2010年11月27日土曜日

iPod, again!!

最近、常に週末は羽紗と過ごしている気がする。やっぱり羽紗と2人きりだと神経も体力も使うので、家に帰ると疲れがどっとでる。どうしても危険物が無いかとか、いきなり危険な行動に走らないか、とか、一緒にいる間はずっと集中しているし、もう既に16キロ近いのだが疲れるとすぐに「だっこ」と言い出して歩かなくなるから電車の中だったりで抱っこし続けないといけなかったりする。でも、羽紗と過ごせる週末もあと3回と考えると沢山思い出を作っておかないといけない、と思う。だから、疲れたとかは言っていられないわけだ。

今日も羽紗とデートであった。まずは、World Wide Kids EnglishのGlobal Live Showなるものを見に、世田谷区民会館まで行ってきた。英語に対する教育熱というのは高いのだろうか、やっぱり。思ったよりも多くの家族連れで混雑していた。ぱっと見た感じでは空席はそんなになかった気がする。日本語は一言も出てこないのだが、普段からDVDを見慣れている羽紗は結構楽しんでいた。最後の方はノリノリでクリスマスソングに合わせて踊っていた。初めての参加だったけど、行って良かった。Global Live Showを見終わった後は、渋谷のタリーズで2人でちょっと休憩。その後、高校の同級生の結婚式の2次会に子連れで参加するために、代官山のアロハテーブルに向かう。子連れは参加は僕1人だったので、「かわいいー」と羽紗は大人気。大人ばっかりで緊張して「早く帰ろう」と言いだすかと思ったが、すぐに場の空気に慣れてしまったらしく、ジュース飲んだり、食べ物食べたりして結構羽紗は初めての2次会を楽しんでいた。

で、その後でちょっとした奇跡が。

とりあえず挨拶だけして帰るつもりが、ビンゴ大会が始まってしまった。羽紗も結構やる気になってしまい、「じゃあビンゴ大会が終わったら帰ろう」と約束して、ゲームに参加することにした。20個くらい景品があったのだが、残り6個くらいのところで羽紗のカードがビンゴ。ビンゴになるとアルファベットを選択し、そのアルファベットに設定されている景品が貰えるという仕組みで、羽紗が選んだのは「えふ!(F!)」。するとなんと、iPod nanoをゲット!豪華景品が多数用意されていたが、羽紗の引き当てた景品はその中でもかなりいい方だった(他にはメルティキス詰め合わせ、とかもあったから)。勿論、iPod nanoの価値どころか、何を当てたのかすら分らない羽紗だったが、会場が大盛り上がりしていることを察したのか、羽紗もまんざらではなく「あてたよ!」と言って大喜び。

実は僕も妻もこれまでこういう類のゲームでiPodを何回か当てているのだが、どうやら羽紗も僕らの血を確実に引いていることが判明した。これで我が家に、もう1つ当てたiPodのコレクションが増えた。

代官山駅に向かう途中もずっと嬉しそうに当てた景品を抱えて「楽しかったねー」と満足気な羽紗を見ていると、やっぱりあと3週間したら当分会えなくなるということが、より一層辛さを増すばかりだった。

2010年11月24日水曜日

What I wish I knew when I was 20

"What I wish I knew when I was 20"(邦題:20歳のときに知っておきたかったこと)を読み終えた。
「可能性を否定しない」とか「人とうまく付き合うためには間違いを認めて素直に謝ることが大事」とか当たり前と言えば当たり前のことが書いてあるけど、そいういう当たり前のことを再確認するにはいい本だと思う。また、スタンフォード大学のエンジニアリングスクールやデザインスクールでどのような教授法が取られているのかを垣間見ることが出来る。創造力を刺激するような授業が沢山取り上げられていて、思考だけでなくて行動もクラスルームを飛び出すことの重要性を感じた。

Financial aides cannot "aid" me...

大学から奨学金の受給適格審査の結果が届いた。

結果は残念ながら"Out of Eligibility"(適格範囲外)ということで、奨学金ゼロという結果に終わった。むしろ、奨学金申請時に費やした時間とコストを考えるとマイナスになる。奨学金の申請に際しては大学側のWebサイトだけではなく、外部のサイトにも登録する必要があり、これが結構手間だった。更にその外部サイトに登録するためには何と25ドルも支払わないといけなかったので、奨学金が貰えないどころか出費までしてしまってるのだ。2年生になる前におそらくもう一度申請をするチャンスがあるはずで、その際は25ドルは支払う必要はないみたいだけど、財務状態はほぼ変わらないと考えられるから2年目に関しても受給資格を得ることはほぼ無いはず。だからこの25ドルはドブに捨てたことになる。勿論、そもそも申し込みをしなければ適格審査を受けることもない。審査を受ける権利を「買った」ということになるので、致し方ないと言えば致し方ない。ただそれなりに窮状は訴えたつもりであり、数百万ドル単位で財源が不足しているという証明も出したので正直"Out of Eligibility"というのは納得がいかない。一体全体、どれくらいの財務状態だったら"Within Eligibility"になるのだろう。

HBSの卒業生が書いた留学記に「大学の駐車場には高級外車が沢山止まっている。みな奨学金を受けるために資金的余裕を小さく見せるために外車を買っているらしい。」というようなことが書いてあったが、もしや皆そんなことを本当にやっているのだろうか。流石にニューヨークでは車はあるだけ邪魔だと思うので、Columbiaでは車は無いかもしれないけど、それに近しいことが行われてるのかも。大学が始まったら確認してみよう(笑)

2010年11月23日火曜日

Norwegian Forest

今日11月23日、映画「ノルウェーの森」のジャパンプレミアが母校・早稲田大学の大隈講堂で開かれた。校友会誌でジャパンプレミアについて知り、村上春樹作品と母校という垂涎のシチュエーションに行けるものなら行ってみたいと思ったが、叶わなかった。残念。
先ほど、ネットでジャパンプレミアの記事をいくつか見た。残念ながら主演の松山ケンイチよりも、玉山鉄二の方が見栄えがするわ、やっぱり。同性の視点から見ても、かっこいいと思う役者の1人であることは間違いない。「手紙」も「ハゲタカ」も良かったので、今回も期待したい。勿論松山ケンイチもいい役者なんだけどね。ちなみに2001年に「Boon」のオーディションで彼がグランプリを取ったのだが、まさかここまでの大役者になるとは全く想像出来なかった。本当に分んないもんだわ。どう化けるかなんて。
さて、一般公開は12月11日ということで渡米前に余裕があれば見に行こうと思っている。でも、せっかく妻を誘ったのに「映画館までわざわざ足を運んでみるものじゃないでしょ。DVDが出たらで十分よ。どうせいくなら『ヤマト』を見るべきでしょ。」と真っ向から全否定を食らってしまったので、1人で見に行く事になりそうな・・。

2010年11月22日月曜日

Challenge

ヨネックスがJ2柏レイソルとオフィシャルサプライヤ契約を結んだ。(プレスリリース

2011年から2年間柏レイソルに対してゲームウェア、トレーニングウェアなどの提供を行うとのこと。サッカーグラウンドでヨネックスのロゴを見るのは最初は慣れないかもしれない。こんな風に新しい領域を開拓しようとしていることは知らなかったし、何となく保守的なイメージがあったから、このニュースは少なからず僕の中で抱いていたヨネックスのイメージを変えた。応援したいですね。

2010年11月20日土曜日

Durable Knowledge?

先日ブックオフにダンボール5箱分(150冊)の本を売りに出した。
結果、137点に値段がついたようで総額7183円になった。
1冊あたり平均52.4円ということになる。13冊は値段がつかなかったらしく、ゼロ円査定となっていた。

リストを作るのが面倒だったのと、本棚に眠っていたこの先読まないと思われる書籍を片っ端からダンボールに箱詰めしたので「簿価」がどの程度だったのかは定かではないが、ハードカバーと新書が大体2対1くらいで混ざっていたので平均1000円くらいだと思う。ということで簿価15万円相当がたったの4%という価値。こういうのを目の当たりにすると知識の本質的価値ってのは何なんだろうと思う。けっきょく僕の手元に残ったのは、大学時代のテキストブック(ミクロ、マクロ、計量経済、統計、経済数学など)を中心に、ビジネス書でも「古典」と呼ばれそうなポーターだったりとか、ドラッカーくらいしか残らなかった。何となく悩んだ時に手に取ってしまう自己啓発本や、タイトルに惹かれて衝動買いしてしまった格安の新書の類(羽生棋士の『決断力』を除いて)は問答無用でダンボール行きとなった。そして切なくも、10分の1~20分の1という査定を食らっているのである。

もちろん、ブックオフにこれらの本を出していれば値段がつかないか、同じように50円という査定をくらうのだろうが、僕にとっては大学のテキストや何年、何十年と読まれている本が内包する知識や情報というのはそれ以上の価値があるから絶対に売れないと思う。荷物になるが、数冊はニューヨークにも持っていく予定。

どのタイトルがいくらで売れたのかは公開されていないのだけど、気になるところではある。そんなに値段が上下動するもんじゃなかろうし、今後本を購入する時の参考にしたいんだけどね。

2010年11月15日月曜日

Immunization

実は正式に入学許可を得るためには、ニューヨーク州が定める病気対して抗体があることを証明する書類を大学の担当部署に提出する必要がある。アメリカでは州によって法律が違うので、どの州でも求められるわけではないみたいだけど、New York州ではいわゆるMMR(Measeles(はしか)、Mumps(おたふく風)、Rubella(風疹))に対する抗体の有無を証明する、もしくは予防接種の履歴を医師の署名とともに提出する必要がある。勿論、仮に抗体が無い場合はワクチンを接種する必要がある。ただし、そもそも日本では義務となっているのはMR(Measeles、Rubella)のワクチン接種であり、New York州では2回接種が義務とされているMeaslesも1回しか接種する必要が無い。ということで、一般的なケースでは少なくとも渡航前にMeaselesの2回目とMumpsワクチン接種もしくは血液検査で抗体の有無を証明する必要がある。僕の場合はおたふく風邪もやったし、2007年にはしかが大流行してあらゆる大学で休講措置が取られたタイミングではしかの予防接種もやっているので追加の予防接種は不要のはずだったのだが、何と実家で僕の母子手帳が見当たらず、血液検査を受けてから抗体が無い場合に予防接種せざるを得なくなった。
当初はある筋から紹介してもらった病院で血液検査を受けるつもりだったのだが、値段の高さに目玉が飛び出て、いつも羽紗がかかっている病院で結果的には血液検査を受けることになった。というのも、最初に照会した病院では血液検査だけで12000円、仮にはしかの2回目の予防接種を受けるとなると18000円かかると言われた。要するにこの血液検査も予防接種も健康保険の対象外になるため、コストは全て自分で負担しなければならないし、そもそも価格の決定権は病院側にあるらしく、その結果これだけの値段になってしまっているらしい。しかし、羽紗のかかりつけ医の先生は基本的に儲けることには関心が無いらしく、検査会社に支払う費用に事務費用を500円くらい載せて7500円で血液検査をしてくれるというのだ(一応、検査会社の価格表まで見せてくれたので、先生の取り分は殆ど無いのは明白)。そして仮に追加の予防接種が必要になったとしても8000円くらいでいいと言うのだ。あっさり最初にコンタクトした病院の予約はキャンセルした。まったく、価格なんてあってないようなものである。

さて昨日先生から電話があり、検査結果は全て陽性だったため、追加の予防接種は不要とのこと。明日、病院に行ってフォームにサインしてもらえば基本的に完了。あとはFAXするだけ。ただ現地の幼稚園や小学校に入学する子達は数十の予防接種の接種歴を証明する必要があるらしく、大人はまだ簡単だとのこと。先生がちょうど日本からアメリカに移る子供用の書類を作っていたのを見せてくれたのだが、数がかなり多くてびっくりした。

それにしても僕の母子手帳はどこに行ったのでしょう・・。母子手帳大事です。

2010年11月10日水曜日

I am so sorry....

今日は大失態を犯した。羽紗が遠足だったのをすっかり忘れていて、お弁当を用意するのを忘れたのだ。

「あっ」と思ったのは登園後にお友達がお弁当を箱を広げているのを見てから。先生に聞いたらやっぱり今日が遠足だった!羽紗も自分はお弁当が無いことに気づき泣き出してしまう始末。先生からは「コンビニのお弁当でもいいですよ」と言われたのだが、そんなわけにもいかない。そもそもアレルギー持ちの羽紗が食べられるコンビニ弁当なんて殆ど無いに等しいし、それ以上に羽紗がかわいそう。

直ぐに家に戻ってお弁当を準備して、ありあわせだけどおかずを詰めて、水筒とレジャーシートを準備して園に届けた。おかずは大したものを作ってなかったので、とりあえず見た目だけはかわいくして(笑)プリキュアのお弁当箱とプリキュアのスプーン・フォークをディズニーランドでもらったトイストーリーのバンダナでくるみ、ムーミンの巾着に入れ、レジャーシートはディズニーランドのお土産用の袋に入れた。時間ぎりぎりまで粘ったので「パパ遅い!」と若干ご立腹だったようだが、見た目作戦に嵌った羽紗はお弁当箱を渡すと大はしゃぎ。ごめんよ、羽紗。ど忘れしてたわ。。

しかし、ハリボテだということに遠足先で気づかなければいいのだが。。。

Columbia Business School

気づいてみれば、Blogに進路について書いてなかったので、ご報告。

色々と悩んだけど、Columbia Business Schoolに進学することにした。

「色々」と書いたが、「色々」では語りつくせないくらい、正直相当に悩んだ。自分だけの基準では判断に誤ると思い、大変多くの方に話を聞いてもらい、貴重なアドバイスを頂戴した。本当に有り難く、感謝の気持ちで一杯。溢れそうである。。

中でも、Tuckの卒業生である会社の先輩はLBSにExchangeしていた経験があり、米欧ビジネススクールの違いについて1人の視点から比較するという非常にレアなアドバイスを頂くことが出来た。
また、同じように学校選択に悩んだ経験をBlogに書いていたKelloggの在校生にいきなりメールして、悩み相談したりした。彼女からは本当にグサッとくるアドバイスをもらった。「自分の選択が正しかったと後から思えるようにするしかない。」と。
そして、同期入社なのに2回も飛び級して既に弊社のSenior Managerになっている親友からも猛烈に温かいメッセージをもらった。初アサインも同じ、そして人生で一番辛かったプロジェクトでも机は隣り同士、同じ釜の飯を食ったと言える人は今の会社には殆どいないが、本当に尊敬できる「釜飯」仲間である。彼には「ポン」と背中を押された。自分の仕事も滅茶苦茶忙しくて、奥さんも妊娠中で大変な時なのに。能力、コミットメントともに絶対に彼には敵わないと思うが、こういうことされると一生敵わないと思わざるをえない。勝てるのは英語だけだ(笑)本当にありがとう。

しかし、最大級の賛辞を送りたいのは、妻に対してである。恐らく、いやきっと、受験の時から連綿と続いた僕の覚悟を問う数多の挑発的発言が無ければ、そもそも2校中2校から合格を貰うというミラクルも起こらなかっただろうし、いわんや、学校選択もここまで突き詰めて考えることは無かった。喧嘩になることも沢山あり、羽紗にも辛い思いを何度もさせてしまった(ごめんよ)が、彼女との対話なしには、この成功はなかった。基本的に意志が弱く、何事も長いものに巻かれろ気質だった僕にとって、彼女は最高のスパーリングパートナーだった(きっと、本人的には大迷惑なんだけどね・・)。かなり人間的に成長できたと思う。彼女との実戦さながらのスパーリングで。

今の僕に課せられた使命は1つだ。自分の選択を実りあるものにすること。それは、家族のため、自分のため、そして支えてくれた周囲の人たちのために。だから後ろは振り返らない、そして、批判、非難されても自分の信念を曲げちゃいけない。 自分で選んだ道を生かすも殺すも自分次第なんだ。

先日、ビザ取得のためにアメリカ大使館に行った。勿論私服で。そして超砕けた格好で、アメリカ大使館の隣にある弊社オフィスを素通りしてやった(笑)予想外に推薦状を書いてくださった弊社パートナーに溜池山王駅ですれ違うというハプニングがあった。「ビザです、ビザ」と遊び呆けているわけじゃないことを必死でアピールしたりした。よりにもよって、Nさんじゃなくても・・・。ま、どうでもいい話だが、とりあえず準備は進んでいるよってことで。

さて、このBlogの今後について。とりあえず、StanfordっぽいBlogのタイトルをColumbia風にするかは置いておいて(笑)、プレ留学日記/留学日記という形で続けていこうと思う。勿論、時間の許す限りだけど・・・。

そういうことで今後とも宜しくお願いします。

2010年11月1日月曜日

Still in work?

先週でプロジェクトを出たかと思いきや、何故か昨日今日と連続してクライアントサイトに出社し、ミーティングにも出る羽目に。朝はこれまで通りの時間に起きて、羽紗を保育園に送り、18時には保育園に迎えに行く。そして、羽紗が寝るまでは時間が使えないから、割と時間に余裕が無い。日中の8時間くらいと、夜23時~3時くらい。学校が始まったら寝れないはずなので、今のうちに寝て起きたかったのだけど(笑)

事前課題が、、終わりません、、(泣)