4月に新しい保育園に移ってから、新しい環境になじめず羽紗は大分苦労した。ストレスで膀胱炎になったり、新しいお友達が出来なかったのか大倉山の保育園時代のお友達の名前をよく口にしてみたり、「保育園に行きたくない」と明確に言うほど、軽い登園拒否状態になっていた。無理矢理連れて行くのは正直心苦しかったが、心を鬼にして保育園に連れていった。以前にも増して朝のイヤイヤが激しくなり、大倉山の保育園に通っていた頃よりも、着替えや歯磨きなどの登園準備に時間がかかった。保育園についても「パパ、パパ」と言って僕の傍を離れようとせず、後ろ髪を引かれるような思いで、保育園を後にした。膀胱炎の時は保育園にも行けないし、会社をお休みしなければならず、つらかった。。プロジェクトでまともな貢献が出来ていないと思い悩んでいた時だったから、家族を優先したいものの、あいつはまた、、と思われるのが嫌で、辛かった。なので、日吉の保育園に決まった時は、「これで楽になる!」と嬉々としたものだが、正直考えが甘かったなと思う。でも最近は少しずつ新しい保育園にも慣れてきたみたい。朝の準備もそんなに抵抗を受けなくなった。保育園でも、たまに僕の傍を離れないこともあるが、先生に促されればちゃんとバイバイしてくれるようになってきた。
僕の方もプロジェクトに生後5ヶ月の子供を持つ後輩がアサインされてきて、悩みを共有できる相手が出来たので若干気持ちが楽になった気がする(笑)こないだ子供が熱を出したらしく、実家からお母さんに来てもらったり、家に帰っても奥さんの代わりに子供をあやしたりして殆ど寝てないと漏らしていたが、熱どころか、救急車で運ばれたり、入院したり、しょっちゅう保育園から電話かかってきて仕事切り上げて迎えに行かなければならなかったり、自分の方が大変だったぞ!と、まだまだ甘いなぁと思ったりして、先輩気分に浸ってみたり。でも、自分を相対化しないと楽にならないって、まだまだ自分も甘い(笑)
仕事のこと、家のこと、留学のこと、最近は人間は一度に3つのことを管理するのは無理なんじゃないかと思ってきた。出来ても2つ、最適なのは1つにどっぷり集中することである。どう考えても。で、最近の羽紗の口癖は「パパとママと一緒がいい」で、どっちが欠けても嫌なんだと。平日は家族3人そろう機会なんて殆どないし、休日も最近は出願準備に忙しいし、彼女もこれからスクーリングのシーズンが始まるので、なかなか揃うことが出来ない。ああ、せっかく鼻炎が治ってきたのに、相変わらず悩みはつきないものである。
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