このブログのサイドバーにも掲載しているが、このHBS2年生のブログは本当にためになる。
http://militarytobusiness.blogspot.com/2010/10/brand-equity-vs-personal-equity.html
今回の記事は"Brand Equity or Personal Equity?"。
正直、僕は両方必要だと思う。
ビジネススクールを受験して、合格者がMckinseyとかBCGとか、Goldman SachsとかJP Morganとかのトップファームの出身者で多くを占めることを考えると、やっぱりどこの組織に属しているというのはそれなりに重要。それはどこの大学を卒業したかと同じで、所属する組織のブランドや信用によって三段論法的に評価する方がその人個人の実力から帰納的に評価するよりも圧倒的に簡単であるから。学歴至上主義と揶揄されるかもしれないが、これが現実だと思う。ここがチャンスを掴めるか否かを分ける分水嶺となるのであれば、別にブランドを追い求めるのは悪いことではないし、むしろ重要だ。
勿論彼のBlogにも書いてあるようにその後の成功というのはPersonal Equityで決まる。HBSやStanford GSBなんかのトップスクールを卒業したからとか、トップファームで仕事をした経験があるからと言って、成功が保証されるわけではない。ある意味、それだけのメッキが施されておきながら実力を発揮できなければむしろ失われる信用も大きい。だからある程度のステージになったらブランドではなく、最終的なゴールを考えて、道筋を考えて、直感的にではなく合理的に進んでいく必要がある。
ということで、どこでその軸足の切り替えをするかが問題ってことだね。難しい。。。
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