
今日のユーバー杯決勝で12年ぶりに歴史が動いた。本命中国をダークホース韓国が破り、1998年から6連覇中だった中国の連勝記録をストップ。韓国は意外なことにユーバーは初戴冠。戦力的には圧倒的に中国の方が上だったから、団体戦というのは何が起こるか分からない。
というのも、中国のオーダーはシングルスが世界ランク1、2、5位、ダブルスが同1、2位。
平均ランク2.2/標準偏差1.64。最強かつ圧倒的な層の厚さが伺える布陣。
対する韓国はシングルスが16、26、30位、ダブルスは11、12位で、平均ランク19.0/標準偏差が8.54。戦力的にはかなり劣るし、層の薄さは見るも明らか。
こうやって数値だけ見てみれば。戦力的には圧倒的に韓国の方が中国より分が悪かった。
それでも中国は韓国に負けたのだ。これはどう考えてもミラクルとしか言いようがない。
凄すぎる。感動。
明日はトマス杯決勝。中国は平均ランク5.2/標準偏差2.77。相変わらず層が厚い。インドネシアは2番手Soniの負傷が痛い。彼抜きの戦力は平均ランク10.6/標準偏差9.24(ベストメンバーは平均ランク7.6/標準偏差3.85)。明らかに代役のRumbaka(WR26位)で足を引っ張られている。インドネシアの方がダブルスに分があるだけ、シングルスで1本が取れればトマス杯戴冠も確率的にはあり得るのだけど。でもユーバーで証明されたように、数字は数字でしかない。明日のトマス杯決勝は何が起こるか。個人的にはインドネシアに勝ってもらいたい!
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