今日は早慶戦に顔を出してきた。早慶戦と言っても、神宮を沸かす野球の早慶戦ではなく、バドミントンの早慶戦の方。毎年、開催校は順繰りに入れ替わりで、今年は慶応義塾大学日吉キャンパスが会場。実は、2007年に日吉に引越してから、1度も早慶戦に足を運んだことがなく、「お前は日吉に住んでるのに、早慶戦に1度も顔を出してないじゃないか」なんて小言を言われたりしていた。暫く日本を離れるので、ますます付き合いの悪いOBというイメージが定着してしまわないように、レセプションだけ参加してきた。
バドミントンの早慶戦も長い歴史を誇る。今年で58回目を数え、レセプションには何と第3回大会から参加されているというOBの方もいた。早稲田は男女ともに関東1部に所属し、慶応は男子が5部、女子が3部と今では実力では大きく開きがあるため、昔に比べれば見応えのある現役戦というのは少なくなってしまった。伝統の一戦というのには若干役者不足感は否めないが、レセプションでは実力は関係なく、早慶の現役、OBが一緒になって親睦を深める。その点は今も昔も(お酒の強要度は大分減ったけど)変わりは無い。上は80代から、下は10代まで集まるというのはそうそうあったものではない。
昔からお世話になっているOBの方々には留学することをご報告した。OBの中には、上場企業で役員をされている方など、ビジネス界で成功を収められている方も多くいらっしゃる。「頑張ってこい」と励ましのお言葉を沢山頂いた。僕が大学卒業時から「将来はビジネススクールに留学したいんです」と言っていたことを覚えて下さっていたOBの方もおり、「夢を実現するなんて素晴らしいじゃないか。頑張ってこいよ。」と大いに激励された。こうやって会うにつけ、色々とご指導くださる諸先輩方がいらっしゃることは本当にありがたいこと。早稲田に入り、バドミントン部に入って、4年間続けて本当によかった。ビジネススクールへの留学も振り返った時に「本当によかった」と思えるものにしたい。
さて、レセプションの場で、早稲田大学で職員をしている後輩に聞いたのだが、僕が卒業した政治経済学部にも遂に英語だけで卒業できるトラックが出来たらしい。僕が学生だった頃は国際部(海外からの留学生が所属する学部)だけが唯一英語で授業を実施していた。他学部生は英語の試験をパスすると聴講が許されたので、卒業の単位には参入されないのを覚悟で聴講試験を受け、海外からの留学生に交じって授業を受けていた。ディスカッションをベースに進む授業は本当に新鮮だった。ただし、毎回授業の準備が大変であり、"What else?"と言って生徒を当てまくる教授にビビりながら授業を受けていた。卒業後に、国際経済学科が出来たり、国際教養学部が出来たりと、グローバル化に向けた改革は進んでいったが、政治経済学部にも英語で卒業出来るトラックが出来たのはいいことなんじゃないかと思う。留学生を呼び込むことが出来、教授も学生も国際化しないといけない。今の会社には国際教養学部卒の後輩がいるが、英語も喋り堂々と海外を相手に仕事をしている。彼女は1年間海外の大学で学んでいるが、やっぱりそういう環境に身を置くということは大事だと思う。政治経済学部で学びながら英語漬けの日々を送れるのであれば、素晴らしいことだと思う。こういう流れがどんどん起こることが必要だ。
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