昨日、Columbia Business Schoolの出願を完了した。元々は6月末に提出する予定だったのが、半月ほど延びてしまった。しかし、結果的には延ばして良かったと思っている。
INSEADの出願から余り間を空けたくなかったし、CBSはRolling Decisionなので出来る限り早く出願したいと本当は思っていた。それにINSEADのエッセーを終わらせた時点で、コアバリューは両校ともに共通点があると思っていたので、そこそこINSEADのエッセーがCBSにも転用は利くだろうと思っていた。だけど、実際はそんなに甘くなかった。
CBSのエッセー課題は5月のGW明け頃に発表されたのだが、数年ぶりにPersonal Essayが出題された。そして、そのPersonal Essayが最も厄介で、仕上げるのに最も時間を使った。それでもなんとか書き上げて、6月末時点ではそれなりに形になったものができあがっていた。でも絞り切れてなかった。CBSのエッセーはINSEADのエッセーよりも沢山の人に見てもらい、これでもいいんじゃない?という人も中にはいた。しかし「まだメッセージとして弱いよね」とか「それって本当はこういうことがCharumanの言いたいことなんじゃないの?」と僕の琴線に触れるようなアドバイスをしてくれる人もいた。本当に有り難かった。次第に「まだまだ昇華の余地はある」と考えるようになった。それに、IB、PEとか戦略コンサルとか華々しいバックグラウンドのアプリカントと差別化する術はまさにこのPersonal Essayだと思っていた。Essayには自分なりの戦略が必要。というのも、Career Goalのエッセーと合わせても高々1000字そこそこで自分を表現しなければならない。出来る限り多くのメッセージを入れたいと思うのがナチュラル。でも、多くを詰め込めば字数は溢れ、字数に収めようとすれば、表層的な文章になってしまい、響かない。言いたいことは入っているのだが、内容が薄い。6月末時点のエッセーは端的に言えばそんな感じだっただろう。
そのうち、焦って中途半端なエッセーを出すよりも、時間をかけて完成度の高いエッセーを出した方がいいだろう思うようになった。Edも僕の考えに賛同してくれた。そこから7月半ばまでの2週間で一気にブレークスルーが来た。「僕ってどんな人間?」というざっくり質問に真摯に回答してくれた母、妹、そして妻と娘(娘にはお風呂で相談したけど)、エッセーカウンセラーのEd、CBSの現役学生のMさん、今同じプロジェクトにいるビジネススクール卒業生の先輩達、今度IMDに進学予定の大学の同級生、グローバルトレーニングで知り合った海外オフィスの仲間達など多くの人に見てもらった結果、そのブレークスルーに辿りついたと思う。そして、やりきった感はかなりある。願書作成の過程で相談に乗って頂いたCBSのMさんは、Essayにかなりの時間をかけ、出願プロセスにおいて最も苦労した分、今でもEssayをたまに読み返し、我ながら惚れ惚れすることがあるらしい。個人的には本当にこれ以上できないというところまで煮詰めたと思っているし、合格しようが、不合格だろうが、このPersonal Essayに取り組めたことは自分を見つめなおし、自分のPersonalityやIntegrity、Core Valueを確認する上で本当にいい経験だったと思う。
自分の夢を実現するためにも、そして助けてくれた多くの人に報いるためにも何としてもInterviewに呼ばれ、合格したい。まず最初の結果、Interview Invitationを待ちたいと思う。
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