コア科目にOperations Management(OM)というオペレーションの授業がある。なかなかマーケティングの授業では日本企業が取り上げられることも少ないのだが、この授業では日本企業のケースが盛り沢山に出てくる。既に5回の授業を消化したが、東芝やトヨタなどがオペレーションのお手本として出てくるのだから、日本人としては心地良い。これからビジネススクールに行く方、是非トヨタ生産方式については勉強しておいた方がいいです。ただ僕の場合は必死こいて一夜漬けしたのに、あんまり話させて貰えなくて無駄骨に終わりましたが、オペレーション系は最も日本人が貢献出来る領域だと思う。
今そのOMの授業の一環で、シュミレーションゲームをやっている。
舞台設定は結構マニアックだが、シュミレーション自体は単純。
血液検査の受託業者。
病院から検査を委託し、サプライヤから検査キットを調達して、自社の検査プロセスを経て、病院に検査結果を通知するというのが大まかなオペレーション。
病院に対して提示する納期によって価格が異なり(1週間なら750ドル、1日なら1000ドル)、納期をミスると顧客からの支払いが逓減していく。
検査キットの基準在庫は設定を変えることが出来るが、調達しても、1週間在庫として滞留すると廃棄しないといけない。オーダーは週バッチ。
キャパシティは検査装置を増やすことで増強可能だが、そのためには結構な額の投資が必要。
ということで、チーム対抗で一番多く儲けたチームが勝ち、という単純明快なゲーム。別に1位になったからといって評価されるわけでも何でも無いのだが、そこは負けず嫌いの集まりということで、どのチームもそれなりに必死に在庫過多/過小やリードタイムなんかを分析し、顧客提示するリードタイムを短縮する(価格上げる)べきか、キャパ増強すべきか、何かの意思決定をしながらゲームを進めて行く。
とりあえず我がチームは上位集団殿についている感じで、今後の需要増に備えてキャパ増強の投資をし、見積もりリードタイムも1日に設定したたばかりである。明日くらいには1位かな(笑)
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