別に1位になったからといって評価されるわけでも何でも無いのだが、そこは負けず嫌いの集まりということで、どのチームもそれなりに必死に在庫過多/過小やリードタイムなんかを分析し、顧客提示するリードタイムを短縮する(価格上げる)べきか、キャパ増強すべきか、何かの意思決定をしながらゲームを進めて行く。

とりあえず我がチームは上位集団殿についている感じで、今後の需要増に備えてキャパ増強の投資をし、見積もりリードタイムも1日に設定したたばかりである。明日くらいには1位かな(笑)

2011年4月1日金曜日

Boston

今、Bostonにいる。Harvard Kennedy Schoolに在学中の友人に会いに来た。

Bostonに来るのは7年ぶり。Bosotn、特にHarvardのあるCambridgeはNew Yorkとは違い、非常に歴史を感じさせる、そして何よりアットホームな雰囲気がいい。生まれ育った国立の町並みが日本で一番だと思っている人間としては、郷愁の念を感じてしまう。国立も一橋大学があり、国立音大があったりと、大学が集まっていて、あのアカデミックな空気が僕は非常に好き。勿論、Harvard周辺の方が歴史と荘厳さは比べ物にならない程だが、その空気に何かしらの共通点を感じる。雰囲気だけだったら住むのはBostonかな。

しかし、もう4月だというのに、雪が降っていて、非常に寒い。今日は最高気温3度。New Yorkでも最近は10度近くまで上がって来ているので、何だか12月のNew Yorkに戻ったような気分。寒さには割と耐性がある方だと思っていたが、New Yorkの寒さでもこりごりしていたので、実際にここに住むとなると自分はかなりの引きこもりになりそうな気がする(笑)

友人は夜までカンファレンスと食事会で忙しくしているので、Harvardのカフェで宿題やりながら暇つぶししようと思う。寒くなければ、出歩くのに・・。

2011年3月31日木曜日

Connecting the dots

趣味でiPhoneアプリを作ったのですが、それを知った同級生からTech系のスタートアップを起業しようと思っているのだが、ちょっと話を聞いてくれないかとか、色々と相談を持ちかけられるようになった。ITコンサルタントだとは知っていても、さすがにコーディングまでやっていたとは思ってなかったらしい。ビジネススクールには、起業を狙っている人間は沢山いるが、実際にコーディングまで出来るITエンジニアバックグラウンドの学生比率は少ないようで、注目を集めた模様。自分のバックグラウンドを生かすとしたら、VCとかいいのかも(笑)お蔭で馴染みの薄かった同級生とも話す機会を得た。差別化できると自分から話しかけなくても、話しかけてきてくれる。人には無い何かニーズのあるものを持つってネットワーキング的にも大事だわ。

正直、社会人1年目、2年目は早く開発者ロールから抜け出したくて、抜け出したくて、仕方なかった。もう開発が嫌いで嫌いで、プランニングジョブとかやっている同期が羨ましくて仕方なかった。いいなー、コンサルタントっぽいなー、って。その時の僕は口が裂けても自分の仕事がコンサルタントだなんて言えなくて、仕事聞かれても「プログラマーですよ」って言っていた。でも、何故かその時のスキルが今になってこうやって役立っている。何が役に立つかって分からないわ。だから何事も腐らないでやることが大事だな。勿論、クリアなビジョンがある人はそのチャンスが到来するのを虎視眈々と狙うべきだが、だからって今やっていることが100%無駄になるわけじゃないって思うことも大事だと思う。

いかん。年寄臭くなってしまった。いかんいかん。

Japan Business Association

CBSの学生団体であるJapan Business Association(JBA)のCo-Presidentに同級生のTさんと就任することになった。Asian Business AssociationやPE・VCクラブでは立候補者が複数いるため、必死の選挙戦が展開されている(文字通り、必死の選挙戦。選挙権のあるメンバーへのメールによる呼びかけや、図書館で片っ端から声をかけまくったりしている)のだが、JBAはTさんと僕の共同候補以外は対立候補がいなかったので、信任投票という結果で1票が入れば当選ということだったのだが。まぁプロセスはどうあれ自分で自分に1票入れたとは言え、「一応」選ばれたので、責任感持って頑張ろうと思う。
CBSでは日本人そのものが少ないのに、その数も減少傾向にあるため(Class of 2011が6人、Class of 2012が5人)絶滅危惧種化している。そしてそれによる弊害というのは結構あると思っている。例えば、思っていた以上にまだまだクラスで日本に関するケースが出てくることが多いが、Vividな情報が提供できないし、たまに教授の解釈も間違っている時があるので、これはCBSにとっても日本にとっても宜しく無いと思っている。だから、JBAが開催するイベントなどを通じて、日本について日本人が発信していくことが情報の非対称性と不正確さを解消するのに重要だと思う。日本が今後グローバル化していくのと同じで、JBAのメンバーも色んな国籍の人たちが集まって、日本について理解を深め、沢山意見交換ができるそんな場になれば、いいなと思ってる。頑張ります。

2011年3月30日水曜日

感謝

今日、Urisの1階でとある同級生と久しぶりに遭遇。「よぉ」みたいな感じですれ違い様に軽く挨拶して、そのまま図書館に向かおうとしたら「Charuman!(とは呼ばれてないが)」と後ろから声をかけられた。何かと思ったら、「お前の家族は大丈夫か?日本はどうだ?」と。彼は1994年のノースリッジ地震(別名ロサンゼルス地震)を経験しているらしく、大地震の恐ろしさを肌で感じているらしい。だからか、今回の地震の規模と被害の大きさを説明すると若干目を潤ませていた。もう2週間が経過し、こちらの新聞もリビアやレバノンなどアフリカ、中東における混乱に関心がシフトしてきているが、彼に限らず、多くの友人から今でも「家族は大丈夫か?」と声をかけられる。

この温かい仲間達に感謝しても、仕切れない。素晴らしい友達が出来て本当によかった。

2011年3月26日土曜日

Fund Raising

春休み明けの21日(月)からビジネススクールではJBAにより募金活動が行われた。僕もJBAのメンバーの1人として授業の合間にブースに立って、募金の呼びかけを行った。昨日で5日間の募金活動を終え342人の学生から総額$7,485という寄付金を集めることが出来た。募金活動に協力してくれた学生には感謝の気持ちでいっぱいである。集めた寄付金はJapan Red Crossに送られることになっている。実は、寄付金の送付先については少し議論があった。より多くの寄付金を集めるために寄付により課税控除の効くアメリカのNPO団体にすべきではないかという話もあった。ただ、募金活動の主旨と寄付金の使途を100%アラインさせる意味でも、日本の罹災者支援以外に使われる可能性を残すことは適当ではないと考えて、Japan Red Crossを寄付先とした。

実際は課税控除について気にする学生は僕が対応した限りだとゼロだった。むしろ、課税控除とは全く関係なく、どの団体に寄付金を送るのかということを質問されることが多かった。Japan Red Crossに送ること、その理由について説明すると皆納得して募金をしてくれた。募金額が1人当たり20ドル程度と少額だということもあるだろうが、こちらの方が寄付金の使われ方について意識が高いようだ。日本人は寄付をすることに意義があると考える人が結構いるのではないかと思う。僕もそうだったが、今回の募金活動を通じて少し学んだ。

柳井さんの10億円、AKBの6億円に比べれば、微々たる金額ではあるが、少しでも罹災した方々の支援に役立てられればと思う。

2011年3月24日木曜日

Grade Non Disclosure

成績非公開の提案がなされてから2か月近くを経て、昨日と今日の2日間に渡り選挙が行われた結果、Fall 2011から成績非公開(Grade Non Disclosure)が適用されることとなった。最低でもビジネススクール全体の75%が投票しない限り、無効となる選挙で、個人的には個性の強いビジネススクールの学生の投票率をそこまであげるのは難しいのかと思った。しかし実際には学生全体の91.7%が投票、賛成に必要な75%をかろうじて上回る賛成票を得て、成績非公開が承認される形となった。90%超の学生が投票に参加したというのは驚くべき数字で、学生の関心は思った以上に高かったみたいだ。

今後はChicago BoothやStanfordのように、学生はリクルーティングの際に企業から求められても、成績を言うことはできなくなる。これで、皆が遊び呆けてしまったら本末転倒だが、学業面においても学生間で協調的雰囲気が生まれれば相乗効果も見込めるし、何より全く新しい領域の授業を取ることを後押ししてくれるのであればきっといい効果が生まれると思う。ただこの制度を生かすも殺すも学生次第であり、この制度が適用されてから学生の質が下がったと言われてコロンビアのブランドが低下しないように皆が意識するしかない。ただ、あんまり心配はしてない。こっちに来てから気づいたのは、成績公開主義だろうが、非公開主義だろうが、学生の物事に対して取り組む姿勢というのはそんなに変わらないような気がする。J-Termは基本的に企業からスポンサーやファミリービジネス出身者が多いので、殆ど成績は気にしないはずだが、やはりそれなりにエリート路線を歩んで来た人間が多いので、基本的には負けず嫌いであり、遊びも勉強も全力投球な人間が多い。成績非公開主義が、非協力的な雰囲気だけそぎ落として、皆の本質さえ変えなければうまく作用するような気がする。。

ま、自分は公開主義だろうが、非公開主義だろうが、授業ついていくだけでもいっぱいいっぱいなので、ちゃんと勉強しますけどね・・・。

What we can do.

"Did you see the news that a massive earthquake struck and tsunami inundated Japan? Do you guys still think that we can still fly to Japan this Saturday?"

An e-mail I received in the midnight on Thursday March 10th was something I had difficulty distinguishing whether he was joking or not. And I received the wall street journal alert saying about the earthquake with 8.7 magnitude. Since I don't have TV in my house, I didn't have any way to see what happened in Japan actually other than through internet. I was very frustrated because of less information in New York about the earthquake. But I found that a junior high student in Hirosihma(supposedly) was streaming NHK through Ustream though it was illegal to do so. That was a night before the final of Strategy Formulation, but I got glued to U-Stream... Everything aired in NHK was hard to believe... I couldn't sleep at all in the night. Needless to say, I couldn't concentrate on the test with my concerns just increased.

Then we got into very long, painful, strenuous and persevering three days. Right after the earthquake, Chazen institute, our sponsor of Japan Study Tour, said that we must cancel the tour. But with tremendous efforts and kind of optimism that earthquake was not so severe that we couldn't go to Japan at all but media sensationally reported it, we couldn't accept it and tried to convince them to continue the tour. The vice dean of the school and a director of the institute gave us OK to continue the tour under the condition that the tour was no longer "official". So, we contacted all tour participants whether they would like to go to Japan even though the tour was no longer official. The majority of students said they would like to cancel because of concerns caused by the earthquake but some students still showed interests to go to Japan. In addition, there were some students who strongly wanted to continue the tour: students who were already in Japan and students who were stacked in Alaska because of the earthquake on the way to Japan.  In the midnight of that Friday, we finalized the number of students in the group and called it a day for going home to prepare, just hoping things got better.

On the contrary, it didn't get better, rather got worse. The 1st nuclear generator of Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant blow off. The death toll and the number of missing people were increasing with unprecedented speed and size. The accident in the power plant seemed so shocking to some students who had shown their interests to go to Japan even after the earthquake. Some of them dropped off from the tour in the morning. It was 8 hours before the flight. Then we got together in the school and discussed whether we should continue the tour or not. Though we were on the same page that we should not go back to Japan, the only concern that dragged us was students in Japan. Thinking them as like "Private Ryan", we were coming to the conclusion that even if we canceled the tour, the organizers should fly to Japan to help them. At that point, we might have lost objective views to the situation. But, one of the members raised the point that her parents objected her to going back to Japan. Actually, I received the mail from my wife in Japan for the same request. Then, we took a step back and tried to see the situation as calm as possible. Finally, we decided to help remotely students in Japan four hours before the flight. It was a tough decision but it worked fine in the end.  Fortunately, a tour in Korea kindly offered to accommodate refugees. Since the school also committed to paying any extra costs to get them go out of Japan, we persuaded them into going to Korea. Thanks to business school students' wilderness and mental toughness, everybody coped with the situation well, booking flights to Korea and leaving Japan just in two days. Our long, long three days ended.

Like many universities in United States, several fund raising activities are going on in Columbia University. I received many e-mails from my friends who worried about my family, relatives and friends and every friends in the school talked to me and asking safety of my family in Japan. As a token of their deep worries about Japan, the amount of donation exceeded our expectation. I really feel grateful to Columbia Business School students. At some point after the earthquake, I felt some sense of guilty by being outside of Japan while many people in my country were suffering. But now I think differently. Then my wife's words echoed: "You need to think what you can do in New York. Even if you come back to Japan, you cannot do anything. " She always makes me aware of something.

2011年3月7日月曜日

明日から試験。それが終われば春休み。

明日から金曜日まで毎日1科目ずつ試験があり、それが終わればChazen Japan Study Tourで日本に一時帰国する。13日~14日は京都、15日は名古屋・浜松、16日~20日まで東京滞在の予定。1人でも日本のファンが増えてくれればこの上ない喜びだが、反面、獰猛なビジネススクールの学生総勢40名で団体行動をとるというだけでも戦々恐々である。いや、、悪い人じゃないんだけどね、みんな。
ちなみに、コロンビア出身の学生は安易に「春休みにコロンビアに遊びに行きませんか?」的なメールをJ-Term仲間に投げて、まさかの80名超がツアーに参加するというとんでもないことになって泣き言行っていた。僕だったら絶対に80名を超えるツアーのオーガナイザーなんてしたくない。ビジネススクールの学生なら尚更。

さて、久しぶりの日本はどんな感じだろうか。何か変な気分だ。

あ、試験勉強しないと・・。

2011年3月6日日曜日

정말 귀여워요 - So cute !!

One of my best friends in CBS is a South Korean. He is very nice, like my older brother(though I don't have any brother actually). He is living with his family - his wife who is pregnant currently and one year old daughter - in New Jersey.  I found that it's tougher to go school while having family than expected. School life can be classified into three parts - study, social and career. Imagine that you have one more piece - family - to which, in principle, you need to be most committed. Under the situation where studying occupies the large portion of student life, say like 50-60%, you need to scale down your time to be allocated to social and career. I know that life is all about prioritizing. And "Win-Win" is superstitious when physical exposure is required. But, social and career are also two important components of student life in business school. You might want to have expanding network. You might want to seek for "the job". I've been seeing him grappling with this ever lasting conundrum and I've been symphasizing with him ever since I met him. Fortunately or unfortunately, I am very awful husband and farther.  Leaving whole my family in Japan allows me to allocate time to the three. I feel sad but it makes me feel a little bit complex by putting myself in his shoes.

Today, we studied in a study room in his apartment. We studied hard but it was impossible to stay focused on studying all the day. 

Luckily,  I had a good refreshment there - playing with his daughter. 

Last time I visited his apartment, I met her for the first time. At that time, she was very shy, shunning me and sticking to my friend. But our relationship finally thawed today! She is very adorable and cute. I wished I could have played with her without studying. My daughter in Japan is now 4 years old. I feel it's very far past when my daughter was her age though actually it reminded me of my daughter. Playing with his daughter is very fun. But this drove me to more complex feeling. However, my situation is no more than what I decided. Feeling complex is egoistic in a sense. On the way back home from his apartment, I just confirmed with myself about making the most of experiences here. This is what I can do and this is what I must do. 

2011年3月5日土曜日

A nice day

It was a really nice day, so nice to distract me from studying for the mid-term exam coming next week. The weather is really mean to me.. It should have gotten better kindly way before the exam. All right, a life isn't such easy.
One of my colleagues in Japan who is helping a student organization, through my company's pro-bono program, which is aiming at international leadership development introduced to me a student who was coming to New York. She seemed to be interested in visiting Columbia campus, so we met close to the campus in the morning today and walking around the campus.
In some while, after we saw around the business school building, libraries, she said that she would like to interview me. Now I got to know a reason for something. Though, she mentioned "interview" when she e-mailed me for the first time, I didn't pay much attention to the word. But, it turned out that she wanted to interview me. She's been writing interview articles for the organization. Though I said to her that I am not a person worth interviewing, I couldn't treat her badly, moving to the coffee shop in the journalism school building (actually, the coffee shop serves the best sandwiches inside/around the campus in terms of quality and price.).
We spent more than 2 hours, talking over coffee and I faced a bombardment of questions about my past, future plans, the future of Japan, the Japanese youth of now etc!! Since I didn't prepare answers to difficult questions such as the future of Japan, I felt sorry to ponder over answers long before I answered to her...In turn, she also showed her view and talked a little bit about herself. I was surprised at her story. Opposite to her soft and "cute girl" appearance, she has such an adventure spirit to go to India, staying there for a couple of month! Even though she is still a sophomore in undergrad, she's been thinking about her career after the graduation. I was not such a good student to think about the future at her age, rather chasing badminton shuttle cocks everyday....
I gave her three advises. First, meet as many people as possible. Sometimes people tend to get strapped with a bias about industries and companies. And students seem easy to develop this tendency. For instance, a student sometimes can compromise his/her ambition when facing other people's denial backed up with unreliable rumor. It makes no sense to accept literally what others say especially when those who deny his/her view are totally outsider of an organization where he/she wants to go. Second, expand the path ahead. It's hard to see what career suits one best. For me, even I don't know what suits me let alone an undergrad.  Though, there are some very popular careers such as consulting, investment banks etc, it's worth expanding the world beyond those careers. In some sense, this leads to the first point. But nobody can know a career to which he/she doesn't pay attention to. A student has the privilege. The last thing is think globally. This has been very obsolete word but I've been very concerned about how seriously the Japanese young generation of her age are taking the momentum to push Japan into global competition. According to a survey to juniors in Japanese universities, a majority of them showed negative feeling to going abroad. I just thought "Stop kidding". Coming to Columbia, I found people from emerging countries are way way way more ambitious and aggressive than I expected. We cannot avoid competing with those aggressive countries when a domestic market is shrinking. How to prop up Japan in order not to make the country falter from the economic prosperity? We need to go abroad. That's the only way for Japanese to survive or we die at the end of the day. I've been very concerned. Fortunately, she has enough global mind that my advise sounded meaningless. I just wanted to touch this point if my interview would be shared with a group of students.

I hope she meet the best career for her and I believe that she makes it.

2011年3月4日金曜日

Small Business Consulting Project

I've joined Small Business Consulting Club where CBS students provide "free" consulting services for small companies and start-ups which are in problem in terms of resources and expertise.
I was assigned to a project for a start-up founded by a HBS alumnus and a MIT graduate. Their business is fairly like that of investment banks. Focusing on private equity firms as their main customers, they are advising private equity firms about investment opportunities by finding good targets for investments through unconventional data. Not to mention, I've never worked in the financial industry, let alone with private equity firms. But among 10-12 projects, this project looked very interesting, making me sing up for the project with the client. Fortunately, I could get a spot in the project. I teamed up with three other CBS students, an Egyptian McKinsey consultant, a Dutch BCG consultant and an Israeli high tech specialist.  
Today, we had the first meeting with the client. That was very good experience. The client explained their business model and some internal and external environment analysis. Though, honestly speaking, their business is too new to me to understand how well their business sounds because of my poor understanding of the finance industry, especially about the investment management field, it gave me fairly good view to private equity businesses. One thing opened my eyes was that private equity firms are relying on very ad-hoc processes to find investment targets. Because they invest into private companies, there tends to be less information available. So, networking, leaking, conferences etc are very important places to find investment opportunities. In extreme cases, happening to sit, in a plane, next to an owner of a company who was in trouble looking for his successor could lead to a private equity investment. The company is trying to industrialize these adhoc processes. This is what client wants us to help.
Since, we soon have exams and spring break so decided to start in two weeks. I believe it's gonna be interesting and good experience for me but I should be careful about managing time....

Time flies

来週はMid Term Exam Weekで、それが終わればSpring Break。Mid Termと言う名前がついているが、Strategy Formulation、Managerial Economics、Managerial Statisticsの3科目は半期の科目なので来週がFinalになる。オリエンテーションが始まってから約2か月、授業が始まってから6週間が経ったと思うと時間が経つのは本当に早いと思う。最初はは予習・授業・復習というサイクルを回すだけでもいっぱいいっぱいだった。準備に想像以上の時間を取られるのだが、ネットワーキングは最初が肝心と思い、なるべくイベントにも顔を出すようにしていたため、時間が無くて睡眠時間を削って何とかキャッチアップするという状況だった。3週間くらい経過して、徐々に要領を得てきたが、逆行するようにますます忙しくなった。中国語の授業やクラブ活動が始まり、それにJapan Tripの準備も重なった。ただ、自分で選んだことなので楽しいし、充実している。楽しんでいる時ほど時間が経つのは本当に早い。今まさにそういう状態。

昨日はBostonでの研修の帰りにNew Yorkに立ち寄られたパートナーお二方と、仕事でNew Yorkに来ていたパートナーと4人で食事をした。彼らからは「若返ったなー。学生だからか?」と言われた。最後に会ってからそんなに時間が経っていないのに(笑)2か月しか経ってないけど、見た目に分かるようなポジティブな変化が出てるのかな。

2011年2月28日月曜日

春近し?

今日は本当に素晴らしい天気だった。日中の最高気温は10度近くまで上がり、これまでの寒さが嘘みたいなよう。朝、同級生とPopovercafeというブランチで有名なレストランで朝食を取ってから、図書館に行くためにキャンパスに戻ったが、あまりの天気の良さに図書館に行くのが何だかもったいなく感じられたくらい。天気予報を見ると気温の波が出来ていたので春が近いのだろう(こっちでは三寒四温というのだろうか)。New Yorkは寒さと路上で回収を待つゴミの山と物価さえ何とかなれば本当に素晴らしい街。残り2つはどうにもならないと思うので、寒さだけでも何とかなってくれるともう少しNew Yorkを好きになれそうだ。

2011年2月26日土曜日

Middle Age

Columbia Business SchoolのPrivate Equity ProgramとPrivate Equity/Venture Capital Clubの共催によるPrivate Equity / Venture Capital Annual Conferenceに出席してきた。ファイナンスの世界は僕にとってはニュースで見聞きする以外は未知の世界ではあったのだが、興味のある領域であるので統計学の授業をお休みして1日中カンファレンス会場にいた。
Key Note SpeechはCBSの卒業生であるRussell Carson。彼はPrivate EquityはMiddle Ageに到達したと言っていた。Private Equityというアセットクラスは投資手段のステージとしてかなり成熟してきているのと同時に、これまで追及してきたIRR20%という高いリターンが政府の規制、景気悪化などによって期待するパフォーマンスを上げることが難しくなっていると。あまりファイナンスに詳しくないので、間違っていることを書いているかもしれないが、ディールのストラクチャでリターンの勝負を決めるだけでなく、インダストリスペシャリストや経験豊富なシニアマネジメントを採用し、ポートフォリオ企業の収益性改善をしてリターンを上げていくような努力をしているとのことだった。特にプライシングやコストカットなどのターンアラウンドの専門家というのが必要と感じているらしい。そして、この傾向というのはどのファームにも当てはまるだろうということだった。非常にナイーブな考え方だが、個人的には投資して、その後リターンを絞りとっていくというのは何となく人間味が感じられない。だから投資先の価値向上に関与していくというのは理想的ではある。ただ、本質的には変わらないのだろう。少し違和感を感じたのは事実だが、内発的に変化の乏しい日本企業に対して外部から影響を及ぼしていくことが出来そうなPrivate Equityの必要性というのは少なからずあるのではないかと感じている。日本のPEマーケットに明るい知り合いに聞くと、Middle Ageどころか日本のマーケットは非常に小さく、なかなか経営者からポジティブに受け入れられないというのが現状らしいが、日本経済がが衰退している時にこそアグレッシブに変わるための原動力が必要だろう。先日、東京海上日動アセットマネジメントがアクティビストファンドを立ち上げるというニュースが出ていたが、外資系ファンドではなく日系ファンドによってどこまで雪解けができるのかというのは見てみたいところである。

2011年2月25日金曜日

Mickey Mouse

昨日のStrategy Formulationの授業はWalt Disneyがテーマのケースだった。

メインはEisnerがCEOに就任した1980年代後半から2000年頃にかけてのDisneyの事業多角化について。彼がCEOに就任してからというもの、本丸のテーマパークビジネス・映画部門の強化、ABCの買収などメディア事業への進出、Anaheim Mighty Ducksの買収によるスポーツビジネスへの参入、Disney StoreのオープンによるRetailへの進出など、周辺事業に次々に参入していった。授業ではその拡大の方向性が妥当だったのかどうかについて議論した。

後日談的な話で言うと、結果的にEisnerはCEOの座を追われることになり、拡大は行き過ぎていたという風に見られている。そのためなのかアメリカ人の学生にはDisneyのファンという人間が少なく、またEuro Diseyの不振もあって、ヨーロッパ出身の学生もDisneyに対してあまりポジティブなイメージがないらしい。ということで、Disneyのメンツを保つつもりでも何でもないが、日本でのDisneyブランドがどれだけ強いかということを色々と説明してあげた。そのせいか、授業後に僕を見るたびに学生から「次はいつDisney Landに行くんだ?」と聞かれる始末。挙句の果てに"Mickey"と呼ぶ学生まで出てきたり。

別にDisneyのファンじゃないんだけどなぁ。

2011年2月24日木曜日

Cluster Cup! 第2弾

先週に引き続き今日のHappy HourでもCluster Cupの競技の1つが催された。今日の競技は"Culster Idol"。ストレートすぎるので説明の必要は無いと思うが、一応補足しておくと、要するにステージ上で歌でも踊りでもいいのでパフォーマンスを披露し、その審査員が審査をするというものである。僕のクラスターもいつものようにSocial Chairの2人が中心になって準備を進めてくれた。僕らの目玉はNYUの大学院で音楽の修士を持っているヘッジファンドのファウンダーという何とも希有な経歴の持ち主のJK。彼がキーボードを持ち込み、そのタレントを余すところなく発揮してくれて、大盛り上がりだった。JKは普段は大人しそうなんだけど、キーボードを弾いている時の彼はまるで別人だった。ハンドル握ると性格が変わる人もいるが、JKは楽器を弾いている時は性格が変わるみたいだ。

とにかくどのクラスターのパフォーマンスも大盛り上がりだったのだが、個人的に面白かったのはCluster G。名前にかけて、少女時代のGeeに合わせて踊ってた。審査員の「あなた達は今日、"Yellow movement"を巻き起こしたわ」という何ともRacistな発言が面白かった(笑)にしても、毎週毎週Happy Hourで大盛り上がりするビジネススクールの学生というのは何ともパワーが凄い。

ちなみに、こういうことばかりBlogに書いていると全然勉強していないように思われるかもしれないが、そんなことはないので悪しからず。明日はPrivate Equity / Venture Capital Annual Conferenceがあるため、Statisticsの授業は欠席予定。金融危機以降、PEマーケットは縮小、低成長を辿っていると言われている。ファイナンスコストが高くなったことで、一時期はやった巨大なLBOは見られなくなり、Minority Stakeに路線変更するなどの話があるが、E&Yのレポートなどを見ていると復調の兆しも見られる。だから実際に現状としてはどうなのか、今後どのような軌跡を辿って行くのか、グローバルでPEが代替投資の手段としてどの程度成長性が見込めるのかなど、色々と聞けるチャンスがあったら聞いてみたい。やっぱりビジネススクールに来たのは、教室や図書館にこもるためだけじゃないので、非常に楽しみだ。

2011年2月22日火曜日

え!?

Strategy FormulationのMid Term Projcetの評価が返ってきた。結果はまさかの「満点」。最初は嘘なんじゃないかとか思ったが、紛れもなく満点であった。それでも信じられなかったので、実はどのチームも満点なんじゃないかと思ったが、決して全チームが満点をもらったわけではなかった。正真正銘の最高評価を頂いたということになる。 もっとうまくやるべきだったと、意気消沈モードで反省会までやったくらい、同じチームの誰もが「大失敗」と疑っていなかった。終わりよければ全てよしと言えば、よしだけど、こういうこともあるんだな。でも、だからって慢心してはいけないよね、とはチームの皆には話した。明らかにコーディネーション不足だったし、コミュニケーションも不足していた。Strategyではたまたま通用したのかもしれないけど、今後も通用するかはわからないし。それでも、何となく雰囲気が悪くなりかけていたチームが思わぬ高評価で少し和んだのは事実。救われた感じだ(笑)

2011年2月20日日曜日

Blue Water GrillとSunday Brunch

昨日は東京オフィスからNew Yorkオフィスにトランスファーした先輩とその奥様とユニオンスクエア近くのBlue Water Grillというシーフードレストランでディナー。彼とは直接仕事をしたことはないが、他の先輩を通じて知り合った。日本にいた時からずっと製薬会社のコンサルティングプロジェクトに携わっていて、3年前にExpatとしてNew Yorkに来て、2年ほど前に正式にこちらのオフィスにトランスファーしている。ちなみに、奥様は日本人だが、アメリカ生まれアメリカ育ちで、今は辞めてしまったが元々は同じ会社に勤めていたとのこと。うちの会社はそこまで社員(特に日本人社員の)モビリティが高くないので、海外のオフィスで日本人を見つけることは相当レアなのだが、ご多分に漏れず恐らく彼がNew Yorkオフィスで唯一の日本人だろうということ。ということで、ジャズバンドの演奏を聞き、おいしいシーフードを頂きながら、自然と日本人として海外で働くことについて話がつきなかった。ノンネイティブでもアメリカ人が圧倒的多数を占める環境で対等に渡り合うことも可能みたいで、非常に勇気づけられた。ご飯もおいしかったが、色んな意味でグッドディナーだった。

そして今朝は韓国人の2年生と同級生とBryant Parkのすぐ目の前にあるブランジェリーでBrunch。本当はEMBAの日本人学生が来る予定だったのだが、彼は昨日中国から帰って来たばかりで参加できず。彼は日系保険会社のアセットマネジメントでリサーチをやっているので、日本市場について話をしたかったのに残念。それでも3人集まれば2時間話すには話題がつきないのがビジネススクールの学生と一緒にいると面白いところで、あっという間に2時間が経ってしまった。

勉強も楽しいけど、こうやって人と会って色んな話をするのが本当に刺激的。こういう時間の使い方が出来るのも学生だから何だろうけどね。

2011年2月17日木曜日

Cluster Cup!

CBSではCluster対抗のCluster Cupというクラスマッチがある。クラスマッチというとバスケとかサッカーなどスポーツでの対抗戦を想像するが、スポーツ以外のイベントでもCluster間で競い合う。僕らJ-Termが入学する前に既にCluster Cupは始まっているため、僕らJ-Termerは僕らの得点は2倍換算される。
今日はHappy Hourの時間を使って、Brand Bashというイベントがあった。MAC(Marketing Association of Columbia)というマーケティング関連のクラブが主体となり、パートナーシップを結んでいる消費材メーカーやカード会社などのスポンサーのもと各社の製品やサービスを「いじった」競技が催された。そこでゲームをクリアするとポイントが貰え、各自の得点の合計がClusterの合計得点となるシステムである。どんな競技があるかと言えば、例えば、AMEXスポンサーの競技はクレジットカードをボールに投げ入れた分だけポイントが貰えたり、ナビスコスポンサーの競技は3つのOreoの中身を早く舐めとった方が勝ちとか、ペプシスポンサーの競技ではペプシとコーラを飲み比べてペプシのグラスを当てたらポイントが貰えたりした。僕もいくつかの競技に挑戦し、大量得点をゲットしたが、Oreoの早舐め競争はHappy Hourのジャンクフードを食べた直後だったので、終了後相当気持ち悪くなった。





ちなみに、Reckit Benkisherスポンサーの競技はコンドームを早くバナナに被せた方が勝ちという何とも言い難い競技だったが、あっという間にコンドームがなくなり、一番盛り上がってた。ビジネススクールの学生ってのは、、まったく。

中国語スタート!

今日から中国語の授業がスタート。Columbia Business SchoolにはChazen Institute of International Businessという研究機関があり、ビジネススクールの国際分野における取り組みの中心的機関となっている。その一環としてChazenは国際ビジネスの研究のみならず、語学教育の提供や海外提携大学との交換留学の取りまとめを行っている。Chazenの語学教室はビジネススクールの学生なら誰でも申し込むことが出来て、しかもテキスト込みで1セメスター240ドルとかなり価格が安いので、入学前から学校が始まったら是非申し込もうと思っていた。正直、個人的に興味関心の強い韓国語と迷ったが、ここで趣味に走ってはいけないと自制して、中国語に決定。とりあえず1年半あれば、日常会話くらいまではいけるのではないかという淡い期待を抱きながら。
そして今日が授業初日。当然のことながら日本人は僕1人で、あとはインド人、アメリカ人、アルゼンチン人という生徒の構成。当然のことながら、初回ということを抜きにしてもやっぱり非漢字使用言語圏で育った人には中国語は相当習得に苦労する言語ということが分かった。その理由は大きく2つあって、まず何よりも「漢字」。恐らく僕らがアラビア語で書かれた文章が記号か何かにしか見えないのと同様、彼らにとっては模様か記号にしか見えない。日本人は簡体字にはなじみがないものの、それでも何とか読めるし、書こうと思えば書けるのでそんなに苦労しない。そして発音。XiやQを見るとアメリカ人は英語の発音で発音してしまうので、拼音のような発音がすっと入ってこない。逆に日本人(少なくとも僕)は英語の発音を刷り込まれているわけじゃないので、適応するのも大した問題じゃない。四声に関しては日本人だろうが、欧米人だろうが、一から学び直さないといけないことだが、それでも中国語は日本人にとっては相当有利というよりも、非アジア圏の人間が目の前で相当苦労しているのを見て、彼らがいかに不利かということを実感することが出来た。先日、中国にGDPで日本が抜かれたばかりであるが、今後ますます経済だけでなく様々な国際分野での交流が中国との間で盛んになることを考えると、日本語教育という不倶戴天のアドバンテージを生かせるんじゃないかと思う。とりあえず1年後にはHSKで4級くらいまでは行きたいと思っている。せっかく同級生にも沢山中国人がいるので、彼らにも手伝ってもらおう。

2011年2月13日日曜日

ご丁寧に・・。

図書館に行き、来週提出の宿題3つ(Corporate Finance、Accounting、Microeconomics)は全部終わらせてきた。貴重な日曜日であるが、今週から中国語のレッスンが始まるし、いつどんなネットワーキングイベントが入ってくるか分からないので溜め込むことなくどんどんやっていこうと思っているので仕方なし。ただ、チーム課題も自分でやってしまっているので、出来れば助っ人が1人くらいいてほしいものなのだが、それより何よりStrategyの中間プロジェクトで若干崩壊してしまった我がチームが立ち直るほうが先決なのであまり贅沢も言ってられない。明日は反省会を予定しているのだが、何か先行き不安だわ。
先ほど家に帰ってランチを作って一息ついていたのだが、ご丁寧に教授達から来週のReading Assignmentに関するメールが。出来ればもう少し休ませて下さい。。また図書館行くかな。

2011年2月12日土曜日

Gyukaku in New York

 今日は僕が参加しているクラブの1つであるAsian Business Association(ABA)主催のランチで日本でおなじみの牛角に行って来た。行きは地下鉄が止まってしまい、タクシーでいかざるを得なかったのだが、非常に寒くて外でタクシーを待っているのもしんどかった。昨日は比較的温かくて、セントラルパークにもジョギングに出かけたのだが。早く春が来て欲しい。雪も降り出しだし、「やっと温かくなってきた」なんてぬか喜びだったなんて思っていたのだが、捨てる神あれば拾う神あり。ちょうど居合わせたABAのメンバーとタクシーに相乗りすることになり、その中に同じくJ-Termで入学した2年生でニューヨークでのパートタイムインターンや日本のPEでインターンをしたことのある韓国人の先輩がいて非常に面白い話を沢山聞かせてもらった。J-Termは夏も授業があるためインターンをやるのはかなり難しいのだが、実際に学校が始まって新しいことを色々と学ぶと実地で生かしてみたくなってきて、真剣にインターンについて考え始めたところだったから本当に参考になった。そして彼はインターンを東京でやっただけでなく、CBSに来る前はトヨタ自動車で働いていたため、日本のマーケットのこともよく知っていて親身になって話を聞いてくれた。ランチの時は別々のテーブルになってしまったため、あまり話ができなかったけど、彼と知り合えたのは非常に大きかった。今後も彼にはアドバイスを乞いたいと思う。

さて、ランチの方も非常に楽しかった。やっぱり同じアジア人といると何だか落ち着くというかリラックするできると改めて感じた。決して非アジア人の同級生といるとリラックスができないという訳じゃない。でも、たとえアジア系アメリカ人であっても何だか見た目が似ていると一緒にいるだけで親近感が湧くし、何となく落ち着く。
でも、同じテーブルに居合わせた中国人の同級生や先輩は中国語で話しだすので、圧倒さされてしまった。ABAでは公用語は英語にすべきで、是非中国語で話したいのであればGreater China Societyでやってくれと思った(笑)そして彼らの食欲の凄いこと。かなりの量の肉が運ばれて来たのだが、あっという間になくなった。中国の経済発展は彼らのような勢いのある若者によって支えられていると感じた。食事においても大方の日本人は控えめすぎるかも。アグレッシブさというのは食事時にも洗われるのだなと思った(笑)

食事の後は台湾人の同級生と一緒にSOHOに。Uniqloに行って来たけど、凄い人でごった返していた。先日2011 SSの+Jの販売が開始したけど、SOHO店でも1階奥の専用コーナーに商品が配置されていた。これまでプライスラインは大抵「日本の元値÷100」という感覚でいたが、日本で3990円のシャツは49.99ドルになっていた。円高の影響かな。日本でもUniqloにしてはあり得ない価格帯なのに、こっちでこの金額を見ると「おっと」という感じ。意外にも人が少なかったのはそのせいかな。

それなりに先週はハードだったのだが、またもや宿題が沢山出ているので今日はこれから勉強。来週のStrategyのケースはビジネススクールで大抵どこでも勉強するらしいHBSのBSBとSky Televisionが題材。それにしてもHBSのケースはよく出来ているなぁと思う。CBSも独自のケースがあるが、今のところ目を通したケースを比較するとHBSの方が圧倒的に質が高いと思う。実際にビジネススクールに来る前はレクチャーとケースのバランスとか気にしていたが、圧倒的にケースの方が学びが多いので、今はケーススタディ指示派に改宗した。来てみないと分からないことって沢山あるなぁ。

2011年2月8日火曜日

A tough week

12月、1月と毎日のように更新してきたブログがここのところ5日おきとかになっているのでお気づきの方もいるかもしれないが、平日も週末も殆ど図書館で過ごしているくらい猛烈に時間に追われている。若干図書館が嫌いになってきた(笑)でも今週が山なので、来週になったら少しは落ち着くかなと思う(希望的観測が半分くらい)。
Strategy Formulationの課題をグループで取り組んでいるのだが、想像以上にグループワークがしんどい。何がしんどいかって、なかなか意見がまとまらないこと。皆、言いたいことを言うし、こうしたい、ああしたいと言って五里霧中状態。最初は何とかうまくまとめようと思ったけど、このメンバーをまとめるのはちょっと不可能に近いことが徐々に判明。「こんなもんかな」と諦めつつ、何とか個人個人がやりたいようにやりながらも、最終的にはまとまっちゃってる!的なチームマネジメントでも学ぼうくらい感覚にこの1週間でなってきた。

本当に、完全フラットってのは機能しない。

ジレンマ

今日のStrategy FormulationはEily LilyのCSRに関するケースだったが、そこで面白いことが起こった。冒頭、「製薬会社は途上国や貧しい人たちに対してディスカウントを提供すべきか」という問いに対し、多くの学生からは「製薬会社は社会に対して貢献すべきであり、彼らが自主的にしようが、政府の規制により仕向けられようが、ディスカウントを提供すべきである」という意見が多数だった。で、教授が「じゃあ途上国で問題になっている結核と先進国で問題になっている糖尿病とどちらに注力すべきか?」という問いにシフトした時、これまで途上国保護に回っていた学生達が糖尿病治療薬への注力を支持しはじめた。結核の治療薬は製造プロセスが複雑(発酵プロセスなどを経るため)であり、コスト高な一方で、未だにグローバルの製薬市場で大きなシェアを占める先進国では糖尿病患者は食習慣の悪化などによって増える一方と市場のポテンシャルとしても収益性も高い。やっぱり自分がいざ意思決定をする身になってみると擬似的にであっても、こういった迷いが生じるのであろう。製薬会社のマネジメントって日々こういう倫理的ジレンマと隣り合わせなんだろうなと思った。

2011年2月3日木曜日

Boggled down ( ´З`)=3 ゲップ

本格的に授業が始まってから、とにかく時間がなくて困っている。2日おきに授業があるため、予習と宿題対応に追われっぱなし。現在も来週提出予定の宿題が5つ(うち2つはグループワーク!)。挙句の果てに来週金曜日にStatisticsの中間試験が控えているため、もはや授業を受けていない間は図書館に缶詰状態。そんな中、フロリダ出身のLearning Teamメンバーは毎週木曜日夜にはフロリダに帰ってしまい週末にグループで宿題対応が出来なかったりして、若干「おいおい」という感じ。授業以外にも、Student Groupの説明会に出席したりとイベントごとが多いので、図書館が閉まるまでに勉強終えられなくて、アパートに帰ってからやるか、アパートに帰って一旦仮眠してから夜明け前に起きて勉強してる状態。お陰で3時間くらいしか最近寝れてない。とにかく来週を乗り切れば、少しは楽になると思うのでとにかく頑張るしかない。

Social Mediaの未来は明るい?

Chazen Japan Study Tourに向けて、昨日は学校近くのバーに参加者を集めてのSocial Gatheringを開いた。昨日は半分程しか人が集らなかったので、若干寂しかったが、それでもこの円高の折に日本に行きたいと言ってくる学生達だけあり、Tourに対する期待も想像以上に高かった。若干プレッシャーだが、これを機に日本のことをますます好きになってもらえればと思うし、準備を進める身としても何とか楽しいTourにしたいという気持ちが強くなった。
勿論、昨日来てくれた人達とは日本の話だけではなく、これまでの仕事とか、学校生活とか、特に2年生とはあと4ヵ月後に迫った卒業後の進路について色々と話を聞くことが出来た。あるアメリカ人学生は同じ会社に昔勤めていたらしく、しかも僕が4年前に一緒に働いていたSingaporeオフィスのManagerと一緒にプロジェクトをやっていたということが判明しびっくり。彼は卒業後、Social Media関連のStart Upを起業するらしい。それにしてもSocial Mediaの市場というのは明るいのだろうか。その場にいたインド人の2年生は既に在学中にSocial Mediaビジネスで母国インドで起業していて、卒業後はインドに帰るのだという。Facebookのユーザ数は既に5億人を突破しており、余裕で世界人口の10%をカバーしている。正直言って、これだけ参加者が増えるとFacebookを脅かすサービスを作ったとしても、成功するのは相当難しいのではないかと思ってしまう。
ニューヨークに来るまでは、ファイナンスキャリア志望の学生が多いのだろうと予想していたが、実際はそんなこともなく卒業時点で起業を考えている学生も結構多いようだ。前述のインド人の学生に実際に起業に際してビジネススクールの授業は役に立つのか?と聞いたら「勿論だ」との回答。詳しいことはあまり聞けなかったが、ネットワークばかりではないということだった。

とはいえこちらは、毎日雪だるま式に増えていく課題に追われ、若干将来のことを考えている余裕がなくなってきたのが辛い(泣)

2011年1月30日日曜日

No Disclosure Policy

成績非公開についてはStanfordは成績非公開主義で有名で、学校も生徒も企業に求められても成績公開することは無いらしい。Columbia Business Schoolには学生内の決まりは無いので、企業(特に投資銀行や戦略コンサルティングファーム)はリクルーティングの際にCorportate FinanceやFinancial Accountingの成績がAだったかどうかを聞いてくるので学生も応じているとのこと。
問題はCore Classes(必修科目)に関しては各成績の分布が決まっているので、皆がAを取れるわけでもない。そのため学生間での競争が発生し、それが協力的な環境作りだったり、新しい分野へのチャレンジを阻害しているという成績公開を否定的に見る学生もいる。かたや、成績非公開にすることによって学生が勉強に力を入れなくなるという懸念もあるため、一概に成績非公開にしたらいいのかというとそうでもないというのが実際のところ。
日本企業で成績を気にしてくる企業は殆ど無いし、後述するがJ-Termでは成績を気にする雰囲気が全く無いので、若干しみじみ感の無い話題なのだが、アメリカで就職活動をする際に成績を聞かれるのは普通らしく、特にアメリカ人は成績を気にしているらしい。J-Termは戦略ファームからの派遣やファミリービジネス出身者が多いので、あまり成績に関してピリピリした雰囲気は無いが、9月入学はキャリアスイッチを考えている学生も多いため、試験近くになると相当緊張感があるらしい。
Columbia Business Schoolでも成績非公開主義を導入すべきという提案書をJ-Termの同級生の1人がGBA(生徒会)に提出したらしいので、今晩その議論が行われるとのこと。ただ、ニューヨークという土地で非公開にしてしまうと本当に学生が勉強しなくなってしまう懸念もあるし、別に公開することについては問題ないのではないかと思う。今晩、GBAのミーティングで議論されるらしい。そんなに簡単には決まらなさそうな気がする。

2011年1月29日土曜日

Association Day

Columbia Business Schoolには100を超えるStudent Group(日本でいうサークル)がある。昨日はUrisに各グループがブースを作り、そこで合同説明会が開催された。
Japan Business Associationは勿論入る予定なのでブースに立ち寄り、その他にも気になった以下のグループのブースに足を止めて説明してくれた学生に色々と話を聞いた。

  • Management Consulting Association
  • Investment Banking Club
  • Private Equity and Venture Capital Club
  • Columbia Entrepreneurship Organization
  • Retail and Luxury Goods Club
  • Small Business Consulting Club
  • Asian Business Association
  • Wine Society
 (残念ながらBadminton Clubはブースは見つけたものの、誰も担当者がいなかったので話ができなかった。)

何故か(というか必然?)Investment Banking ClubはMembership Feeが150ドルと高いが、大体1年間の登録料が40ドルくらい。全部入ると500ドルくらいになってしまうのは痛いが、Professional系のクラブはInternshipの情報を流してくれるので、どれだけ活動できるか分からないが入っておこうと思う。

2011年1月28日金曜日

Happy Hour



 CBSにはHappy Hourというイベントがあり、毎週木曜日の7時から10時はUrisのカフェテリアがクラブになって、食事やアルコールが無料で振る舞われる(と言っても学費に込みなので還流してるだけですが)。

中でもFall, Springそれぞれ最初のHappy Hourは特別な意味を持つ。というのも、Fallは新1年生が入学して初めてのHappy Hourであり、SpringではJ-Termが加わって初めて1年生が勢揃いするからだ。最初のHappy Hourでは各クラスターに時間が割り振られて、そこでダンスとCheerをすることになっている。またクラスター独自デザインのTシャツとビールグラスを用意するのが伝統なので、そこそこ準備が大変。

Happy Hour3時間前に大教室に集まって即興のリハーサル。同級生2人が振り付けを考えてくれたので、まずはそれに従ってやってみたのだが、皆がどんどんアイディアを出していくので結構最初と変わってしまった。それでも、何となく纏まっていくのは不思議なんだけどね。日本だったら2人の振り付けに従うというのが一般的に見られる光景なんだろうが、ここでは皆が意見を主張することは厭わないし、議論するのが当たり前。パーフェクトに振り付けを覚えることはなかったが、「とりあえず叫んでおこう」というノリの部分だけ皆で確認てリハーサルは終了した(笑)

Happy Hourはとにかくもの凄い人。それもそのはず。2学年合わせて1400人ほど在籍しており、さらに学生は1人だけ招待していいことになっているから。勿論、全学生が参加するわけじゃないけど。ダンスの方は、あまりの混雑ぶりに全く練習通りに出来なかったが、「とりあえず叫んでおこう」というノリに従い、皆ずっと「Cluster X!!!」と叫んでいた(笑)

2011年1月26日水曜日

Reality?

昨日、Strategy Formulationの第1回目講義があった。そこで、これまでビジネススクールでの経験に大満足だったのだが、初めてクエスチョンマークがつきそうな出来事があった。授業でちゃんとケースディスカッションをするのは初めてだったので、結構楽しみにしていたのだが、ちょっとこの先が思いやられるような感じだった。冒頭でBen and Jerrys'の課題についてあらかた話した後に、「君がBen and Jerrys'の新しいCEOだとして、1日目に何をするか?」と聞かれて、学生達は事前に読み込んでいたHBSのケースから読み取った課題に対して片っ端から色んな施策を発言していた。これには相当違和感。まずは外部環境と内部環境分析をして事業とかエリア別の経営目標を決めて、将来的にどうあるべきか考えることが先だろ、と思う。実際のビジネスだったらそうするだろうし、うちの会社でコンサルティングする際にもそういう作業プランを引くのが普通だし。ということを言いたくて言いたくて、必死に手を挙げたのだが、冒頭の課題について話した時に発言してしまったからかまったく当ててもらえず、発言できず。教授も別に口出しをするわけでもなく、ひたすら施策について意見を引き出すばかりで、本当に?という感じだった。次の授業がつまっていたので授業後に教授と話すチャンスがなかったのでモヤモヤが残ったまま。
今朝、韓国人の友達と「あれって、何か変だったよね」と話したら「僕もそう思った。単なるブレインストーミングだし、実際のビジネスだったらまずは目標設定しないと施策に優先順位つけられないし」と同じことを考えていたらしい。教室にいる以上、現実世界と同じシチュエーションを求めるのは無理なのは分かっているけど、ちょっとがっかりだった。これが「慣らし」だったからということを信じたい。

2011年1月25日火曜日

反射神経

オリエンテーション中からスタートしたFinancial AccountingとManagerial Statisticsに加えて、今週からStrategy Formulation、Managerial Economics、Corporate Financeの3つの授業が加わって通常の時間割でのカリキュラムがスタート。毎日授業があるが時間割だけ見るとスケジュールは結構ゆったり。月曜日と水曜日に3つ授業が入っている以外は、火曜日と木曜日が午前中に2つ、金曜日は午前中に1つだけ授業が入っているだけ。通常は金曜日は授業が無くて皆就職活動にあてたり、クラブ活動に勤しんだりするのだが、春学期前半だけは特別にStatisticsの講義が入っている。しかし課題もてんこ盛りなのであんまり実際ゆっくりはしてられない。今日も午前中で授業が終わったが、学校に提出しなければならないLearning TeamのTeam Charter(チーム内での決まりごと)を話しあったり、図書館にこもってFinancial Accountingの課題に取り組んでいたらあっという間に夜になっていた。
AccountingとかStatisticsの授業を受けていて思ったが、英語で数字に関して聞いて、話すということに対してもっと反射神経を鍛えないとならんと痛感。GMATのMathで求められるのとは違い、文字に落ちていない数字や計算という数学的な情報を「聞いて」「理解して」「考えて」「話す」するというのは結構大変。日本語であれば不自由を感じないだろうが、英語だと全然勝手が違う。もっと反射神経を鍛えないと。

2011年1月23日日曜日

Japan Study Tour打ち合わせ

今日は日曜日なので羽を伸ばしたいところだけど、出かける気にならない。というのも今日のニューヨークは寒い!最高気温が−4度で、最低気温がなんと−14度。寒すぎてあまり出かける気にならない・・。幸い、宿題はたっぷりあるので家で過ごすためのネタには事足らないのだが。

さて、昨日は3月に予定しているChazen Japan Study Tourの打ち合わせ兼鍋パーティのためCBSの1年生日本人学生5人でColumbus Circle近くの高級アパートに住んでいる同級生の家に集まった。Google Mapでアパートの場所を調べた時に、Street Viewもチェックしたがアパートのあまりにゴージャスでびっくりしたのだが、実物もStreet Viewに負けないくらいの凄さだった。あんなところに住める彼が羨ましい。オンキャンパスのアパートに住む同級生と「いや、僕ら今のアパート気に入っているし」と若干強がりを言ってしまうほど、完全に負けていた(とほほ)。

Study TourはCBS公式の研修旅行で今回で20数回を数える伝統行事。他のビジネススクールでも同様の名称で学生による日本への研修旅行を企画しているところは結構あると思う。CBSでは、毎年3月のSpring Brakeの際に日本に1週間ほど滞在し、そして京都や複数社の企業訪問を通じて日本の文化だったりビジネスについてより深く知ってもらうことを目的としている。僕は1月から準備に参加させてもらっているのだが、9月入学の4人の準備のお陰で全体の行程は概ね固まりつつある。その中で僕らの最大関心事は費用面。やはり円高の影響があり日本への旅行費用がドルベースで跳ね上がってしまっている。留学生の立場で言うと円高は学費も生活費も押さえられるので非常に有り難いのだが、日本への旅行を考えている海外在住者にしてみると全然有り難くないということで、若干複雑な心境。その分を何とかカバーしようと寄付金集めに奔走。昨日時点での寄付金額をベースに計算したところ何とか学生に伝えていた予算内に収まりそうな感じだけどそれでもやっぱり高い。外国人旅行客の観光事業を強化しようとしている日本だけど、この為替だと経済的ハードルが高すぎる。

打ち合わせの後は鍋!アパートの住人である同級生が手際料理を準備してくれて、非常においしい晩ご飯になった。しかし彼本当にマメである。頭脳明晰で、語学が堪能で、エリート銀行員で、コロンビアMBAで、こんな高級アパートに住んで、家事も出来るだなんて、僕が女性だったら確実に飛びつくであろう(笑)

アパートへの帰りはちょっと寄り道してHudosn HotelでTuckの学生と1杯。彼らはCBSの同級生の知り合いで、New YorkにMcKinseyの面接のために来ていた。Hudson Hotelのオープンキッチンはなかなか洒落ていた。最近つくづく思うけど、本当にお金があると楽しい街だと思う、、ニューヨークは(泣)

2011年1月20日木曜日

Cluster Chair

今日は夕方にCluster ChairとAcademic Chairの立候補者による演説会があった。Cluster Chairとはいうなれば学級委員のようなもので、文字通りClusterのリーダーとしてCluster Xを纏め、Academic ChairはClusterとファカルティの架け橋となり学生の本分である「学業」を円滑に進めるために人肌脱ぐというこれまた重要な役割を担う。
見事に僕らの潜在意識を反映したかのごとくAcademic Chairには1人しか立候補者がいなかったが、Cluster Chairには5人の同級生が立候補し、選挙演説をした。生徒会選挙の立会演説会のようで、中学、高校時代を思い出した。彼らは言うなればリーダーになりたいと思っている人たちの、更にリーダーになろうとしているわけで、立候補するだけでも尊敬に値するのだが、それだけ彼らの熱意も相当である。堂々たる演説をしていた。

Clusterにはこの2つのポジション以外にも、Social Chairなどいくつかポジションがあり、僕はそのうちの1つを狙っているのでAcademic Chairには興味があったがあえて立候補しなかった。

選挙はオンラインで投票実施し、月曜日には投票結果が分かるはず。誰がなるのか楽しみである。

2011年1月19日水曜日

元シンガーのCBS学生

同級生には変わった経歴を持つ人間が沢山いる。Master of Musicの学位を持っているヘッジファンドのファウンダーとか、ファミリービジネスの取締役になっているベネズエラ人とか、ハーバードで政治学を学んで、NYUで生理学のPhD課程に進み、半年で止めてColumbia Medical Schoolに入って今はBusiness SchoolとのDual Degreeにチャレンジしている医学部生とか。到底日本で仕事をしていたら出会えない人間ばかりなので、彼らと話をするのは物凄く楽しい。まるでメルヘン童話を聞くような気分になる。

今日は、一緒に晩御飯を食べに行ったコロンビア人の同級生の話で盛り上がった。彼も多くの南米出身の学生のようにファミリービジネスの1つを経営者として仕切っているのだが、何と驚くことに元シンガー。しかも半端じゃない。何とデビューアルバムがコロンビアでチャート1位に輝いたことがあるくらいの人気シンガーだったというから驚きだ。「7000人の観衆の前で歌うことに比べれば、教室で発言することなんて訳ないよ。」と。納得。Youtubeにもシンガー時代の動画がアップされていると言われたので早速チェックしてみた(スペイン語で何言っているか分からないが・・)。

2011年1月16日日曜日

New York Advantage


Columbia Business Schoolの自慢の1つが「New York Advantage」。僕も受験の時に書いたエッセーにCBSを選んだ理由の1つとして上げたが、学校が始まって間もないが正直見くびっていたと思うくらいその凄さを感じ始めている。

まずColumbia Universityの学生は芸術・文化施設に無料で入れるし、JazzやNew Yorkフィルなどのクラシック、ミュージカルなどのチケットが超格安で手に入る。無料で入れる施設にはメトロポリタンやMoMAなど。ブロードウェイミュージカルは例えばWickedが通常140ドルくらいのところを50ドルとかで見ることが出来る(勿論、枚数に制限はある)。私費留学でなるべく節約したい人間にしてみると、ニューヨークの良さを気軽に楽しめるのは本当に有り難い。

そしてクオリティの高いレストランが揃っている。「スポンサー」がいる時以外にはなるべく外食をしないようにしているのだが、こっちに来てから何回かこっちのレストランに行くチャンスがあった。イタリアン、フレンチ、コリアン、ジャパニーズなどなどとにかく何でもあるし、とにかく選択肢が多くて困るほど。ニューヨークに住んで長い友達にいいレストランを教えてというとどんどんお勧めレストランが出てくる。昨日は同級生が奢ってくれたのだが(笑)、彼が紹介してくれたPerbaccoというレストランで食べたクレームブリュレパルミジャーノは本当においしかった。会社の先輩と行ったEnというジャパニーズレストランも非常によかった。外食の方は予算の都合上頻繁に堪能できるもんじゃないのだけど、年に2回開催されるレストランウィークというイベントでは超有名店も含まれる膨大な数のレストランでランチ24.07ドル、ディナー35ドルと格安で楽しむことが出来る。

またバーやクラブが多い。こっちに来るまでは「クラブとかうるさくて嫌だわー」と思っていたけど、日本の飲み会に比べるとリーズナブルでいい。素晴らしいシステムだと思う。飲みたい人間はバーで酒買えばいいし、飲みたくない人間はソフトドリンク一杯だけ買ってネットワーキングに勤しめばいい。飲まないし、食べない僕にとっては、小額で友人と色んな話が出来るのは本当に有り難い。

勿論、New York Advantageは味わいつくしたわけじゃないが、上述のようにこっちに来て1ヶ月ほどで驚くようなことがやまほど。これから学校が始まれば、学びやキャリアの機会についてその意味を理解していくような出来事が沢山起こるのではないかと期待は膨らむばかりである。

2011年1月15日土曜日

Reflection on the first week in CBS...

毎日ブログを更新するぞ、という気力はどこへやら。朝から晩までスケジュールが詰まっていたので、始まったばかりなのに挫折してしまった(笑)事実、1週間が2倍、3倍の期間に感じられるほど濃密でエキサイティングな1週間だったから仕方ない。語彙不足でうまく表現出来ないのが申し訳無いが、本当に沢山の人に会い、これまで聞いたことの無いような話を沢山聞き、ファカルティの感動的な講義を受け、パーティに行き大音量で殆ど聞こえないのに会話しているふりをしたり、とにかくとにかくこんな濃い時間を過ごしたことがあるだろうかというくらいの「濃さ」だった。

ただエキサイトする一方で冷静に考えると、やっぱり英語がまだまだだ。一筋縄にはいかないとは覚悟して乗り込んだものの、ディスカッションも日常会話もまだまだ。帰国子女でもなく海外在住経験もなく「純国産」でビジネススクールを目指される人はやっぱりTOEFL iBTで115点くらい取れるような英語力が無いと最初から議論についていくのは相当しんどいと思う。是非とも小さくまとまらないでもらいたい。勿論、足切り点がクリア出来ればいいやという話も合格するためだけであれば事足りるかもしれない。でも、全然宜しくない。HBSが109点の足切り点を設定していて、一時ふざけんな、そんなん無理だ、と思ったが、ある意味納得出来る。英語の勉強に来ているわけではないので、このハンデはやっぱり入学前に乗り越えるべきなんだろうなと思った。正直、クラスターの仲間達を見ていると留学生でも英語でハンディを感じているのはアジアからの留学生だけである。これは想像以上のしんどさや・・orz

2011年1月14日金曜日

オリエンテーションは続くよどこまでも・・・

学校が始まって急に忙しくなって大分余裕がなくなってきた。時間的にも、脳の処理能力的にも(泣)

日中はオリエンテーション、夜はラーニングチームで課題に取り組んだり、ネットワーキングで予定が詰まっているので、スケジュールがパンパン。朝8時30分くらいに家を出て、帰ってくるのは夜11時とか12時とかだったりする。やっぱり英語でのコミュニケーションはかなり改善の余地があり、脳もフル回転なので1日が終わるとヘトヘト(悔しい!)。でも他の学生は元気で一昨日の夜はボーリングに行った後にクラブに行き、4時とかまで飲んでいたらしい。ただ明け方まで飲んで授業に遅刻する学生がいるのは若干どうかなと思う。昨日の朝は遅刻する学生が続出。9時から11時でプレゼンテーションスキルに関するセミナーだったが、僕のクラスターでは2割弱の学生が遅刻、もしくはセミナー自体をスキップ。損をするのは自分たちなので、自己責任と言ってしまえばそうなのかもしれないが、流石に空席が沢山あると講師の人たちにも申し訳無いと感じてしまうのは自分だけなんだろうか。

さてとりあえず今日でオリエンテーション1週目が終了。月曜日は祝日なので3連休だ。特に課題もないはずだからゆっくりしよう。どうせ来週から講義が始まって更に忙しくなるし。

2011年1月12日水曜日

飲みニケーションすら難しや・・・

遂に、遂に、遂に、オリエンテーションがスタート。僕はCluster Xにアサインになり、Xダンスを踊るPeer Adviserの超ハイテンションな歓迎を受けた。Learning Teamのアサインメントも発表。自分で選べと言われたら絶対に選ばなさそうなチームメンバーが集っているので一抹の不安を覚えたが、ポジティブに考えれば実際に実社会に戻った時に折り合いそうなメンバーとばかり仕事をするわけでもないので、こういう最初は「うわっ」と思うようなメンバーとも上手くやっていくことが出来れば学びも多いし、自信になるのではないかと思う。

ちなみに、まだ2日しか経っていないが、想像以上に英語で苦労している。オリエンテーションとは言え、グループワークもあるし、ケースに関するディスカッションもあるので、英語で議論をする場面が相当沢山あるのだが、ネイティブは砕けた英語を話すし、スピードも速いし、非英語圏の人間はアクセントがあってなかなか聞き取れないこともあり、正直言って何を言っているのかちんぷんかんぷんな時が結構あって、自分が議論についていけているかどうか不安になるし、そういう中で流れにそったアイディアを考えるというのはかなり難易度が高い。悔しいから英語の勉強にと思って夜のソーシャルイベントにも行くが、クラブで大音量で流れる音楽のために、ここでも何を言っているのか分からず、なかなか会話が成り立たない。飲みニケーションも相当難しい。

訓練あるのみなんだろうけど、悔しいったらない。 こうなったらGossip Girlでシャドウィングするかな。。

2011年1月10日月曜日

Let's get started!

Columbia Business School J-Term Class of 2012として最初の正式イベントであるWelcome Receptionが終了。レセプションではDeanや日本の生徒会的な組織のリーダーからのWelcomeスピーチなどもあったが、Admissionから学生全体のプロファイルに関する紹介がありようやくどんな学生がいるのかが明らかになってきた。
  • J-Termは全体で203名。
  • 年齢のレンジは24才-37才。
  • International Student比率は53%。出身国トップはUS、続いてイタリア。
  • PE、ヘッジファンド、投資銀行、コンサル、オペレーションなどビジネス出身が大半だが、アーティスト、元軍人などもいる。
  • スポーツで実績を残した学生もいる。トルコ代表としてオリンピックの開会式で旗手を務めたヨット選手、オハイオ大学で全米チャンピオンに輝いたフットボール選手など。
    本当に多くの人と話すことが出来て刺激的な時間を過ごせた。レセプションでは学生が勢揃いだったので、挨拶巡りをするだけでも時間が足りないくらいだったし、DeanのGlenn HubbradやAdmissionのDeanであるMary Millerなど学生以外の人達とも色々と話すことが出来た。

    Deanは日本人学生の少なさに触れ、「こないだHeizo Takenanaとも話したんだけど、もっと日本人の学生を増やしたいと思っているし、彼も日本経済が縮小していてもっと多くの日本人が海外のビジネススクールに行って学んだほうがいいと思うと言っていたよ」と言っていた。全く同感。何が出来るか考えようと思う。

    NYに来てからMs. Millerとインタビューやインフォメーションセッションで話したことのある学生から「僕のインタビューでは半分くらい君の話をしていたよ」とか「インフォメーションセッションの冒頭で『今日素晴らしいアプリカントとのインタビューを終えたばかりで彼を合格させようと思っている』と話していたよ」ということを知り、まさかそんなにインタビューを楽しんでもらえたとは思わず、何となく色々とあったけどCBSに来てよかったなと思った。

    レセプション後は会場を移して2次会だったが、お店のスペースが小さい割に相当な数の学生がいたので殆ど身動きがとれず、あまり多くの学生と話すことが出来なかったが、それでもレセプションと合わせて相当の数の学生と会った。ただ名前を覚えきれていないので、当面は学生の名前を覚えるのに記憶領域を相当消費しそうだ。

    そういえば、日本人学生はJ-Termに僕だけかと思っていたが訂正。ハーフが1人に、クォーターが1人いることが分かったので1.75人(笑)クォーターの彼はアメリカの大学を卒業後に本の超大手ECモールR社で海外事業部で働いていた。彼と日本の大手電気メーカーS社での勤務経験のある韓国人女性と日本語で話をするのは奇妙だったがなかなか心の落ち着く瞬間だった。

    たったの4時間程度の出来事だったが、ブログには書ききれていないことがまだまだ沢山ある。今日からオリエンテーションが本格的に始まり、ClusterやLearning Teamのアサインメントが発表になるなど昨日の何倍も新しいことが押し寄せる。既にキャパ溢れ状態だが、なるべくブログには少しでもいいから感じたことを書き留めて行こうと思う。

    2011年1月9日日曜日

    What an Asian day!

    今日はかなりAsianな1日だった。

    午前中は、New JerseyのFort Leeに住む韓国人の同級生がNew JerseyのMitsuwaという日系スーパーに連れて行ってくれた。彼は妊娠8ヶ月の奥さんと1歳1ヶ月の娘さんと一緒に渡米してきている。そのため家賃の高いManhattanではなくお隣のNew Jerseyに住んでいるのだ。
    Mitsuwaに行ってみて思ったのだが、New Jerseyは物価が安い!かなり卑近な例で申し訳ないが、食品は3割くらい安い気がする。これで日用品は全くManhattanで買う気がなくなった、というかManhattanで買うのがバカバカしくなった。

    さて、お昼はフードコートにある山頭火で。これで8ドル!(670円くらい)まさかこっちで山頭火のラーメンを食べられるとは思わなかった。スーパーでは味噌と本だしを買って帰った。これで味噌の味付けが出来る!連れて行ってくれた同級生に感謝である。



    夜は明日で日本に帰国してしまう会社の先輩とDown TownのDon's Bogam(17 E 32nd St.)でコリアンディナー。この店は去年の4月にCBSにキャンパスビジットに来た際に、ゼミ仲間のYukiとそのお友達と一緒に来た店。ちょっと洋食に飽きたし、明日からはずっと学校が用意してくれるご飯が嫌でも続くので、コリアンにした。4月に来た時もかなり混んでいたけど、今回もかなりの客で賑わっていた。それにしても、New Yorkの飲食業は競争が相当激しい気がする。一風堂の例じゃないけど、人気店舗は相当待たされるのを覚悟で行かないといけないが、逆に待つ必要が無い店は予約もあっさり。予約があっさりところは、味がさっぱりか、逆に価格が(庶民にとっては)がっかりなケースなんじゃなかろうか。ということで、人気店に行く時はどうしても待たされるか、予約を取るのが難しいことを覚悟しないといけないのかも。

    日本ではコリアンと言えばマッコリを頼むのが普通だが、店のメニューになんとマッコリが無い!お店の人に聞いたら、業者が販売停止してしまったのと、店で作ろうにも米麹がアメリカでは入手困難のためおいしいマッコリが作れないのだと。あとはそもそもこっちだとマッコリを頼む客もそんなにいないということだった。アメリカ人の口には合わないのかね。

    やっぱりアジアの味は食欲が湧く。おいしかった。
    잘 먹었어요!





    2011年1月8日土曜日

    3時間待ち・・・

    昨日のニューヨークは雪。それも相当降った。流石に2週間前のような吹雪にならなかったのは幸いだったが、雪が降りしきるなからColumbus CircleからMadison Avenueまで歩くのはしんどかった。。

    さて、昨晩はニューヨークでベンダーとのワークショップに来ていた前プロジェクトのお客さんや会社の先輩にディナーに連れて行ってもらった(というか結果ご馳走になった)。

    「らーめん食べたいねぇ」という話になって、最初はEast Villageの一風堂へ。「金曜日の夜は相当並んでるって聞くよ」と言われていたので、皆覚悟してお店に向かったのだが、着いてすぐに嫌な予感。日本では考えられないくらい客が並んでる。。。そして、店員に告げられたのは衝撃の「3時間待ち」。人数が10人だったということで、もう少し少人数の団体だったらそんなに待たずに済んだのかもしれない。けど、流石に日本でも3時間待たされることは無いだろう。ミッドタウンにあるトットラーメンもそれなりに並ぶと聞くので、需要超過状態である。テナント料が大分高くつくかもしれないけど、ニューヨークで一風堂のコピー商品でも出したら相当儲かるんじゃなかろうか(笑)

    とりあえず後ろ髪を引かれながらラーメンモードを切り替えて、Greenwich Villageの日本食料理屋ENに向かった。かなりオシャレな感じの店内で、料理も美味しく、久しぶりに日本食らしい日本食を食べたので大満足だった。特に兜焼きと鮟肝が絶品!鰹節無しの蕎麦つゆで年越し蕎麦を食べていたことを考えながら、かなり有り難く頂いた。お客さんも「この料理なら、日本で食べてもおいしいと思えるよね」と言っていたくらい、クオリティは相当高かったと思う。
    今度また日本からお客さんが来たら行きたいと思えるお店の1つとなった。ただクオリティも高ければ、お値段も高いので(泣)、学生が気軽に行けるグレードの店でもない。だから、スポンサー無しでは行く気も、行ける気もしない。

    さて、今日はNew Jerseyに済む韓国人同級生の家に遊びに行く予定。あと1時間くらいで迎えに来るので、これから準備だ。

    2011年1月6日木曜日

    International Student Orientation終了

    2日間に渡ったInternational Student Orientationが終了。昨日に比べれば楽だった。慣れたのか、コンテンツが楽だったのかは不明。多分、後者(笑)

    午前中はCultural Differenceに関するセミナー。グループディスカッションのお陰でネットワークも広げられたのでよかったな。クラスでの発言について同じように今からプレッシャーを感じている学生も多くいることが分かったので少し気が楽になった。ただ、これこそアメリカ人学生が出席すべきセミナーのような気がした。留学生同士でお互いの違いを理解するよりも絶対多数のアメリカ人学生に違いを見せつけた方が意味があると思うんだけど。。ま、アメリカの大学に来てるんだから、アメリカ流にある程度従わないといけないから仕方ないか。

    午後はビザの説明あり、先輩留学生の話を聞いたりであっという間に過ぎ去った。にしても、皆着いてすぐに留学生事務所にI-20にサインを貰いに行けってあれだけ口酸っぱく言われていたのに殆どの学生が行ってないのには驚いた。MMRフォーム未提出というか気づいていない学生もいて、ガサツなのか、図太いのか割と皆適当です(笑)

    これからInternational Student Orientationの打ち上げがあるので出かけてきます。若干眠いが頑張ろう。

    Raymond教授



    これを見れば、Raymond教授を学生と間違った僕の理由が分かると思う(笑)

    International Student Orientation

    全体のオリエンテーションに先立ち、International Student Orientationがスタート。いよいよ学校生活が本格的に始まりそうな雰囲気になってきた。
    文字通り留学生向けのオリエンテーションで、留学生がキャンパス内外の「アメリカンカルチャー」に適応できるようにサポートすることが主な目的らしい。そのため内容は、キャンパス内の安全に関する案内、学生ビザに関する説明から、ニューヨークの地理・交通・文化施設・アミューズメントに関する案内、ファカルティによる模擬授業、などなど様々な内容が取り扱われる。
    アメリカの大学を卒業し、アメリカで働いていて、そのままCBSに来たというような「留学生?」と疑いそうな学生もいるが、概ねニューヨークで生活するのは初めての人間が集っているので、同じ境遇の人間通しアットホームにオリエンテーションは進んでいった。このオリエンテーションは任意だったようで半分くらいしか出席していなかったが、冒頭のVice Deanのスピーチでスペインからの留学生が最も多いということが判明。ちなみに1人しかいないのはチリ、シンガポール、ブルガリア、そして日本などの様子。そのため他の学生からは「何で日本人が1人しかいないの?」という苦しい質問を度々受けるようになってしまった。

    色々とあったが、レイモンド教授の模擬授業は面白かった。まずは何と言っても、レイモンド教授は学生なんじゃないかと思うくらい若い!それもそのはず。HarvardでPhDを取り、CBSには1999年に20代で赴任しているという驚きの経歴の持ち主で、いかにもスマートそうな雰囲気を醸しだしている。彼の研究テーマは"Corruption"であり、そもそも"Corruption"の定義は何か?、どうやって"Corruption"の発生状況を正しく捉えるか?、"Corruption"は文化なのか?、"Corruption"を無くすにはどうしたらいいのか?ということなどについて講義があった。内容は面白かったのだが、教授の英語についていくのに精一杯で2時間後には脳ミソが干からびるのではないかと思うくらいしんどかった・・。この状況がこれから延々続くと思うと少し泣きべそかきそう(笑)

    オリエンテーション後はHavana Centralで飲み会。これまた色んな人間がいて面白い。シンガポール人の女性は僕と同じ会社のニューヨークオフィスで働いていたということが分かり。意気投合。McKinseyから転職して今の会社に入ったということだったので、「何でMcKinsey辞めたの?」という話などで盛り上がった。とあるイスラエル人の学生は「コンニチワ」「アナタハカワイイデスネ」とか超怪しい日本語で話しかけてきた。日本に行ったことがあるらしく、その時に覚えたらしい。。。彼は途上国をターゲットにしたSNSを立ち上げてからCBSに来たらしい。何と、Mixiのことも知っていた。コロンビア人の学生は物流会社で働きながら、歌手をやっていたらしい。その流れで、今度皆でカラオケに行こうということになったが、アメリカ人の同級生が「カラオケと言えば日本人よね。あなたも歌って」と僕も誘われることになってしまった。確かにカラオケはMade in Japanですが、だからって日本人が歌うまいわけじゃないんだけど・・・

    ここ数日レセプションに参加したり、オリエンテーションに参加したりして思ったが、人種というのはコミュニティ形成において大きな作用をもたらすみたい。やっぱり僕も韓国人、中国人、シンガポール人などなどと話している方がプレッシャーが小さい。ただそうも言ってられないので酒の力を借りてでもいいのでネットワーキングに励もうと思う。

    2011年1月5日水曜日

    Poweful women

    今日はLow LibraryにてWelcome Receptionに参加し、その後出張でニューヨークに来ている会社の先輩に会いにMariott Marquisに行ったりと普段に比べると夜が慌ただしかった。

    Welcome Receptionは最初J-Termだけかと思っていたら、EMBAやClass of 2013の合格者なども来ていたため思っていた以上の人が出席していた。そこでアメリカ人って凄いなぁと思わされることが。。僕が到着した時にはまだ友人が会場に来てなかったので、かなりのアウェー感を感じながらグラス片手に右往左往していたのだが、そんな僕を尻目にアメリカ人は初対面の人にもガンガン話しかけていた。日本人はやっぱりこういう場面は苦手だな、と思いながらも恥ずかしがっていても仕方ないので僕も積極的にネットワーキングに精を出してみた。幸いなことに、Class of 2012 J-TermのFacebookグループにちょこちょこ投稿していたからか、何人かは僕のことを認識してくれていて打ち解けるのが早くて助かった。ただ、個人的でかなり小さい話だが、脱IT色を標榜してビジネススクールに来たのに、アプリケーションがMacで動かない場合の解決策だったりとか、BootcampとVMWareはどちらがいいのか、とか割と技術的なことについて投稿していたから「ITの問題はあなたに聞けば解決ね」というイメージ持たれてしまっていたのは少し誤算だったのだが。。

    さて、クラスメイトとの交流が始まると色々と気づくことがあって面白い。まず、ちゃんとした統計はとってないものの、J-Termは女性が結構多いような気がする。で、ビジネススクールに行こうと思っているだけでも、キャリア志向が強い女性が集まっていると思うのだが、その中にもさらにパワフルな女性がいたりする。

    ビジネススクールに来る前は国際弁護士事務所で弁護士として働いていた中国人のJaneは何と妊娠9ヶ月で来月子供が生まれる。出産すると育児で大変なので、勉強と両立させるのは難しそうだと考えてDeferすることを真っ先に考えてしまいそうだが、彼女は「何ら問題ないわ。はっはっはっ。」と笑い飛ばして余裕綽々である。。いやー、大変ですよ、って言ったけどどこ吹く風。本当に凄い。

    また、韓国でPfizerのマーケティング部門で働いていた韓国人の女性(名前を忘れてしまった・・)は何と2児の母である。しかも子供2人を韓国に残った旦那さんに預けてきたというのだから仰天である。海外経験はそこまで無いみたいで、実際にレセプションでは僕と同じくアウェー感を感じていたようで若干オドオドしていたので、大人しいのかと思ったが、その話を聞いて僕の中での彼女に対する印象は全く変わってしまった。

    彼女達以外の女性も総じてエネルギッシュである。逆に男性陣の方が落ち着いている感じがする。女性陣に負けないように男性陣も頑張らないといかんね、これは。

    また分かっていたことではあるが、学校が公表している平均年齢通り、皆若い・・。聞くと、25歳とか26歳の年齢が多い。大体社会人経験3年とか4年とかでビジネススクールに来てる。そういうことで、僕はかなりおっさんの部類に入ってしまうので、若さに負けないように年長者の味を出して行こうと思う。

    2011年1月4日火曜日

    長期的な視点で考える。

    大学時代のバドミントン部でもそうだったのだが、社会人になってからも後輩の悩みの相談相手になることが多い。心理学を専攻していたわけではないが、悩みというのは吐き出した時点で5割くらいは気持ちが楽になることが多いのではないかと思う。色んな理由があるかと思うが、とりあえず溜め込んでいたストレスからの解放と、人と共有し、かつ自分を認識してもらったという安心感等が気持ちを楽にしてくれるのではないかと思う。自分に相談しようと思って貰えることについては、光栄に感じている。勿論、自分も様々な問題を抱えている状態であり、身分不相応ではあるのだが、小さなことから大きな悩みまで先輩や友達に聞いてもらって、気持ちをリセットしながら今日まで生きてきた自分としては、相談相手になることが出来るなら、間接的な恩返しになるのではないかと思っている。悩みと一言で言っても様々で、十把ひとからげにするのは難しいが、今日はキャリアに関する悩みについて思うところを書こうと思う(ちなみに、ここでいうキャリアというのは選手としてだったり、ビジネスパーソンとしてだったりのプロフェッショナルのキャリアである)。若干唐突なトピックで恐縮だが、ここ数日思うところがあったので、書いてみることにした。

    これまでの経験上、キャリアでの悩みとして典型的なものは3つなんじゃないかと思う。

    ①本質的にはやりたいのに辛いから、今の仕事はやりたくない、やめたい。
    ②明確にやりたいことがあるから、今の仕事はやりたくない、やめたい。
    ③明確にやりたいことがないが、今の仕事はやりたくない、やめたい。

    実はこの中で①の人が一番幸せ。何故ならやりたいことが出来ているから。でもやりたいことをやっているという充実感以上に、重圧だったり、ストレスだったりを感じてしまっている。例えば試合でなかなか勝てない、独立したけどなかなか起動に乗らない、挫折を味わった時にこういう思考に陥る気がする。特にエリートと言われるような、どちらかというと高い確率で成功を掴んできたような人に多いのではなだろうか。こういう場合は、そういう阻害要因から自分の目標に目を向けなおすこと、何事もスムーズにいかないのだということを前提として取り組んでみることが大切だと思う。勿論、取り組んでみて最終的には駄目だったということになる可能性もあるが、「災い転じて・・」という結末を見ることが多かった。
    実は一番深刻なのが②の人だと思う。例えば「チームの方針で仕方なくこのポジションに」とか「自分は〇〇がやりたいのに××をやれと言われて」とかそういう状況。これは個人としての絶対的な問題ではなく、組織という枠組みにおける個人の問題なので、①のケースのようにシンプルな解決が難しい。これは「スタメンを外される」とか「悪い人事評価を下される」「昇進出来ないかもしれない」と言った不安がアクションを取ることに対する阻害要因となっている。どんなにスキルフルであっても、それを生かす場がなければ宝の持ち腐れであり、適当な権限がないがためにそれを生かせないというのは非常に悲しいことであるので、自分にとっての本来の目的と折り合っていないようで、実はそう簡単に切り離せるものではないのが辛いところだ。まずは本当に自分にとって大事なことは何かを考え直す必要があると思う。どのポジションでもいいからスタメンで試合に出るとか、これは結局は妥協ではなくて、自分の目的というのを的確に捉えてなかったということになる。よくよく考えてみて、どうしても譲れないとなったら、それはどれだけ考えても目的の順序は入れ替わらないので、明確に意思表示をすべきだと思う。短期的には損失を蒙るかもしれない。ただ、方角を間違ったまま突き進むことにより、軌道修正はどんどん難しくなる。だから自分に正直になるのが大切だと思う。それはスタンスを変えたとしても変えなかったとしても。
    一番不幸なのは③のケース。正直後輩だったら言語道断と切って捨ててしまいたくなるところだが、この場合はまず何がやりたいのかを考えようというところからスタートなのは言うまでも無い。それが見つかるまでは修行だと思って、頑張ってやってみる。逆に目標も何もないのに仕事を与えてもらえているだけ有り難いと思って、色々と学んでみる、とか、それでもやりたくないのなら別に辞めてブレークにならないから辞めることも勧めたりする。
    ①②のケースについて言えることだけど、長期的な視点で考えることが大事だと思う。短期的なストレスやプレッシャーから逃避しようとすると、なかなか幸せになることが出来ないと思う。今のストレスフルな状態は長くは続かないと考えるようになったり、失敗しても後で取り返すくらいの心意気を持つことが大切だと思う。と言っても、簡単に悩みは解決するもんでもないので、物事に対する取組も腰をすえて長期的に解決に向かって頑張るというスタンスが大事でもあるんだけどね。

    2011年1月2日日曜日

    英語+α

    まだ見ぬルームメイトのJaeは僕がNew Yorkに到着したときには既に韓国に帰省していたのだが、彼が自分の部屋を間貸ししていたらしく、昨日僕と同じく春学期から修士課程を始めるFransisicoというアメリカ人が僕のアパートにやってきた。これまで10ヶ月間ばかり韓国で英語を教えていたという25歳のFransisicoは両親がコロンビアからの移民のため両親とはスペイン語で話していた。更にUPennでは中国語を4年間勉強し、北京と上海で4ヶ月ずつ現地で中国語を勉強したこともあるので中国語もペラペラらしい(自分で"Pretty Advanced"と言っていたから相当いけるということだろう)。韓国語の方はたしなむ程度なので、会話は出来ないと言っていたが、それでも米西中の3ヶ国語がいけるというのは凄い。なんとこの3つの言語だけでも世界人口の約30%をカバーしてしまうのだ。(各言語の総話者数は概ね、英語が5億人、中国語が13億人、スペイン語が4億人なので、大体今の世界人口が70億人くらいだから、ざっと30%くらいという計算)。勿論、Fransiscoは1つの例に過ぎなくて、海外に出てくると3ヶ国語以上の言語を操る人間なんていうのは特に珍しいことじゃないが、改めて英語+αがやっぱり必要なんじゃないかと考えさせられた。

    世界経済成長の原動力が先進国からBRICSなどの先進国にシフトし、国際政治の部隊でも新興国がキャスティングボートを握り始めたのは抗えざる事実である。でも、これらの国を主導するエリート階層は概ね英語を喋るので、ビジネスや政治においても英語さえ話せれば事足りるのも事実だろう。しかし、あえて相手の懐に飛び込む必要がある場合には英語だけでは不十分だというのは僕の考え。消費者向けのビジネスを起こすとか、経済協定や安全保障の交渉など、「犬が尻尾を振っている」と思われるかもしれないが、相手の言語で臨むことが必要になってくると思う。特に今後、アジアだけでなく世界でも中国の存在感は格段に増すだろうから、英語に加えて中国語というのは今後グローバルで戦うための"Sine Qua Non"だろう。既に英語というグローバルスタンダードだけでも、やや遅れ気味な日本にとっては耳の痛いところだが、その先を見据えて日中英の3ヶ国語をマスターできるような仕組みが教育現場に導入されてもいいのではないかと思う。

    とはいってもそんな制度が出来上がるのは可能性も低いし、そもそも出来ない可能性の方が高いので、自分たちで選択していくしかない。確か横浜の中華学院は日本人の子女でも通えるらしいので、インターナショナルスクールに通わせるよりも中国語から入っていくというのは一考の価値があると思う。