2011年5月27日金曜日

Longtitude

Security Analysisの第1回目の講義で、教授のBeggがLongitudeを知ることが大事だと何度も言っていた。Longitudeは文字通り経度の事だが、彼は企業の長期的な見通しのことを意味していた。特に長期的な投資を基本とするValue Investingにおいては投資先が長期的にValueを生み出すことができるかが非常に重要である。競争環境、技術力、市場の動向などなど総合的に加味して判断を下さなければならない。BeggはLatitudeについて詳しい投資家は多いが、Longitudeが見れている人間は本当に多くないと言う。Latitudeは売上、利益率、PEレシオやROICなどその時点での企業のパフォーマンスを意味するスナップショットの情報で、これらはデータをかき集めれば簡単だと。ただ、Longitudeは先の見通しであるため、帰納的に導きださなければならないから難しい。
正直、Investment Managementの領域に進むかどうかは分からないけど、Longitudeを理解するというのはビジネスに直接関わっても、コンサルタントとしての仕事を続けても、必要なこと。そのトレーニングが詰めるのであれば、Security Analysisで学ぶことはInvestment Management以外の領域にも応用が可能だわ。

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