2010年7月10日土曜日

What is "Leadership"?

ビジネススクールの受験を志し、というよりも、エッセーに本格的に着手した3月頃からだろうか、Leadershipって何だろうと考えるようになった。大抵どのビジネススクールもリーダーシップ教育に力を入れているという。でも決してリーダーシップが何なのかについては明確に触れていない。

「積極性?」
「組織を率いる能力のこと?」

などなど色々な解釈が出来ると思う。なので、定義については人それぞれではあると思うが、僕なりに色々と考えた結果1つの解に辿りついた。リーダーシップとは、「組織の方向性に関する意思決定を下し、組織を導くこと」である、と。よってもって、7年間の経験から白黒はっきりつくような状況というのはかなり稀。複数の選択肢があり、甲乙つけがたい状況でも、「こっち!」と果断に決断しなければならない。こういう大体曖昧模糊とした状況で進むべき方向や次のアクションをその場その場で決めていく能力がリーダーシップなんだと思う。
だから「この人凄い!」と思った先輩たちは判断能力に優れ、進むべき方向性があり、その方向性に基づいて曖昧な状況でも意思決定出来る人たちだった。大体そういう人たちについて行くと、道中辛いかもしれないが、最終的にはちゃんとゴールに辿りついていた。だから僕の中でのリーダーは僕が尊敬する先輩たちのように意思決定ができる人たち。勿論、人間力が高いにこしたことはないが、優柔不断な人間はリーダーとしては適任ではない。

こんなことを考え始めてからか、社内の人間を見る時はこれまでとは違う見方をするようになった。それに社内の組織のこともよく考えるようになった気がする。そんな中でいくつか課題も見えてきたから、受験勉強というのは合否に関わらず貴重な経験なんだと思う。

ちなみに、WoodenというUCLAの伝説的なバスケットボールコーチが定義したリーダーシップの素質はこんな感じ。必要な要素としては確かにという感じ。

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