2010年11月20日土曜日

Durable Knowledge?

先日ブックオフにダンボール5箱分(150冊)の本を売りに出した。
結果、137点に値段がついたようで総額7183円になった。
1冊あたり平均52.4円ということになる。13冊は値段がつかなかったらしく、ゼロ円査定となっていた。

リストを作るのが面倒だったのと、本棚に眠っていたこの先読まないと思われる書籍を片っ端からダンボールに箱詰めしたので「簿価」がどの程度だったのかは定かではないが、ハードカバーと新書が大体2対1くらいで混ざっていたので平均1000円くらいだと思う。ということで簿価15万円相当がたったの4%という価値。こういうのを目の当たりにすると知識の本質的価値ってのは何なんだろうと思う。けっきょく僕の手元に残ったのは、大学時代のテキストブック(ミクロ、マクロ、計量経済、統計、経済数学など)を中心に、ビジネス書でも「古典」と呼ばれそうなポーターだったりとか、ドラッカーくらいしか残らなかった。何となく悩んだ時に手に取ってしまう自己啓発本や、タイトルに惹かれて衝動買いしてしまった格安の新書の類(羽生棋士の『決断力』を除いて)は問答無用でダンボール行きとなった。そして切なくも、10分の1~20分の1という査定を食らっているのである。

もちろん、ブックオフにこれらの本を出していれば値段がつかないか、同じように50円という査定をくらうのだろうが、僕にとっては大学のテキストや何年、何十年と読まれている本が内包する知識や情報というのはそれ以上の価値があるから絶対に売れないと思う。荷物になるが、数冊はニューヨークにも持っていく予定。

どのタイトルがいくらで売れたのかは公開されていないのだけど、気になるところではある。そんなに値段が上下動するもんじゃなかろうし、今後本を購入する時の参考にしたいんだけどね。

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